2024年度入園募集
体験をご希望の方は、9月10日の
2024年度入園募集の案内の記事をご覧いただき、のいちご専用アドレスにご連絡ください。2023年度の途中入園も若干名可能です。
のいちごには、畑や森の活動以外に”田んぼの日”があります。
春にはお米を発芽させて苗作りに挑戦しました。
芽が出た人、出たけれど植え替えたら枯れちゃった人、上手く苗まで生長させることができた人、様々でしたが、
お米はタネなんだ!って、わかっておもしろかったね。
6月にはTさんの広い田んぼで田植え。
苗代どろんこも楽しかったね。
太陽や雨や泥土の力、
夏前に草取りに来てくれたのいちご親子やお米をいつも見守ってくれているTさんのお世話のおかげで、今年も大風にも負けず黄金色のお米が実り・・・
そして今日は、いよいよ稲刈りです🌾
♬ おこめが みのった おこめが みのった
♬ ありがと たいようさん
ありがと あめさん
ありがと どろんこ
ありがと Tさん
♬ だいじ だいじ おこめはだいじ・・・
だいじ だいじ ひとつぶだいじ・・・
本当にお米ができているかな?
一粒ずつ籾殻を剥いてみると・・・
お米、できてる!
よかった、よかった♡
では、田んぼに行ってみましょう。
あれ?だれかの足跡、発見!
Tさん曰く、アライグマやタヌキやサギの足跡なんだって。
「ここ歩いたん?」と子どもたち。
絵本でみることが多い動物たちが急に身近に思えてきましたね。
そして自分たちで苗を植えた場所に到着!
あの時の緑の苗が・・・
黄金色の稲穂になって輝いています✨
なんて美しいのでしょうか・・・
うっとり深呼吸。
奥のはざかけも、胸の奥に焼きつけたい風景ですね。
Tさんに刈り方を教えていただき、稲刈りを始めようとしたら・・・
ん?目の前に・・・?
このボールみたいなの、なんだ?
そう、これがカヤネズミの作りかけの巣なんだって。
カヤネズミは、体長約6センチメートル、体重は7グラムほどの、日本で一番小さなネズミなのだそう。
どんなネズミちゃんなのかな?
みんなに絵本でご紹介。
~『草はらををのぞいてみれば カヤネズミ』写真福田幸広 文ゆうきえつこ~より
多様ないきものが生息する、こんな豊かな田んぼでの稲刈りは最高の贅沢。
それでは、みんなで稲刈りを楽しみましょう!
ハサミでチョキチョキ・・・
大きい人は、カマでザクザク・・・
この感触を楽しみながら、またお米をゆっくり見ながら、稲刈りはどんどん進んでいきました。
よっしゃ~ 刈ったぞ~
刈った稲は、新聞紙にくるんで持ち帰ります。
その後はお弁当を食べたり、秋の実り採取を楽しみました。
栗拾いに、
柿もぎ、
木通採りも!
ん~、この優しい味、最高!
ん~、秋ってやっぱりいいですね~🌰
秋の実りにたくさん触れて、幸せ気分で過ごすことができました。
自然界の命を大事に守りながら田畑で作物を作り続けておられるTさん、
お世話になり、本当にありがとうございました。
さて刈ったお米は、約2週間はざかけのようにして乾かしておこうね。
おっと、すずめさんに全部食べられちゃわないように気をつけて。
そしてその後は脱穀や籾すりをして、
11月の末には、みんなで火を起こしてごはん焚きをしましょう。
そこまでの過程はちょっと大変だけれど、その分ご飯のありがたさが分かるはず。
みんなで美味しいご飯が、いただけますように・・・🍚