あの縄文土器がついにわが家へ……縄文雪炎クッションカバー誕生! #十日町市博物館コラボ
教科書で見たあの「縄文土器」が欲しい!個人的な想いから生まれたクッションカバーの話。
こんにちはミュージアム部の内村です。今回は私が密かにあたため続けていた「縄文土器」への想いが極まって誕生した縄文雪炎クッションカバーをご紹介します。
縄文土器とは何?
「縄文土器」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。このように呼ばれる物は日本の石器時代に作られた土器のことを指しています。
東京・品川の大森貝塚を発掘したアメリカの動物学者、エドワード・S・モースが出土した土器に縄目があることを発見し、報告書に「cord marked pottery(縄目をつけられた土器)」と書いたものが日本語訳されたことで、縄文土器といわれるようになりました。
しかし縄文土器のすべてが縄目文様を持つわけではありません。土器に縄文を施さない土器を作っていた地域もあるため、約1万6000年前~約2400年前まで続いた「縄文時代に作られた土器を縄文土器と呼ぶ」ことが現在は一般的です。
神秘的なデザインが美しい火焔型土器
さまざまなデザインが存在する縄文土器の中でも、多くの人を魅了しているのが「火焔型土器」と呼ばれるものです。
そのような火焔型土器の中で私が個人的にイチオシしている土器がこちら、国宝火焔型土器「 縄文雪炎」になります。
どうでしょうか、このフォルム! そして複雑な隆起線で表現されている文様!写真を見ているだけでもウットリしてきます……。
私がこの土器を初めて見たのが小学校の頃、社会科の教科書でした。当時、縄目の文様を机の上にみっちりと落書きしたのを覚えています。
この土器を見ることができるのが新潟にある十日町市博物館さんです。
「TOPPAKU」の愛称で呼ばれており、著名な火焔型土器・王冠型土器をはじめ、国宝・新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器(57点)や、縄文時代の土器文化を知ることができる「縄文時代と火焔型土器のクニ」。弥生時代から現在まで、技術革新により様々に変化しながら続く十日町市の織物文化を展示する「織物の歴史」。そして暮らしと関係の深い「雪と信濃川」といった常設展示や、企画展を楽しむことができる博物館です。
博物館前に着くと、早速レプリカの国宝火焔型土器「縄文雪炎」が出迎えてくれます。
今回はこちらの十日町市博物館さんに資料提供やデザイン監修をしていただき、グッズ企画を進めることができました。
国宝火焔型土器 「縄文雪炎」クッションカバー完成!
そうして完成したのがこちらのクッションカバーです。どうでしょうか、この圧倒的な存在感。どこからどう見ても火焔型土器! 全体のフォルム、色、模様の細部などを十日町市博物館さんに監修いただいたからこそ表現できたクオリティです。
こちら一見するとぬいぐるみのように見えますが、実はクッションカバーなんです。
お届け時にはこのようなペタンコの状態ですが、お家にあるひざ掛けやバスタオルなどを中に入れて形を整えることで「国宝火焔型土器 縄文雪炎」が完成します!
お手持ちのひざ掛けやバスタオルが4~5枚程度収納できるサイズとなりますが、好みの形になるように自由に詰め込んでみてください。
プランナーが伝えたいドッキドキ(土器)ポイントご紹介!
できあがったクッションのサイズは本物の縄文雪炎とほぼ同じサイズでドッキドキ!
表裏ともリアルにプリント再現されている鶏頭冠突起にドッキドキ!
土器の内側も忠実にプリント再現!当時、煮炊きした際についたという説があるオコゲの跡にドッキドキ!
縄文土器をお家で愛でながら、縄文時代を知ってほしい!
インパクト大!な縄文土器クッションはいかがでしたでしょうか。このグッズを通じて縄文土器ならではの神秘的な造形と、それが生まれた縄文時代の魅力に興味を持っていただけたら嬉しいです。
そして縄文雪炎をはじめさまざまな縄文土器を展示している十日町市博物館へ見に行っていただけるとうれしいです。
十日町市博物館ミュージアムショップでも
9月30日(土)~発売予定!
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