2023年03月 : 白血病から回復、そして食べ歩き

白血病から回復、そして食べ歩き

急性骨髄性白血病(前骨髄球性)を機にブログを開始。2018年8月頃までは闘病記中心。 それ以降は、あざみ野・たまプラーザを中心に食べ歩いています。

2023年03月

娘の大学卒業、就職祝いをということで、この日開けたのは、
こだわり辛口シャンパン5本セット@15950(定価@33880)で購入した中の1本
ガルデ・ブリュット・トラディション単品だと@6600
1895年創業の名門。
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裏ラベルはシンプル。葡萄はピノノワール45,ムニエ45、シャルドネ10。
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注ぐと濃い目の黄金色。
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すきっと爽やか系のシャンパンで、コクや余韻は控えめでした。
でも妻や娘には好評。
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お祝いということで、ご飯はふるさと納税で頂いた鰻。
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塊肉を買ってきてローストビーフをこしらえました。
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付け合わせの野菜もね。
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デザートは茨城県笠間市のふるさと納税で頂いた、壺バーム。
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横から見ると結構な高さがあります。
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以下は断面。
良く締まったバームクーヘンにチョコがたっぷりかかって美味しかった。
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昨年に5本セットで購入したピッチーニ・プロセッコ・ヴェネツィアンドレス
単体だと@2398。
ドレスボトルと一緒の5本セット@7700でお得にまとめ買いしたもの。
ドレスボトルでない普通のも美味しかった。
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最後の1本となるこちらを開けます。
首の長いフォルムが美しい。
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プロセッコDOC。
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葡萄はグレーラ100%。
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注ぐと淡いめの黄金色。炭酸強め。
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プロセッコにしてはシャープな味わい。酸味強めで甘さ控えめ。ただ、飲み進めて温度が上がってくると、プロセッコ特有のまろやかさとほの甘さが。なかなか行けます。
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この日開けたのは
ファルネーゼ・ドン・カミッロ@2332
カミッロさんはファルネーゼの設立者。
ファルネーゼは何回か飲んでますが、直近のは丁度1年ほど前のモンテプルチアーノ・ダブルッツオかな。
元々はファルネーゼの王子と結婚(1582)したオーストリアの王女マルゲリータが、この土地でワイン造りに身をささげたことが期限。それを再建しようとカミッロ・デ・ユリウス氏が1990年にワイン造りに着手しファルネーゼの名前が復活。
今ではイタリアを代表する大生産者の1つです。
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購入したのは、ワイン王国でソムリエが「今年最も売れた1本」「どんな料理にも合う1本」と紹介していたのを見て。
ルカマローニでも95点と高評価。
葡萄はサンジョヴェーゼとカベルネ。
裏ラベルにはドン・カミッロのいわれが詳しく。
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注ぐと濃い目の紫色。
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なるほど。香りや味わいが期待していたほどガツンとは来ない。
でも口当たりに果実味が程よく広がり、後味にタンニンもしっかりと感じる。
ミドルボディという感じ。
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この日は買い物に南町田グランベリーパークへ。
いつもレストランが混むので少し早めにこちらへ。
SEAFOOD JO’S
株式会社アメリカンハウスが経営。
特にアメリカにある店の支店というわけではない様子。
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壁にはカジキマグロやサンフランシスコの写真など、アメリカンな感じが旨く演出されている。
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まずはビールから。
ヒューガルデンレギュラー@980、妻はコロナ@750。
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蟹のタルタルとアボガドのマンゴツリー@1580。
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クラブケーキっぽい感じの料理。なかなか映えます。
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マンゴー、アボガド、蟹と素材の味そのままの組み合わせ。
アメリカ料理という感じで大変美味しい。
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炭水化物として注文したチョッピーノ・リゾット@1680が次にやってきた。
チョッピーノというブイヤベース的なのがこの店の名物で、これはそのリゾット版。
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結構トマトの酸味が鮮烈に。蟹の爪は割るのが難しく食べられなかったが、海老は肉厚。
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赤ワインのグラス@680を頂く。シラーかな。
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お店お勧めのガーリックステーキ@3280。
上にニンニク1塊丸ごと乗ってます。
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ガーリックと塩コショウで味はしっかりついてる。
ビーフはアンガス牛かな?噛み応えあり。
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丸ごとのニンニクも頂きます。
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肉に乗せて。旨いけどしばらくマスク内がニンニクスメル満載だった。
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昔仕事で何回か行ったアメリカを思い出させてくれる味。
たまにはいいですね。

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池波小説は信州上州の歴史に焦点を当てることが多い。
真田太平記がその代表だが、このまぼろしの城は、群馬県沼田市を舞台に展開する物語。
帯には上杉・武田・真田に翻弄された悲劇の城とあるが、悲劇の根源はこの沼田に策略を張り巡らす人物が入ってしまったことによる。
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沼田の主、沼田万鬼斎に取り入ろうと、金子新左衛門が自身の娘ゆのみをけしかけるところから物語は始まる。この時代は権謀術数は当たり前。そうでなくては出世どころか生き残っていくことも難しい。
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ただ、金子新左衛門を筆頭に、沼田万鬼斎、ゆのみと言った物語の中心人物が、自分中心主義で陰謀好きということから、物語全体に暗い影を落としている。
この3人以外は、万鬼斎の後を継ぐ三男弥七郎だったり、ゆのみの息子の平八郎だったり、人を疑うことを知らぬ善人である。しかし、善人はどんどん死んでいく、否、殺されてしまうのである。


戦国時代では、人が好いだけでは生き抜けないということがまざまざと示される。
しかし、沼田城内で繰り返された権謀術数も、最後は真田昌幸に簡単に飲み込まれてしまう。
政治活動の虚しさを示しているとも考えられる。

単純明快に読後感爽快という感じの小説ではない。
が、ある意味での人生の縮図を描いている物語でもある。







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