web系企業で一緒に仕事をしたい人のマインドセットについて|KANE
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web系企業で一緒に仕事をしたい人のマインドセットについて

こんにちは、KANEです。

この記事は #しがないラジオ Advent Calendar 2019 の二日目の記事です。

このイベントの懇親会で話をしていたときに

「Web系企業に入りたいんですけど、Web系企業ってどんな技術を使ってるんですか?やっぱりJavaScriptとか流行っている技術ですか?」

みたいなことを聞かれて、そのときに話をしたことの共有と深堀りを兼ねてこの記事を書いています。

Web系企業は流行っている技術を使っているのか?

結論から言うと、

Web系企業≠流行っている技術を使っている と考えたほうが良い

ということです。

深堀りする

実際、多くのWeb系企業では流行りの技術(JavaScriptのフレームワークやDockerなど)を利用していることが多いとは思います。
※Web系以外が流行りの技術を使っていないという話ではありません

じゃあなぜ、Web系企業≠流行っている技術を使っているなのか?

それは、因果関係に飛躍があるからです。

そもそも、Web系企業とはなんなのか?ってところですが、Webテクノロジーを用いた自社プロダクトを通して、価値を提供する企業ということにしましょう(簡単のためにこう考えてください)

Web系企業はお客様とWebを通じてやりとりをすることが多いでしょう。Web上で開発をしたものがお客様の行動に直接影響を与えることが多いです。

そのため…

便利な機能を作れば、お客様がより便利に!
高速なWebサイトを作ればお客様のイライラを軽減できたり!
バグを発生させてしまったら、お客様の信用が無くなったり…

こんなことを日常的に行っています…なので、技術がその活動のボトルネックになってしまってはいけないのです。

そのために、以下のようなことを行っているWeb系企業は多いです。

開発を高速に行うために、フレームワークを活用
サイトの速度を担保するために拡張性の高いインフラを構築
人為的な操作ミスをなくすようにインフラ構築を自動化
安全に開発するためにTDDを採用

おわかりでしょうか?

Web系企業では、お客様の期待を叶えるために選択していた手法がたまたま流行りの技術であったということが起き得るのです。(昔ながらの方法でやろうとすると職人技が必要であったりして、なかなか難しいのです…)

つまり!

お客様が先、技術が後

という考え方が大切だということです。ただ、たまにこれを勘違いして

お客様が上、技術が下

と考えてしまう人がいますが、そういうことではありません!!!(エンジニア界隈にいる身としては譲ることができないところ)

あくまでも、

お客様が先、技術が後(大事なことなので2回言います)

というだけだと思います。
そこに優劣はなく、お客様のために技術を適切に使うことができる企業がWeb系企業として発展しやすいでしょう。

Web系企業は流行っている技術を使っているのか?

さて、改めてこの問いに立ち返ってみましょう。

Web系企業≠流行っている技術を使っている

ではなく

Web系企業=お客様にWebを通じて価値を提供する必要がある=(そのために、)流行っている技術を使っている

ということになります(数学的にはWeb系企業=流行っている技術を使っているになりますが、そういうことではないのです。)

伝えたかったこと

「Web系企業に入りたいんですけど、Web系企業ってどんな技術を使ってるんですか?やっぱりJavaScriptとか流行っている技術ですか?」

という質問に対して、私の答えは

お客様との距離が近い業界なので、お客様のことをまずは考えられる技術者になってほしいです。

そして、お客様を幸せにする手段として技術力を磨ける人と一緒に働きたいなぁと思ったWeb系企業の人間のお話でした。

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