煮炊きしたスープを持ってランチへ!王冠型土器ランチバッグ #十日町市博物館コラボ
縄目の文様がインパクト大!縄文土器を持って今日も美味しくランチタイム。
みなさまこんにちは、ミュージアム部の内村です。日々のランチタイムにも縄文時代へ想いを馳せることができるグッズ、国宝王冠型土器ランチバッグを紹介します。
土器の使い方を学べるグッズを作りたい
十日町市博物館さんとコラボレーション企画が始まる際、「原寸大の縄文土器グッズを作る」というのは、当初から実現したいことでしたが、それとは別にもうひとつチャレンジしたいことがありました。それが、本来の縄文土器の使い方を学ぶことができるグッズ開発でした。
縄文人はどのように土器を使ったか?
十日町市博物館さんにお聞きしたところ、縄文土器の調査を進めると内面にオコゲ(炭化物)が付着しており、「鍋」として木の実や動物の肉、魚貝類などをグツグツと煮て、シチューのような料理が食べられていたことがわかったのだそうです。
縄文土器がただの飾りではなく、実際に調理をする器・鍋であった可能性が高い。この点をふまえて「煮炊きしたもの=スープ」を持ち運ぶことができるランチバッグを作ることにしました。
モチーフは王冠の名をもつ縄文土器に決定
今回ランチバッグのモチーフとして採用したのが、国宝 王冠型土器 (指定番号15・1999年指定)。
この土器は王冠のようなデザインをしているのが特徴で、そこから「王冠型土器」という名前がついたのだそうです。
十日町市博物館さんのお話では、この土器は火焔型土器とセットで出土することが多いとのこと。なぜ二つの土器が一緒に出土するのか、その理由はまだよくわかっていません。男女や昼夜、陰陽など二項対立の世界観が表わされているのではないかとの意見もあります。
国宝王冠型土器 ランチバッグ完成!
そうして完成したのがこちらの「国宝王冠型土器ランチバッグ」です。
特徴的な王冠状のデザインとリアルなS字文などを忠実に再現しました。
ランチバッグの内側はアルミ蒸着仕様に。
ランチバッグ内側はアルミ蒸着仕様。スープジャーやおにぎりを入れて持ち運ぶのにぴったり。
収納はきんちゃく仕様で簡単。
ランチバッグはきんちゃく仕様になっているので、出し入れも簡単です。
ベルトには調整可能なバックル付き。最長までベルトを伸ばして肩掛けして持ち運ぶこともできます。
ランチタイムも縄文時代の世界観を楽しんで!
ふだん使いしながら縄文時代へ想いを馳せることができるランチバッグはいかがでしたでしょうか。お家の外で使っていると、新しい縄文土器好きさんと出会うことができるかも!
十日町市博物館ミュージアムショップでも
9月30日(土)~発売予定!
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