神戸新聞公式「うっとこ兵庫」|note

神戸新聞公式「うっとこ兵庫」

兵庫県の地方紙「神戸新聞」です。さまざまなテーマに沿って過去記事をピックアップし、記事の背景や、記事を選んだ筆者独自の視点なども交えて紹介します。「おもろいやん」「ええやん」と思った方、ぜひフォローとスキをお願いします。

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最近の記事

クラシック×アート×ハイキング×ランチを楽しむツアー 10月8日開催

こんにちは、ぶらっくまです。ここ神戸はようやく秋めいてきたかと思ったら、また日中は暑さがぶり返しています。長すぎる残暑にはいいかげんうんざりですが、今回はちょっと秋らしい話題を。 ちょうど1年前の秋にも、この「うっとこ兵庫」でご紹介した「秘密のコンサート 六甲山×クラシック」という企画の最新情報です。 神戸・阪神間に連なる六甲山系を舞台に、地元ゆかりのクラシック音楽家の演奏を楽しんでもらう「秘密のコンサート」。もともとは新型コロナ禍でリアルイベントが相次いで中止になる中、

    • 人と自然の移ろいを見つめて 新聞協会賞の連載「里へ」

      朝夕の風にようやく秋の気配が感じられるようになってきました。行く夏を惜しむには、まだまだ日中は残暑厳しいですが。いかがお過ごしですか。ぶらっくまです。 手前みそですが先日、神戸新聞にとってうれしいニュースがありました。 本紙連載「里へ 人と自然のものがたり」新聞協会賞を受賞/人と野生生物の関係の変化、レンズ通じ追う 連載では、人口減少や生活スタイルの変化、外来種問題などがもたらす人と自然界の関係の変化をテーマに、野生動物や人の営みを見つめてきました。「神戸新聞NEXT」

      • 79年前の「終戦の日」 神戸新聞はどう報じたか

        地震警戒や台風襲来など、どうにも落ち着かないお盆となりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。しばらくぶりです、ぶらっくまです。 きょう8月15日は、79回目の「終戦の日」です。この時期、神戸新聞も各面で「戦後79年」関連の記事を掲載していますが、このnoteでは、終戦を迎えた当時の神戸新聞の紙面をご紹介します。 まずは終戦を迎えた1945(昭和20)年8月15日付の新聞から。紙面では、その前日の8月14日に、米英中3国首脳による日本への無条件降伏勧告「ポツダム宣言」を

        • 【更新】パリ五輪開幕!連覇目指す柔道・阿部兄妹の軌跡と進化

          こんにちは、早くも夏バテ気味のぶらっくまです。皆さんお元気ですか。酷暑がまだまだ続きますが、こちらの〝熱い夏〟は楽しみです。26日(日本時間27日未明)開幕のパリ五輪です。 兵庫県ゆかりの日本代表選手は11競技36人。多彩な顔ぶれがそろいました。 中でも大会序盤の注目は、2大会連続で兄妹による同日金メダルを狙う柔道男子66キロ級の阿部一二三選手(パーク24、神港学園高出身)、女子52キロ級の阿部詩選手(パーク24、夙川高出身)です。東京五輪と同様、パリ五輪でも同じ日(日本

        マガジン

        • かなしきデブ猫ちゃん
          4本
        • ディープ神戸
          32本
        • 中井久夫さんが教えてくれたこと
          3本
        • 家裁調査官が行く
          4本
        • ジェンダーレンズでのぞいてみたら
          4本
        • 阪神探訪
          11本

        記事

          ブームは続くよ レトロな魅力の新スポット

          こんにちは、ぶらっくまです。関西はここ数日、梅雨明け前ですが夏本番のような暑さが続いています。皆さん、お元気ですか。熱中症にはご注意を。 今回のテーマは「レトロ」です。「若者に昭和レトロがブーム」といったニュースを目にするようになって結構たつ気がしますが、ブームは続いているようです。数日前には、こんなイベントが神戸新聞で紹介されました。 昭和レトロ楽しんで 大丸神戸店で企画展 上の記事でも少し触れている「レコード人気」については昨年、次のような記事を掲載しました。レコー

