2019年10月 : 白血病から回復、そして食べ歩き

白血病から回復、そして食べ歩き

急性骨髄性白血病(前骨髄球性)を機にブログを開始。2018年8月頃までは闘病記中心。 それ以降は、あざみ野・たまプラーザを中心に食べ歩いています。

2019年10月

土曜日昼、二子玉川まで買い物に。
毎日通ってるのに、駅で降りるのは数年ぶり。
セレブ感が強いので気後れしてしまう。
お昼に玉高(玉川高島屋の事ね)裏の柳小路にやってきた。
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名前の通り、木目調で低層の店が並ぶ。
入ってすぐのところにあるおサレなイタリアンにお邪魔。

ダリアロッソ
紅虎餃子房の際コーポレーションがやってるのね。
旧名吉右、2015年に今の名で再オープン。この時から際傘下になったのかな?

この日は飲む気満々で電車で来てます。
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最初はスプマンテ@900から。
銘柄は分かりませんが、クオリティはちゃんとしてます。
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パスタを頼むとスープがもれなくついてくる。
10種類の食材が入ったズッパ。塩分は濃くなく、味わい深い。
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ウニのクリームパスタ@1900。
パスタは平打ちの生パスタ。
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パスタとウニを合わせて。
うーん至福の時
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白を追加。スッキリ系のイタリア白。
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家人の頼んだ若鶏のローストブーロエパルミジャーノ@1500。
バターソースの塩味とパルミジャーノで塩味がバッチリ効いてる。
パスタは細めのスパゲッティ。

うーむ。

この本をどの様に評すれば良いだろう?

400ページ弱を我慢して読んだが、少なくとも私にとっては面白さがわからなかった。

テーマとしては多くの人が興味を惹かれるものである。

DEATH イェール大学で23年連続の人気講義
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手に取った理由は、もちろん大病を経験した事にある。
死に対する意識を整理し覚悟を固めたいというのが、私の読み手としての希望だ。(さほど特殊ではないだろう。)しかし、その希望はほとんど叶えられなかった(個人の感想です)。

正直言うと、こういう本の感想はブログ受けするかなという下心もあった(ばちが当たりました)。


以下が目次。一応読む価値がありそうな印象を与える。
1 「死」について考える
2 死の本質
3 当事者意識と孤独感
4 死はなぜ悪いのか
5 可能だとしたら不死を手に入れたいか
6 死が教える人生の価値の測り方
7 死ぬまでに考えておくべき「死」にまつわる6つの問題
8 死に直面しながら生きる
9 自殺


で内容はどうかというと

例えば、4 死はなぜ悪いのかから、から少し紹介すると
・死が私にとってどうして悪いか?死んだら私は存在しなくなるので、いいも悪いもなくなる。
・死ぬプロセスや悲しい思いが悪いのか?
・自分という存在がなくなるのが悪いのか?
・非存在は「機会を奪うから悪い」(剥奪説)のか?
・死んだら人生における良いことが享受できなくなるから悪い?
・その後の人生で良いことの方が悪いことより多いとどうして予測できるか?
・では生まれそこなった人(これは堕胎や事故のことではなく、受精もしていない精子と卵子のことを言っている)は可哀そうか?


各章とも、こんな感じの議論が延々続く。

著者が自分で考えた理屈をこねまわしているだけで、空論のように感じてしまう。
経験でもない(死ぬ経験は出来ないが仮死の例を集めることはできるはずだ)し、分析もないし、証拠もない(証拠は集めづらいテーマだが)し、他の論文の引用もないし。
全部空想で、なんか建設的でない感じなのである。



いや、私自身が哲学を理解していない、自身の思考法が哲学に沿ってないだけかもしれない。
分析・証拠・他の論文と言ってる時点で、思考を他人に依存しているような気もする。
この著者は自身の想像力だけで、380ページの本(しかも縮約版で)を書くのは凄いことである。
でもこの人の自己満足のように感じてしまうのである。



哲学は自分でやるのは必要と思うが、人から聞かされるのは堪らない。
これからは本を買う際、「哲学の授業」でないかチェックが必要だ。
と、この本には強い反発の気持ちが残っただけだったが、結局死について自身で考えなければならなくなった。
自身が死んだら、家族や周りは嫌だし困るだろうが、自身は消えてなくなるだけなので、嫌でも何でもないだろう。
では、死の意味は?
最近はすぐに死にそうな感じでもなくなったので、もう少し時間を取って考えてみたい。





本日はチリのスパークリング。
サンタディグナ・エステラード・オーガニック・エクストラ・ブリュット
家人のご友人からいただきました。
スペインのミゲルトーレス(小さな牛のマスコットが付いたワイン)がチリで作っている。
  
ごちになります。
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裏ラベルにミゲルトーレスの説明書きが。
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新調したリーデルのシャンパングラスに入れて。
菱形のグラスをダイアモンドカットというらしい。
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色は大分淡い。味もスッキリ系で飲みやすい。
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これまで使っていたグラスと背比べ。
新しいのの方が大分のっぽ。
右のが気に入っていたが、大きいのと比べると見劣りするね。
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グラスによって味わいが変わるといわれるが、確かに違うような気がする。
新グラスの方が香りを感じやすい。
また、飲んだ時舌に当たる位置が違うので、確かに味わいが異なる。

たまにはグラスも変えてみるものである。


玉高の大東北展で入手した「コマモ・シフォン」のアップルパイ@1500。
生リンゴが乗ってるのが珍しくて。
大きさは1人前と言ったところで食べ易いものでした。
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東急田園都市線沿線で、名店の呼び声高い。
こちらに越してきた20年前からそういった評価だった。
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他に、あざみ野、鷺沼、溝の口に店がある。
たまプラーザ店が昨年3月建て替えられ、3階建になって以降、初訪問。
予約してなかったが、土曜日17時に入ると、カウンター席はOKだった。
写真は帰り際18時頃撮ったもので、若干の外待ちあり。
予約か早めに行く事をお勧め。
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最初は琥珀エビスの生から。
付き出しはイイダコの煮付け。
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弥太郎と言えば、刺身
盛り合わせ1.5人前@1500。
左から時計回りに、カンパチ、鰹、鰤、蛸、中央にしめ鯖。
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鰤にたっぷりのワサビを乗せて。
蕩ける旨さ
ほんっとに刺身旨いなあ。
わさびはあまり辛くない。
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鰹も鮮度抜群。血の色。でも臭みなし。
赤血球がみるみる増えるのが判る(ウソ)。
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マグロユッケ風@750。
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黄身を崩して。トローリ
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こんな感じでいただきます。
旨い
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なんと言ってもこの料理には日本酒。
@600。
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暖かいメニューも美味しい。
里芋まんじゅう揚げ@450。
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肉豆腐@600。
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2人で行って2-3杯ずつ飲んで、1人4000円ちょっと。
味は抜群な上にお値段も良心的。
素晴らしい店です。

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帰宅後サクッと飲みたい時にはスクリューキャップが便利。
今回は珍しくポルトガルワイン。
ポルトガルワインとは珍しい。
いつものトスカニーで購入
ポートワインは一時期はまって何度も飲んだけど、普通のワインは初めてかも。
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注ぐと明るいルビー色。
日本のワインコンクールで金賞受賞らしい。
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飲むとスッキリサッパリ。
軽めの赤ワインといったところ。
甘みもあって飲みやすい。
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ワイン王国5つ星。
冷やして飲みやすい赤ワイン、という企画。
このテーマだとライトボディの赤ワインになるね。
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