2022年10月 : 白血病から回復、そして食べ歩き

白血病から回復、そして食べ歩き

急性骨髄性白血病(前骨髄球性)を機にブログを開始。2018年8月頃までは闘病記中心。 それ以降は、あざみ野・たまプラーザを中心に食べ歩いています。

2022年10月

10月上旬、かっぱ橋道具祭り2022に行ってきた。
銀座線田原町駅で降りて合羽橋通りを行くと、ニイミ会長の巨大看板がお出迎え。
この手の祭りに行くのは、世田谷ぼろ市以来。
コロナでこういった祭りが中止になっていたということもある。
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土曜日で人手が予想されたので、開店時間10時を狙って訪問。
朝早めに行って、お目当てのものは一応購入。
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お昼の時間になったので、浅草六区まで歩いてきてこちらを見っけ。
リスボン
老舗洋食屋で有名店の一つ。店舗は新しくなってるが、看板とかは昔ながらな感じ。
12時10分前入りで、店内待ち2組目。
食事の調理スピードは正直なところかなり遅め。
食事にありつけるまでに30分ぐらいはかかった。
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結構歩き疲れたので中瓶@600を。
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箸袋も伝統を感じさせる。

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運ばれてきたのはポタージュスープ。白めの色合い。
スープはこれかチャップスイ(野菜スープ)と選択可。
(だが、調理スピードの遅さを懸念し、2人ともポタージュで揃えた。)

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浮かんでいるのはクルトンではなくクラッカー。
優しい味わい。美味しいです。
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上ロースかつセット@1500(スープとライス)
特上@1900がメニューにはあったが、この時はやってないとのことでした。
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揚げ焼きしたような感じで、衣がこんがりと焦げている。
真ん中にはケチャップ。
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こちらが断面。カツは薄め。基本的に火は通っている。
柔らかくてしっかりとした脂と肉の味。とても美味。
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妻が頼んだヒレカツセット@1900。
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お裾分けをいただいた。
一口ヒレカツなんだね。こちらはしっかりとした食感。
脂は少なめでサッパリと頂けた。
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浅草って雷門と仲見世しか知らなかったが、結構広いんだね。
今度は浅草メインでこなければ。


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四半期毎の検診の後。
その結果に気をよくして、この日は自由が丘駅からはるばる10分歩いてこちらに。
モン・サン・クレール
著名なパティシエ辻口博啓氏の店。
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店は勿論綺麗ですが、ドアは年季の入った感じ。
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明るい店内、ケーキのショーケースは整然と。上に並んでるのはパン類。
夕方だったこともあり、ショーケース内は商品少な目だが、待たずに購入できた。
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これ持って自由が丘の街を歩くのは、なんか気分がいい。
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購入したのはこれら5つ。
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最も高額だったプレミアムセゾン@1080。葡萄がふんだんに入ってるから高いのも仕方ない。
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これは娘が。ケーキにするにはもったいないぐらい葡萄がジューシーで美味しかったとのこと。
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モンブランのダブル!
左の背の高いのがレギュラーのモンブラン@680、右が利平栗のモンブラン@820
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これらは息子が。
利平栗の方は、ザ・栗という感じで栗の風味を前面に押し出したもの(だったらしい)。
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レギュラーの方は、リキュールも入ってケーキとして完成されたタイプ。芯にはビスケット生地。
モンブランでここまで違いがあるとは!(自身は食べてないが)
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メルベイユ@720。
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割ってみると、ババロアの下に・・・。
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果物のソースとクリームの層が。結構さわやかな味でした。
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アンプル@700も行きます。
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こちらは丸々キャラメル味のババロア。
底のビスケットがクリスピーでベストマッチ。結構甘くて濃厚だった。
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たまには有名店の洋菓子を頂くのも楽しい。

