2018年08月 : 白血病から回復、そして食べ歩き

白血病から回復、そして食べ歩き

急性骨髄性白血病(前骨髄球性)を機にブログを開始。2018年8月頃までは闘病記中心。 それ以降は、あざみ野・たまプラーザを中心に食べ歩いています。

2018年08月

8月最終週のとある日、その日は初めてスタジオで「太極拳」のプログラム60分を受ける。
参加者は2-30人ほど、女性7:男性3ぐらい。シニアの皆さんである(年齢は明らかに私が一番下)。

先生から「初めてですか?」とお声掛けいただき、気を使ってもらう。
初心者OKのクラスなので大きな問題はないのだが、先生やみなさんの動きについて行くのに必死。
本来太極拳で大事なはずの呼吸法や体重移動にまで意識が回らず。
足腰にいい運動になります。それにしても皆さん動きが頭に入ってて凄い。日本のシニアは元気なり。


運動の後は1人でランチ。駅から徒歩5分。たまプラ駅前通り商店街の外れまでテクテク歩く。
ちょっと変わったシステムが売りの「異端児」を初訪問。看板に「具材入れ放題」の文字が。
BAR/喫茶の店舗を昼間間借り営業している感じ(確認したわけではない)。
こちら、昼のみ営業で溝の口にも支店がある。


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11:30開店と同時に入店。もちろん一番海苔ー。後客1とその日はすいていた。
こちらでも「初めてですか。」と声掛けいただき、システムを説明してもらう。↓
最初に基本の味を5つ(醬油、塩、豆乳、カレー に今は限定で味噌がある)から醬油を選択。
初めての場合、基本の醬油か塩をそれとなく勧められる。
前会計で@900也をテーブルで支払う。

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直にほぐし豚肉の乗った麺が登場。
この後のトッピングは自由に行えるというわけだ。

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トッピングの種類は17(多分)。旅館の朝食バイキングを彷彿とさせる。
トッピングできるのは最初の1回だけ。
後にご飯としじみスープを追加できるので、麺食べ終わり後具材が余るように多めに入れるようアナウンスあり。


醬油ベースはほぼどのトッピングも合いますとのこと。
香味野菜好きなので、野菜類は全種類入れてしまう。
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乾物等からは、魚粉とフライドオニオン(写真で札がないやつ)を選択。

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生姜、ゆず、海苔、たまごは当然入れるでしょ。
一味、食べる辣油は結構入れたがさほど辛くなく。多めに入れても大丈夫かと。

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自作まぜそばの出来上がり-。
たまごは黄身だけを小皿でサーブ(写真の前に割れちゃった)。


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混ぜる前の麺リフト。中太麺でたれがよく絡む。たれは底にたまっており少なめ。


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よーく混ぜてからの麺リフト。まぜそばはできるだけ混ぜる方が美味しい。

ニラ、ネギ、魚粉、辣油といった、まぜそばの典型的具材を乗せており、それらで味の大半が決まる。
間違いなく美味しい。パクチーが少量にもかかわらずそこそこ主張するが、大好きなので無問題。


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麺量はさほど多くないのでサクッと完食。
残しておいた具にセルフでご飯としじみスープを足し、雑炊にする。
ご飯としじみスープは入れ放題なので、食いしん坊でもOK。

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ラーメンを自宅で作るときは、具材を多めに入れられるというメリットがあるが、そんな感覚である。
スキのない高品質なラーメン(例えば食べある記10の雅楽)の対極にいる、手作り感満載のまぜそばという感じ。


値段的には、「まぜそば全部乗せ」に「〆の雑炊」付きと考えると、納得感が得られるか(この辺は人による)。


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8月下旬、秋の気配が漂い始めた平日の昼下がりに、うかい亭に。近所で前を通るのはしょっちゅうだが、敷居が高く入るのは稀である。八王子発で都心から東京西部に展開するレストランで、ハレの日に行く店。


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特に郊外店は、敷地の建物や庭まで作りこまれており、料理だけでなく、空間の雰囲気全体を味わえる店づくりとなっている。今回、義母が退院のお祝いと娘の受験の壮行会をしてくれるということで、3年半ぶりの訪問。


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ここあざみ野店は、鉄板焼きを中心にコースが組み立てられている(他に鳥焼き、豆腐などの店がある)。

前菜:オマールエビのサラダ。黄色いのはマンゴーのソース


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魚は立派なスズキ。魚と肉は鉄板焼き。


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調理法法はナージュ(ポワレのスープ仕立て)。
付け合わせは(でかい)万願寺とうがらしをシャキシャキの状態で。スープは貝をベースに動物系の加わった出汁が美味。


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肉:サーロイン!1人前60gでこれで5人前と少なそうに見える。


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焼き加減はミディアムレア。
シェフの腕も素晴らしいが、2.5cmの厚さの鉄板で焼くため絶妙な火の入り具合となる。付け合わせは京ナス。
段々とお腹がくちくなって来ていることもあり、目の前に来るとそれなりのボリューム(逆光ですみません)。


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フルーツトマトの冷製パスタ。この時点で腹9分目(ちょっと苦しい)。



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デザート:2階に移動して5種の中からいくつでも。
ということで、ソフトクリームとシフォンケーキ(ブルーベリーソルベ付き)を選択。確かにデザートは別腹で入る。


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考えてみるとこのブログで初めてのコースのレポート。いつになく浮ついててすみません。
実際至福の時間である。子供に礼儀作法を教える機会にもなるしね(普段中々連れてかない)。

だが、この日1日の食事はこれ以外必要なしと、少食になったのを自覚。
またワイン3杯で帰ってバタンキュー(死語か)。まだ病人である事を再度自覚させられる。
もうすぐ社会復帰だが、平日は飲めないな。。。。



