★《2013年度入園願書受付終了のお知らせ》
2013年度の入園申し込みが定員に達したため、願書受付を終了させていただきます。これより先の体験は、キャンセルが出た時点で受け付けます。多数の申し込み、ありがとうございました。来年度ののいちごの活動の概要については、8月30日のブログ記事「2013年度の募集要項」にUPしておりますので、以前の記事よりご覧ください。
今日は、前回人参の葉が不人気だったので、名誉挽回をはかって、ふりかけ作りに挑戦することになりました。それも、のいちご畑で収穫した貴重な「ごま」入り!
まずは、M先生、子どもたちにゴマの種に変身してもらい、今までの様子をふりかえりました。「畑に苗を植えると、ずんずんずん大きくなって、花が咲いて、緑のさやがいっぱいできました。すると、Aちゃんがいいました。『ごまってどこになるん?』『ここじゃない?』A君がいいました」しばらくすると、緑の実が茶色くなってきました。「さあ、収穫しよう」M先生は、ごまに変身した子どもたちの腕や足からさやをもぎとっていきます。が、「『あらら、大変。ごまが落ちちゃう』すると、KJ君が言いました。『さやの開いた方をつまんで、ねじって取ったらいいんだよ』」そうして、集めたごまをフライパンに入れて、コンロのスイッチをオン。ごまに変身している子どもたちは、「あちちち、いたた。あちちち、いたた」と体をゆすりながら大はしゃぎ。
人参葉とお昼のおみそ汁用の大根葉を収穫して、神峰山へ車で移動。神峰山寺は、紅葉スポットで有名だそうですが、すぐ近くのいこいの広場も、山が夕焼けで染まっているかのように紅葉が美しくて、「うわーっ。きれい!」と、着くなりみんな歓声をあげました。人参葉のふりかけよりも、まず、もみじを集めて花束にするのに夢中になる子も…。
さて、肝心の「にんじんの葉っぱのふりかけ作り」開始。まずは、葉っぱを茎から外して細かく切って、ごまも切って、フライパンに入れます。炒めだすと湯気がたちはじめて「スギナのにおいがする!」とAちゃん。「ほんとだ!」とみんなで匂いをかぎました。匂いって記憶を呼び起こしますね。のいちごでは、5月にすぎなのお茶とふりかけを作ったんです。体験してなきゃわかんない。
からからに炒まったら、今度は味付け。これもまた子どもたちにおまかせ。塩、砂糖、かつおだし、しょうゆ、少しずつたしていっては味見をして、「OK!いける」。のいちご特製「ごまと人参の葉っぱのふりかけ」出来上がり。
おみそ汁ができるまでの間、子どもたちは、広場でひと遊び。紅葉の木に登ったり、葉っぱを集めたり…。すると、「先生、来てきて、もみじそっくりの蛾がいる!」とA君。行ってみると、ふかふかの毛がはえた黄色い蛾が。後で調べてわかりました。「うすたび蛾」です。黄緑色のまゆは山によく落ちていて「うすたび蛾のまゆ」って知っていたけれど、そこから出てくる蛾がこれだったとは!はじめて実物を見れて私も感激。
お昼御飯は、白御飯にみんなで作ったふりかけをかけたのと、大根の葉っぱのおみそ汁。
「お先でした」子どもたちは、スプーンで、自分のごはんにふりかけては、お隣の子に渡して行きます。
♪大地が作り、太陽が実らせた。ありがとう太陽、ありがとう大地、感謝していただきます。
感謝の歌をみんなでうたって、いただきまーす。「おいしい!」ふりかけ大人気。おみそ汁も大人気。無事、人参の葉っぱの名誉挽回なりました。