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四半期毎の検診の日、午後休取って奇跡の町自由が丘で途中下車。
前回の麦府に続いて中華巡り。
調べるとまだまだある。
ネットで評判の良かった梅華ヘお邪魔。
駅北口を出てガードをくぐった飲食店密集地にある。想像したより綺麗で新しい。
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表にはママさんの肖像が。実際に取り仕切っていらっしゃいます。
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ショーケースもバッチリ。そして
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今回のお目当てはこちら。ネットで評判だった三鮮麺。
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平日13:00入店で、店内3人待ち。
1人だったので、先に丸テーブルを4等分した1人席に通される。
店内はご高齢の方、そして女性比率が高い。それも上品なマダムの方々。
高級店という訳ではなく町中華なのだが、なんかオサレ。
やはり場所がそうさせるのか。
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でやって来ました三鮮麺@1210(税込)。
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焼きそばか炒飯用の薄い皿に入って登場。
てっきり餡掛け麺かと思いきや、
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れっきとした汁そば。ちょっと驚き。
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白菜、インゲン、葱といった野菜類に、木耳と豚肉、海老、そして
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鶏肉も。豚・海老・鶏で三鮮ということ?(未確認)
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麺は中太で割と噛みごたえのあるストレート麺。
サクッと食べられる量です。
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でもう一つネットで評判だったのが餃子@1045。
ハーフはなく、1人には量が多かったが、この8個入りを頼むしかない。
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皮はしっかりとした厚みのあるタイプ。
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餡は真っ白で粒子が細かく肉団子的な感じ。
ニンニクも効いていて個性的なタイプ。
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結構多かったけど腹も減ってたので何とか完食。
評判になるだけの事はあり、中々いい店でした。
流行っているのもわかる。

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池波正太郎なら時代小説か、と思って買ってみたら、意外にも現代小説主体。
現代と言っても戦後の混とんとした時期が舞台なのだが。

著者が31-36歳(昭和29-36年)とごく初期の作品で7編の現代小説と2編の時代小説が収録。
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最初の小説「厨房にて」「禿頭記」「機長スタントン」は初々しい習作。
「娘のくれた太陽」「あの男だ」「母ふたり」は大衆読者を意識した初期作品。
「踏切は知っている」は直木賞受賞第一作。
「夢の階段」「おみちの客」は独自の方向性を打ち出した時代小説。
解説にて、各作品の背景が分かりやすく説明される。
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現代小説のあたりは、著者自身の経験を背景として書かれたものであるらしい。
時代は戦後の混乱期。誰もが未だ敗戦の体験を背負い、卑屈になって生きていた時代。
「機長スタントン」は、米国人のスタントンの豪邸で住み込みで働く日本人が、豊かな物資のおこぼれを奪い合う浅ましさを描く。
今では忘れてしまった豊かさを追い求めていた時代、欲望がより表面に出ていた時代の生々しさが何とも言えない。読後になんというかぬめっとした印象が残る。これは著者云々よりも、当時の人間模様がそうだったということだろう。

時代小説の方が、背景が今と違い過ぎるせいか、刀の切り合いとか血生臭い場面でもあっさりと読める気がする。戦後すぐの現代劇は、見たくなかった場面を見せられている感じがしてしまう。
でもこれも間違いなく日本が通ってきた一時代であり目を背けるべきではないんだろう。


有楽町で午前中仕事があり、ビルの地下でランチ場所を探す。
新東京ビル地下で、こちらを見つけてイン。
舎鈴
六厘舎の流れを汲むつけ麺の店。
記事執筆現在で、東京中心に関東圏で40店舗以上を展開。
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色々味変グッズが常備。
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レギュラー並を押したつもりが、生七味つけ麺@790に。9/2から売り出してたらしい。
まあ生七味は好きなので無問題。
つけだれは色薄め。魚介出汁に鶏と豚を重ねたスープ。あまり匂いはしない。
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生七味はたっぷり。麺にまぶすようアナウンス。
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メンマは普通。
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鶏チャーシューですかね。そこそこ分厚め。
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麺は勿論太麺。ごわごわ感はなく表面はつるっと。
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まずはそのままつけ汁に。今の基準からするとパンチは弱めに感じるかも。
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次は生七味を絡めて。とはいえさほど辛味はなく七味の風味が加わる。
うん、この方が満足感が高いかも。
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麺に満遍なくまぶして完食。並盛でも結構量がありました。
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味変アイテムを使い忘れたので、スープ割時に梅と柚子をイン。
美味しく頂きました。
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