2021年07月 : 白血病から回復、そして食べ歩き

白血病から回復、そして食べ歩き

急性骨髄性白血病(前骨髄球性)を機にブログを開始。2018年8月頃までは闘病記中心。 それ以降は、あざみ野・たまプラーザを中心に食べ歩いています。

2021年07月

この日開けたのは
ナーリーヘッド 1924 ダブルブラック@2280
購入はナショナル麻布です。
広尾訪問の際、駐車場利用のために購入。

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このワインのこと知らなかったんだけど、
とってつけたような金賞の札に騙されて手に取った。
実際USワイナリーオブジイヤーとかに何度も選ばれているらしい。
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禁酒法時代にカリフォルニア北部で作られたのが起源。
いまでも大胆で反抗的なのが特徴らしい。
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葡萄はジンファンデル主体。イタリアでいうプリミティーヴォね。
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ファーストアタックで甘みが来つつ、後味にタンニンの渋みもある。
これは確かに美味しいね。
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適当に買ったものですが広いものでした。
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読書感想文94の続き。
読んでて初めて気づいたのだが、壮大な中国歴史ロマン第5部作の最初だったのね。
(帯に書いてあるやんか。)
蒼穹の昴の後、珍妃の井戸、中原の虹、マンチュリアンレポート、天子蒙塵、と続く。
(無知で済みません。)

でも偶々最初に手に取ったのがシリーズ1番目でよかった。
また、今後中期入院を控えている身なので、シリーズになっているのも良かった。

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私が思うに、日本人にとって中国文化には憧れというか近しい感覚はあると思う。
中華料理は皆好きだし、米国とかで住んでる場合にはアジア人同士仲良くなる。
そして、中国を舞台とした歴史小説は凄く売れている。
日本の歴史と比較してスケールが違うし(例えば戦争時の人数が10倍ぐらい)、やることがぶっ飛んでるし(日本には宦官はいない)、変化(滅ぼしたり滅ぼされたり)も多い。
でも毎日のように、7テレビやSNSを通じ、互いの誹謗中傷ばかりがスクリーニングされて聞かされている。
文化や歴史と現政権と人民とを区別して、冷静に判断しないとね。


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それはともかく、本の中身である。
第2巻では主人公の2人、文秀は順調に役人の階段を上る一方、春児ののし上がり方が何ともドラマチックである。××を自らちょん切った後、宮廷の傍にある元宮廷宦官のたまり場の貧民窟に流れ着く。そこには、西太后の気まぐれで罰を受けた挙句追放された元皇室料理人や、らい病で宮廷を去らざるを得なかった元一流の舞台役者がいる。それら一流の師匠にしごかれ、宮廷に送り込まれるのである。
一流の動きを身に着けた春児は、忽ち西太后のお気に入りになる。


それはそれとして、政府内は政策実務を握って話そうとしない西太后と、血を分けた息子ではないものの聡明で執権能力がある光緒帝派に分かれている。文秀をはじめとする世の中を憂い正しい心を持つ役人は、今(この時点)の中国の落日ぶりは西太后の政治の専横にあると考える。(今でもこの解釈が一般化している)西太后に対し政権を譲り頤和園に隠居するよう迫るわけだが、西太后は政権を譲ることには同意するものの、一向に隠居する気配はない。


一方、春児は西太后の側に立っている。西太后側からみると見える景色が違う。西太后は祖父の乾隆帝の霊から、「この中国の体制は末期であり崩れるしかない。その幕引きができるのはお前しかいない。そのためには、民がいくら苦しんでも鬼になるしかない。」と諭される。誰にも相談できず一人で世界一の苦悩を抱き続けるのである。しかも、西太后と光緒帝ら2人は互いに信頼と慈愛で結ばれている。西太后は自分の苦悩を光緒帝に肩代わりさせることをなかなかできずにいる。
この解釈は考えたこともなかったので新鮮であった。


とはいえ、西太后の取り巻きは絵に描いたような悪人ぶりだし、青年将校的正義感の役人たちもそれはそれだし、軍閥の李鴻章を巻き込んで三つ巴の展開になっていくのである。続く
