          ブームは続くよ レトロな魅力の新スポット

          街が育てたうま味 食卓を彩る「地ソース」

          梅雨空の続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。こんにちは、ぶらっくまです。突然ですが、皆さんは「地ソース」と聞いて何を思い浮かべますか。地ビールなどの「地」、ご当地の「地」です。 お好み焼き、たこ焼きなどの「粉もん」が有名な関西には、多様なソースがあります。中でもここ兵庫、神戸は屈指の「ソース王国」です。今も各社が自慢の味に磨きをかけ、そうしたソース文化を一層盛り上げようと知恵を絞っている〝ファン〟たちもいます。 各社の個性、「学会」や「専門店」後押し/神戸地ソースを

          街が育てたうま味 食卓を彩る「地ソース」

          あこがれの輝き?町おこしの切り札?まばゆい純金の○○

          こんにちは、ぶらっくまです。突然ですが、皆さんは「ふるさと納税」は活用されていますか。各自治体が寄付額を増やそうと、さまざまな返礼品を用意していますよね(返礼品競争の過熱や、自治体間の格差など問題も起きていますが)。そんな中、兵庫県の三田市が先日、ちょっと驚くモノを返礼品に追加すると決めました。 返礼品に純金トランプ、縁起良く777万円/切り札になるか、知名度アップに期待/ふるさと納税で三田市 記事によると、6月中旬のうちにも追加予定とのこと(神戸新聞NEXTで記事全文を

          あこがれの輝き?町おこしの切り札?まばゆい純金の○○

          異性の子と混浴いつまで?電車の「死体」禁止なぜ?読者の疑問調べます

          こんにちは、ぶらっくまです。神戸新聞には、読者の投稿や情報提供を基に、記者が取材を進める双方向型報道「スクープラボ」という企画があります。取り組み自体は2019年に始めたのですが、最近、受け付け方法を拡充し、「神戸新聞NEXT」内のサイトもリニューアルしました。 日々、LINEやサイト上のフォームで、日常の疑問から不正の告発まで、さまざまな声が寄せられています。兵庫県内の話題が中心ですが、全国各地に通じる内容も少なくありません。今回は、そうした読者投稿を基にした記事をいくつ

          異性の子と混浴いつまで?電車の「死体」禁止なぜ?読者の疑問調べます

          新施設が続々!生まれ変わる神戸のウオーターフロント

          こんにちは、ぶらっくまです。 つい先日、新しいもの好きの私にとって、ちょっとうれしいニュースがありました。 マリンピア神戸、11月に再オープン/ラグーン新設、周辺にレストラン 「マリンピア神戸」がある垂水区は、神戸市の南西部に位置します。淡路島と本州を結ぶ明石海峡大橋を間近に望み、リニューアルのために休館する前は、お気に入りの場所でした。再オープンは少し先になりますが、人工ラグーンなどの新しい景観が楽しみです。 もうすぐ開業の新施設もあります。上の「マリンピア神戸」より

          新施設が続々!生まれ変わる神戸のウオーターフロント

          BMWが33万円⁉ 消防車やこんなモノまで…自治体の公売・競売品

          こんにちは、ぶらっくまです。先日、神戸新聞でちょっと驚くご当地ニュースを目にしました。まずはその記事からご紹介します。 二宮金次郎像買って! 三木市が閉校した学校などの備品販売 二宮金次郎像!! かつては全国各地の学校で多く見られたそうですが、いまやその数は減少の一途だといいます。私もこの写真で久しぶりに見ました。 記事によれば、像は青銅製で、最低売却価格(税抜き)は1万円。5月21日まで参加申し込みを受け付けているとのことです。買い手がつくんでしょうか⁈ 気になった

