一期一会の野鳥たち

5/10～12まで2泊3日で、渡りの中継地として名高い舳倉島（ヘグラ島）へ遠征しました。5/9の0時に名神に入り北陸道、能登道経由で10日の朝6時頃に輪島港にあるニュー舳倉航路の乗船所に到着するも9時出船までの間、雨が降り出し本降りになってきた。これは困ったっと思っていたが舳倉島に到着の頃には曇天模様になり何とか鳥見できる天候となってきたのは幸いだった。10日、11日は時折小雨模様の曇天で終日、近来稀に見る寒さに見舞われた。（現地の人の話でもこんな寒いのは初めてだと）寒くて手が悴むほどだった。帰る12日になってようやく晴れてきたという具合。
見たいと思っていたマミジロキビタキが帰る間際になってやっと見れ、念願かなったのは嬉しかった。行く前からの当初の思いは行けばいろんな野鳥が飛び交っていて簡単に見れるのかなっていう感じでしたが、一応飛び交ってはいるが肝心の見たい野鳥は笹薮やブッシュの中に入ってしまっていて出てきてくれませんね。この３日間で見れたのを列挙すると以下の通りでした。
1.シマゴマ　2．マミジロキビタキ　3．チャバラアカゲラ　4．シマノジコ　5．キマユホオジロ　6．シロハラホオジロ　7．タイワンハクセキレイ　8．チフチャフ　9．ノジコ　10．キビタキ　11．オオルリ　12．サンショウクイ　13．コルリ　14．カシラダカ（夏羽）　15．ハチジョウツグミ　16．ムギマキ　17．エゾビタキ　18．シメ　19．コサメビタキ　20．オジロビタキ　21．コムクドリ　22．アトリ（夏羽）　23．コホオアカ　24．ベニヒワ　25．アトリ等々。
この中で1～8くらいまでは国内では見られにくい、滅多に見られない？野鳥。
写した画像は2､000枚近くなり、整理できていませんし、撮った野鳥の同定も難しいのもあります。
順次投稿していくつもりですが、今日はとりあえずチャバラアカゲラから貼り付けます。
550種の野鳥図鑑にも掲載されてませんね。

〇チャバラアカゲラ（画像をクリックすると大きく見れます）
これは珍鳥中の珍鳥らしく、初めての舳倉島遠征で撮れたのはラッキーでした。舳倉島には毎年渡ってくるわけでもないらしく、例え渡って来たとしても1日で抜けたりするので今回見れたのは全く幸運としか言いようがありません。何処に、何時頃出てくるか分からない中で多くある松の木を多くのバーダーが見てて、誰かが居た！って言われてもすぐにはこちらは分からない。何とか上の方に動いているのを見つけて撮るので何枚もシャッターを押す間もなくすぐに飛んでしまう。運良く2回見れた中で貼り付けられるのは3枚だけです。
翼の白い斑紋はアカゲラと比べて細かくて多いように思います。頭部が赤いのも居るそうですのでアカゲラと同じくこれは赤いのがないようなので♀のようですね。
平成17年５月に日本初記録とわかったらしい。アカゲラのなかにこんな野鳥が居てたなんて！


2回目は明るくって露出の失敗でしたが何とか横向きのが撮れましたが。