トリュフベーカリーの続き。
広尾橋の交差点を渡り、広尾散歩通りを散歩。
オサレな店ももちろんあるけど、昔ながらの店もチラホラ。
その中に結構渋い魚屋さんが。
鮮魚小売りと魚定食の店 福田屋
なんと1929年創業とのこと。もう92年か!!
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近くに寄ってみると、なんと定食をやっている。
場所柄か英語も併記。
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魚屋の横の入り口から奥に入るとカウンターがある。
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こちらがメニュー。流石魚屋だけあって種類が豊富。
少し迷った挙句選んだのが・・・。
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銀ダラ照り焼き定食@1150。隣の女子も頼んでいたので結構人気の様子。
ちょっと驚くのが出てくるスピード。
カウンター向こうの作業は見えないのだが、魚を焼いている風の所作もなく、時間かかりそうかなーと思っていると、3分程度で到着。早!
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早いからと言って作り置き感はなく、ちゃんと焼かれており香ばしい。
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皮のしょっぱさと、銀ダラのほろっとした味わい。
間違いない。
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味噌汁は魚のアラで炊いたもの。具は少な目。
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ひじきも美味しいです。
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場所柄に似合わずリーズナブルに昼食が摂れるいい店。
もうすぐ創業100周年だね。

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オリンピックってついてると見ちゃうな。やはり。
日本人のメダルラッシュが凄いけど、無観客とはいえ、ホームゲームだと気持ちが保つのかな。この結果に後からケチがつけられないことを祈ります。

さて、6月末の宣言開け最初の週末のこと。
妻を都内に送りついでに広尾に出没。
ナショナル麻布スーパーに車を停める。
高級食材ばかりのスーパーでテンション上げ上げ。
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スーパーから少し歩くと広尾橋の交差点。
待ちゆく人が皆オサレだね。
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その交差点にあるひときわ目立った煉瓦壁がこちら。
TRUFFLE Bakery
2017年門前仲町にて創業、ここ3号店は2020年3月オープン。
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買ってきたのがこちら。
真ん中の縦のがピスタチオフランス@380。その奥がベーコンエピ@280。
時計回りに、長野ミルク@280、生搾りクリーム@320。
全粒粉のハニーシュガートースト@180。
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左が生搾りクリーム、右が長野ミルクの断面。
それぞれクリームとミルクがいっぱい入っている。
またパンがもちもちで美味しい
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ピスタチオフランスもピスタチオクリームが甘すぎることなくいい感じ。
フランスパンは勿論固めで美味しい。
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全粒粉のハニーシュガートースト。これはもうお菓子です。
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左上からスロッピ@500、時計回りにダマンド@380、パンオレザン@280。
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パン生地がしっかりしていて、甘いパンはもはやスイーツ。
勿論高級パンの部類だけど、場所の割にはそこまで高くない印象。
広尾土産にちょうどいいね。


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「日本人金メダルラッシュ・・・」
アスリートの頑張りには敬意を表するし、自分の側の人が活躍するのは素直に嬉しいが、メディアの報じ方は、いつものことながら違和感だらけ。
今回は直前まで反対キャンペーンやってたから、その矛盾が際立った様に思う。


さて、この日開けたのは、スペインで初めて国際的品種でのワインを作った

ジャン・レオン・ヴィーニャ・パラウ・メルロ@3344
購入はいつものトスカニーです。

以前カベルネを頂きました
ジャン・レオンのストーリーは↑こちらに。
カベルネのラベルは赤だったが、メルローは青基調。
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カベルネ同様こちらにもシリアルナンバーが。
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裏ラベルにはスペイン語と英語でジャン・レオンの生い立ちが。
ヴィーニャ・パラウとは、彼のサクセスストーリーの出発点である、
故郷のサンタンデールへのオマージュと書いてある。
輸入元はエノテカ。
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注ぐと濃い目のガーネット色。
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ふわっと香るベリーの香り。
ファーストアタックが強い果実感。後味にタンニンの渋みを少し感じる。
飲みやすいワイン。
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ストーリーのあるワインはいいですね。

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