          BMWが33万円⁉ 消防車やこんなモノまで…自治体の公売・競売品

          ドカ盛り店、映画館、ネオン看板…「復活」の物語

          ゴールデンウイークが始まりましたね。いかがお過ごしですか。ぶらっくまです。しばし慌ただしい日常から離れ、英気を養っている方もおられるでしょう。 今回はそのゴールデンウイークとは何の関係もないのですが、変化の激しい現代社会でちょっとほっとするような、「復活」にまつわる話題を。 2カ月半ほど前、神戸新聞にこんな記事が載りました。 大盛り洋食、愛され復活/昨夏閉店の豊岡「喫茶リンド」/後継募集サイトが縁結び 昨年夏の閉店時には、こんな記事が掲載されていました。 愛された「

          ドカ盛り店、映画館、ネオン看板…「復活」の物語

          散つて名残はとめませぬ~今年の桜を振り返る

          こんにちは、ぶらっくまです。つい先日まで寒の戻りに震えていたと思ったら、気付けば、ここ神戸はもう葉桜の季節になりました。皆さんがお住まいの地域はどうですか。 神戸新聞では今年も、カメラマンや記者たちが兵庫県内の桜前線を追いかけました。「今年はゆっくり桜を眺められなかった」という人も、写真だけでもお楽しみいただければ。 和の風情/播磨町・野添北公園 訪日客も笑顔/姫路市・姫路城 コウノトリと共演/豊岡市日高町 夜は別の顔/丹波市氷上町・加古川沿い 夜の桜堤/丹波市春

          散つて名残はとめませぬ~今年の桜を振り返る

          タンタン、天国へ 闘病3年「ありがとう」の声やまず

          驚いた方も多いことでしょう。「神戸のお嬢さま」の愛称で親しまれた神戸市立王子動物園のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」が3月31日深夜、旅立ちました。 本当に長い間、愛らしい姿で多くの市民らを元気づけてくれました。一方で下の年表にあるように、パートナーや子どもとの死別、闘病など波瀾万丈ともいえる生涯でした。数々の苦難を乗り越えてきた姿を含めて、多くの人がタンタンに引き付けられたのだと思います。 タンタンが阪神・淡路大震災の5年後に神戸へやってきた背景には、被災した人た

          タンタン、天国へ 闘病3年「ありがとう」の声やまず

          枝ぶりがクール 海を渡る「BONSAI(盆栽)」の美

          こんにちは、ぶらっくまです。関西は一気に春めいてきました。皆さんがお住まいの地域はどうですか。今回は、日本ならではの自然美と人工美が調和した「盆栽」の話題をお届けします。 世界の富裕層に人気、輸出額2.7倍松末さんの盆栽園を取材した動画もあります。 また、兵庫県高砂市の盆栽職人・長谷川哲也さんによる盆栽教室の様子をまとめた動画もあります。フィリピン出身の男性に、長谷川さんが盆栽の基礎を手ほどきする内容です(英語字幕付き、基礎編の①と②があります)。 電子版「神戸新聞NE

          枝ぶりがクール 海を渡る「BONSAI(盆栽)」の美

          キツネ目の男はどこに グリコ・森永事件から40年

          こんにちは、ぶらっくまです。新聞社の編集局で勤務していると、「あれから何年」という報道の機会が多くあります。俗に「節目報道」「周年報道」などと呼ばれます。 「年中行事」などと揶揄されることもありますが、戦争や大事件・大事故、災害などについて、忘れている記憶を新たにして風化を防いだり、改めて検証・考察し対策を考えたりすることには意味があると考えています。 3月18日は「グリコ・森永(脅迫)事件」の発生から40年の節目でした。事件を知らない若い方も、犯人の一人とされる「キツネ

          キツネ目の男はどこに グリコ・森永事件から40年

          「デブ猫」新章、猫好き落語家、猫助けの酒…最近の猫ニュースから

          こんにちは、ぶらっくまです。この「うっとこ兵庫」で先日、神戸新聞で連載した創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の新作絵本の発売をお知らせしたところですが… その「かなしきデブ猫ちゃん」の新シリーズのスタートが決定しました!連載開始は5月11日。第1、第2シリーズと続いてきた兵庫県内各地を巡るマルの旅も、いよいよラストシーズンとなります。 「デブ猫ちゃん」をご存じない方は、特集サイトもぜひご覧ください。 なんだか猫派のイメージの神戸新聞ですが(そういうわけでもないのですが…)

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