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漫画家のさくらももこさんが乳がんのため亡くなられた。53歳同い年である。ご冥福をお祈りします。


格闘家の山本”KID”徳郁(最近は、RIZINで活躍する山本美憂の弟と言った方が通りが良いか)も消化器系のガンで闘病中である事を公表した。2年前に発症との事で、闘病生活がそれだけ続いているということか。是非頑張ってほしい。


自身の病気は癌と一括りにされることが多い。が、癌の方が治るかどうかの判断が難しいように思う。私の場合、最初に医師が治ると明言してくれた(闘病生活3)ように治療法が確立しているが、癌はそのステージに加え、進行が早いか遅いかの癌細胞の性質の問題がある。


無論、白血病も種類によって治癒の難しさが異なる。骨髄移植を要するかどうかが一つの基準だが、自身のタイプはそれをしないで済むタイプだったので治療の負担は大分低下する。


入院後5ヶ月半。運良く治療は想定通りに進み、後は血中要素の回復を徐々に確認する段階である。日常生活に支障はなく、来週から職場復帰の予定。


見栄えも大分元に近づいた(と思う)。体重は退院時から9kg戻り、ガリガリからちょっと痩せた状態にまでなった。顔の容貌が?がこけた状態から丸みを帯びた元の状態に戻った。


そして、、、、


頭髪について(ほぼない状態に違いはないのだが)薄っすらとしたうぶ毛が生え出した。ただ、前に髪の毛があった範囲だけである。これを機に元々の薄毛が治るというわけにはいかないようだ。


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退院直前の頭と比較。こちらの方が長い毛はあるが短いのはなく、照りが強い。


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それ以外の不具合といえば、爪の劣化が治らないのと、顔の皮膚の乾燥・痒みがあるぐらいである。
あと、不具合というわけではないが、視力が少し戻っているようだ。退院後作った眼鏡が合いづらくなってきた。

冒頭に述べた他の方の病状に比べると、これぐらいで済んでいて本当にラッキーである。


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少しブログの間が空いてしまった。

スポーツクラブが夏休み期間に入るとともに、自身も出不精になって外出しなかった。
自身の行動を外部に依存すると、生活のリズムがそれに影響を受けてしまう(心が弱い)。

で、クラブ再会と共に訪問。前回入手したタダ券で早速家人を伴う。


運動の後は炭水化物の補給である。
一風堂に来るといつも白丸元味@790と決めている。
前に博多出身の知り合いに、「九州人にとってはこちらが基本」と言われて以来そうなっている(ほんとに外部の影響を受けやすい)。

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ラーメンは幅広に食べ歩いているが、一風堂のラーメンはかなり好きな部類である。
私をラーメン通だと思っている友人にお勧めの店を聞かれて、「一風堂」と回答し、「そういう答えを期待していたんとちゃう」と怒られたことがある。


辛みもやしと辛子高菜が入れ放題なのもいいが、敢えてネギときくらげのトッピングを追加。
サラサラスープには色んな要素が入っている方が良い(個人の意見です)。
餃子+ライスのランチセット(@100)にするが、結局ライスは残して(すみません)替え玉を頼む(体重増を抑制しなければならないはずなのに)。

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何故か細麺の口当たりが好きなのである。

よく考えてみたら、独身時代(20年以上前)に渋谷の「博多天神」に通い詰めたことがあった。
人に勧めるほどうまいと思わないのだが、中毒症状に陥ってしまった。
(恐るべきことに今でも店はある。)
その時の記憶が強くインプットされ、自身の中で「ソウルフード」化しているらしい。


色んな事に影響され人生を送っている。


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スポーツクラブが夏休みに入ったので、しばし料理に精を出す。
子供の弁当に入れられるような具材が好ましいということで餃子を作る。
餃子を作るのは地道な作業である。60個包んでる途中でめまいに襲われる。
単純作業は貧血を誘発するようだ。

週末なのでワインを開けよう。金土日3日で1本を開けるペース(家人と飲んで)で、以前よりもかなり控えている。
ワインの醍醐味と言えば、価格は安いながら美味しいのを見つけることである。


1000円台で美味しいワインというと、ほとんどのケースではチリかアルゼンチンになる。
オーストラリアやアメリカワインはなんだかんだいって最近値段が上がっている。

フランスワインともなると、5000円台であればさすがに問題なかろうが、2-3000円台では味の良し悪しが分からない。あとスーパーで売ってるワインで「金賞受賞」のタグがかかっているのがよくあるが、当たりだったためしがない。


今回、フランスワイン、しかもボルドーでいいのを見つけた。
シャトークロノ―。 @1814円。



ボルドーは、メドック地区1-5級の格付け(高級)61シャトー、その他サンテミリオン、ポムロールが有名だが、ガロンヌ・ドルドーニュの両川に挟まれたアントル・ドゥー・メール地域でその多くが作られるAOCボルドーが量的には大変多い(この段落雑誌の受け売り)。


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どうやって見つけたかと言えば、食べある記11で触れた雑誌「ワイン王国」である。この雑誌でブランドテイスティング上位(仏ワインジャーナリスト協会による)に載っていたのの1本。ちなみに、雑誌では34銘柄が紹介されていたが、うち日本で売ってる(楽天で検索に引っかかったの)のは、12/34とおよそ1/3である。


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飲んでみると濃厚な味わいで高額ワインに引けを取らないクオリティ。
これは買ってよかった。当たりである。


ワイン選びに関しては、販売者側の情報ではなく、中立的第三者の意見を聞くのがいいようだ。




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