2020年06月 : 白血病から回復、そして食べ歩き

白血病から回復、そして食べ歩き

急性骨髄性白血病(前骨髄球性)を機にブログを開始。2018年8月頃までは闘病記中心。 それ以降は、あざみ野・たまプラーザを中心に食べ歩いています。

2020年06月

3月半ばのこと。

あざみ野駅近くの良店。

昔はよく行っていたのだが
近所に雅楽が出来てから足が遠のいてた。
ブログにはお初ですが、2006年開店なので14年も続いてる。
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外見も渋いが、店内も。
カウンター9~10席に、小上がりにテーブル2つと小ぶりな店内。
ご夫婦とお手伝いの方で切り盛りされている。
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数年ぶりだが、メニューはあまり変わらず(たぶん)。
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餃子@420が先に到着。
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小ぶりで締まった感じの餃子。皮は中厚でツルっとした食感。
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ぶれちゃったけど、餡は肉と野菜両方が主張するタイプ。
なかなかいいですよん。
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辛い支那@1050。
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無化調スープは色黒い目だが、いわゆるブラックラーメンではなく濃口醤油。
辛いたれは、ヒーヒー言うほどではなくホットな感じ。
赤い唐辛子とかは見られない。あと辛い志那には白髪ねぎがトッピング。
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麺は細麺で加水率低いタイプ。この細さは好みです。
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チャーシューには細かく脂のさしが入っている。
しっかりしているけど柔らかく噛める。
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愚息の注文したざる志那大盛り@730。結構なボリウム。
麺だけ食べたい人にはこれもいいね。
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根気よくコツコツ続けていくのも凄いこと。
長く続けてください。ごちそうさまでした。

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この日開けたのは
リベルタス・カベルネ・ソーヴィニヨン@1001
購入したのはいつものトスカニーです。
ワイン王国、1000円台で飲めるカベルネで5つ星がついていたので買ってみた。
4/8に購入、4月末には売り切れ。


南アフリカのワインは普段あまり飲まない。
安くて質がいいと言われるけど、実はあまり好印象を持ってない。
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裏面にはまろやかな口当たりとあるが、果たして如何に。
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サステナブルワインの認証付き。
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注ぐと淡いガーネット色。
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薄めの色があらわす通り、タンニンはあまり感じず、ライトボディ。
値段的に仕方がないが、値段なりの味だなあという印象。
そういう前提で飲めば、バランスはとれていて、アルコール臭や刺々しさはないけど。


2月終盤の小春日和の日のこと。
コロナ時のテイクアウト記事を優先的に上げてたら、昔のが残っちゃってました。
買い物がてら周りを散歩。
あざみ野にある西勝寺の白梅が見頃。
最近この白梅の木が軒並み伐採されててショック。もう見れないのか・・・。
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もったいないからこの日のランチは1人@1000以内にしよう!
と、勢いで設けた制約を満たす店がなかなか見つからない。
(もちろんえり好みした上でだが)
アークヒルズの金子半之助の@1200というのは改めて破格なんだなと思い知る。



でも探したらありました。それもあざみ野駅前
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越してきて20年経つが、その時にはすでにあった店(と記憶)。
長く持ってるということは、固定客がついているということ。
なのに、入るのは初めて。
入るとトロピカルな半円形カウンター。この奥が厨房。
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で、ランチ安!十分1000円以内クリア。
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つい調子に乗ってやってしまいます。
このビールもハッピーアワーは@300(多分)。
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辛い物好きの私はCランチ@680を。トムヤムクンそばに、焼きご飯とデザート。
町中華よりも安い。
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麺は平打ちの米粉。柔らかめだけどこのタイプは普通そうですな。
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殻付き海老が1尾トッピング。殻は柔らかく胴回り部分は食べられる。
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値段を考えるとまあまあなスープ。ちょっとケチャップっぽいけど、悪くはない。
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妻の頼んだパッタイランチ@700。レモンをかけたら美味しくいただけました。
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味で勝負、というより、手ごろさで勝負という感じかな。
ランチ以外にも小皿メニューが@300でわんさかあるのも魅力です。

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3月末のこと。
この日娘が無事運転免許証取得との知らせが。
そりゃお祝いせねば(飲むための口実は何でもいい)。

しかし、平日だし呑んだくれるわけにはいかない、ということで
少なめのハーフボトルの泡を開けます。



スーパーで買ったものです。


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山梨県勝沼のマンズワイン醸造
58年の歴史がある。
ラベル下にあるように、キッコーマンの子会社。
後から子会社になったのではなく、キッコーマンが設立。
マンズワインのマンはキッコー「マン」から採ったもの。
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注ぐと淡いうっすらとした黄色。

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見た目通りさっぱり爽やか。
コクはないけど、スッキリと飲みたい時にいいね。
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ちなみにこのブログで紹介した
ソラリス
もマンズワインの醸造。こちらは高価格帯で高いワインの味がしました。

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司馬遼太郎が描く全4巻の幕末時代小説。
舞台は長州、山口県。
主人公は吉田松陰と高杉晋作である。

正確に言うと、最初の方は吉田松陰で、二巻の後半ぐらいから高杉晋作の活躍に話が移ってくる。
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これが第1巻の裏表紙の解説。1~4巻全体のことを書いてある。
1巻はほぼ吉田松陰の話。
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こちらが2巻裏の解説。松陰はよく知られているように29歳で死罪に。
正直なところこんなに若くして亡くなったのに、どのように歴史上の偉業とされる働きをしたのかが、よくわかっていなかった。
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司馬翁によると、松陰は純粋で無垢な性格だったらしい。
死罪になる前に蟄居幽閉されるのだが、その時期大罪とされた「友人と諸国行脚するために脱藩」「夷敵米国を理解するために海外渡航を試みる」等が理由とされる。
海外からの圧力に江戸幕府という体制自身がついていけなくなっている中、本質を突き詰めて考えられる数少ない人物だったということだろう。


著者の解説を借りると、
革命の初動期は、詩人的な予言者が現れ、偏癖な言動をとって世の中から追い詰められ、必ず非業に死ぬ。これが松陰に当たる。
革命の中期には、卓抜な行動家が現れ、奇策縦横の行動をもって雷電風雨のような活躍をする。これが高杉晋作や坂本龍馬で、こちらも多くは死ぬ。
それらの果実を取って、先駆者の理想を捨て処理可能な形で革命の世を作る処理家が、大いに栄達する。伊藤博文がこれで、松下村塾にすべての種類の人物がいたのが奇跡的と称する。


また松陰は「思想を維持する精神は狂気でなければならない」という。
常識を語るだけでは革命は起こせない。
毛利家は幕府の大名ではなく天皇の直臣である、という勤王は当時としては危険思想で、凶器を抜きにしては語れなかったのだろう。


さて2巻の後半から、松陰は死罪になり高杉晋作に主役が移っている。
後半は、行動家の華々しい活躍のフェーズに入る。













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