土木学会誌 第109巻 第11号 特集 土木学会創立110周年記念号ー土木の核とひろがりー|公益社団法人土木学会【土木学会WEB情報誌『from DOBOKU』〜土木への偏った愛】
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土木学会誌 第109巻 第11号 特集 土木学会創立110周年記念号ー土木の核とひろがりー

 特集主査の筑波大浦田さん(副幹事長)をゲストに,編集担当にも入っておられる前幹事長の杉木直さん,副幹事長の川口 暢子さん、そしてReiko Yamamotoさん、の5人で今月号の土木学会誌動画、略してDDの収録を行いました!

2024年11月号の表紙

 定型の導入を使わずに、自然体で今月号の特集について楽しくおしゃべり、そう僕たち5人は羽藤組(羽藤先生が編集委員長をしていた時の編集委員会の仲間)だったのです。コロナ禍で、集まってお酒も飲めず、黙々とオンラインにて24冊の土木学会誌を毎月編集せてきた仲間。確かに、しんどいこともありましたが、今になって思えば、楽しかったこと、嬉しかったことが、いろんなことに役立っています。

 今月号は、記念号なので連載はお休みして、贅沢な座組の、この10年を振り返る素晴らしい記事で編まれています!

 浦田さんも「選べない」とおっしゃっていましたが,僕とレイコさんは編集後記から読む派なので,山田 菊子さん、瀬尾 弘美さん、中村 晋一郎さんら、豪華な編集担当らの座談会となっている、編集後記おススメです。

豪華な対談となっている編集後記(必読です!)

 次に、我らが土木広報センター長小松淳さんの「土木広報不毛時代からの脱却」は,この10年の大きな変化を見やすくまとめた年表も秀逸です。

土木広報が一目でわかる!

 晋一郎さんが司会をされた、池内さんと岩本 唯史さんの対談「水防災とミズベリングー流域治水と水辺再生をめぐる10年ー」がまさにー、という内容でした。どの記事も充実していて、さすがの土木学会誌です。

水辺に関わる大切なことを網羅した,ポジティブな対談

 そして、来たる11/19(火)には、池袋のホテルメトロポリタンにて土木学会110周年記念事業が行われます。僕も「土木技術者像を描く」プロジェクトの皆さんとともに参加するので、皆さんも是非ご参加下さい!会場で笑顔でお会いしましょう◎

レイ子さんも田中尚人も関わっています!
みなさん,お待ちしています!

文責:田中尚人(熊本大学大学院 先端科学研究部 准教授)プロフィールfrom DOBOKU 副偏集長。専門は土木史、景観マネジメント、都市地域計画。趣味は散歩と妄想。文化的景観保全の研究と実践を熊本県を中心に行い、水辺の国土史を紡ぎたいと考えている。著書に恩師中村良夫先生らと編んだ『都市を編集する川-広島・太田川のまちづくり(渓水社,2019.12)』がある。