2020年07月 : 白血病から回復、そして食べ歩き

白血病から回復、そして食べ歩き

急性骨髄性白血病(前骨髄球性)を機にブログを開始。2018年8月頃までは闘病記中心。 それ以降は、あざみ野・たまプラーザを中心に食べ歩いています。

2020年07月

雑誌、ワイン王国の1000円台で見つけたシャルドネで5つ星の中から。

ワインメーカーズ ノート シャルドネ バッチ 106@1097。

番号はブドウの種類によって異なる。
気軽に飲める値段が嬉しい。
あとスクリューキャップもいいね。
個人的には、便利なのでコルクより好きです。
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裏ラベルは素っ気ないタイプ。
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それほどシャルドネらしさを強調した濃いタイプではない。
食事に合わせやすい感じか。
単体で飲むには若干物足りないかも。
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コロナによる家籠りで娘(大学生)の料理が上達。
母の日に調理したロールキャベツに生ハムとスモークサーモンのローズ風サラダ。
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昔はひき肉だったけど、今のレシピだと豚ロースにモツァレラ入れるのね。
なかなか美味しかったです。
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横浜馬車道十番館に行った日のこと。

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前回述べたように、馬車道十番館の1階は喫茶軽食に加えて売店がある。
有名な土産物「ビスカウト」とかもあるが、ここでしか買えない生ケーキを。
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その中でも一際目を引くのがこちら。
十番館ティラミス@480
ガス灯マークがくっきり。
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秩序にメスを入れる時は何となく嬉しい。
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食べ進めた図。ババロアとコーヒーケーキの層が互い違いに。
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モンブラン@530
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ジャージーロール@360
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グレープフルーツムース。
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結局ビスカウトは購入せず。
お得感溢れるケーキでした。

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アンリオ ブリュット スーヴェラン
超有名シャンパーニュ。
単品だと@4818なので、セットはかなりお得。
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1808年と200年以上前に設立。
トレードマークはH(アンリオ家)とM(マルゲ家)の組み合わせ。
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今でも家族経営なのね。
ピノノワール60:シャルドネ40の組み合わせ。
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抜栓に普段は失敗しないのだが、少し噴きこぼれ。
炭酸強めなのかな。
注ぐと金色色に立ち上る泡。
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ふわりと立ち上る甘い香り。最初に微妙な酸味がきて花の香り、後味に甘み。
ミドルボディで、様々な味わいはそれぞれ角がなくまとまっている。
なかなか美味しい。
でもシャンパーニュに慣れてきたせいか、特徴がないとレポしづらい。
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勿論美味しいですよ。
纏まっておりシャンパーニュの基本って感じか。

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こちらが最終巻。
吉田松陰も早世だが、高杉晋作も28歳でこの世を去っている。

両人ともに死後ここまで名を残しているというのは、生存時の存在感たるや凄かったのだろう。
小説の題名は、晋作の辞世の句「おもしろき こともなき世を おもしろく」に望東尼がつけた下の句「すみなすものはこころなりけり」から採ったという。


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裏表紙の解説。「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し」というのが晋作のキャッチフレーズ。
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で、小説としての盛り上がりは、第四巻初期にピークを迎える。
上記解説にある様に、保守派に牛耳られた反政府を、晋作が起こしたクーデターでひっくり返す。
堂々と戦ってやっつけるのであるから文句はない。
(ただし、戦闘としての殊勲者は、晋作よりも山県有朋のような気もするが。)


反政府をひっくり返したのちは、晋作が開国主義をぶち上げたおかげで、藩内に根付く攘夷派に命を狙われ、結局また遁走。芸者のおうのと長らく2人旅。
山口に戻ってきた際には、本妻のお雅とおうのとの鉢合わせの様子がコミカルに描かれる。
が、小説的にはやや中だるみになってしまう。
しかし、晋作の人生なんだからしょうがない。


最後に盛り上がりが。幕府軍の長州攻めである。
それに対抗できるのは晋作しかいないということで呼び戻され、総司令官に。
ここでキャッチフレーズのような活躍を見せるが、その時は既に病魔に侵されているのであった・・・。


後書きが2編収録。一つは司馬翁自身によるもので、前半の松陰のことがメインに綴られる。
二つ目は松本氏によるもので、司馬翁が松陰嫌いで晋作好きなことが指摘される。
松陰のことも精一杯褒めているように見えたけど、屈折した末のことだったのね。


全四巻なかなか読み応えのある小説でした。








6月の初めのこと。
横浜に用事がありドライブ。
老舗の店を攻めようということで、ビスカウトで有名なこちらへ。

馬車道十番館

相当古いのかと思ったら、山手十番館が昭和42年、こちらはその3年後に建てられたそう。
母体が、この向かいにある勝烈庵だったそうな(その後独立)。
50年以上経ってるので十分老舗と言えるけど。

ビルの裏に何台分か駐車場があります。

生憎と外壁工事中。煉瓦壁だからメンテしないとね。
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店の前にはこんなものが。どっかから移築したのかな。
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階段なども木製で趣深い造りになってます。


エレベーター内にある館内案内。
1階はパン・ケーキ・菓子の売店と、軽食・喫茶。
グリル(レストラン)は3階とのことでそちらに。
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コロナの影響か、着いたのが遅めの時間だったからか、埋まっているテーブルはまばら。
土曜の昼だったが予約なしで入れました。
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ガス灯が十番館のシンボルマーク。カトラリーにもついてます。
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私と妻は開化ランチ@3600を。
本日のオードブル(スモークサーモン)から。
身の締まった美味しいサーモン。伝統を感じさせる。
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市内産ジャガイモのポタージュスープ。
イモのざらざら感はなく、コーンポタージュに近い滑らかさ。
流石老舗という丁寧な調理を感じさせる。
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メインは3種から選択可だが、開化ステーキが名物とのこと(もう一つは白身魚と海老のパイ包み焼き)で、ステーキ2種を選択。

自身は、オーストラリア産牛サーロインの開化風(180g)を。
サーロインと言えば、いつも残しがちな脂とスジがついてるが、ここでは取り去ってくれている。
これは有難いサービス。
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ミディアムレアでお願いしたが、そこそこ火がしっかり入った仕様。
肉肉しくボリュームたっぷり。
ソースはどちらかと言えばあっさりめ。
文明開化の頃はこういう味付けだったのか。
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妻が注文したオーストラリア産牛フィレ肉の開化風(120g)。
女性でもぺろりと行けちゃう食べやすさだそうです。
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娘は十番館ランチ@2600を。
スープは同じで、オードブルがない代わりに、魚料理が付きます。
鯛と海老のクレープ包み 赤ピーマンのソース。
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ハンバーグステーキ グリーンペッパーソース。
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ハンバーグのおすそ分け。ハーブを効かせた味付け。
こちらのコースでもボリューム十分だね。
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デザートはチョコバナナプリン。
上にかかっている黒いのがサクサクで甘く変わってました。
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プリンというよりババロア系。バナナの味がしっかりと。
こちらも食べごたえのあるデザートでした。
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スタッフの方もベテラン揃いで折り目正しく、伝統を感じさせるサービス。
クオリティの高い十分満足のいくランチでした。



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