現地２月23日に開催されたブンデスリーガの第23節で、伊藤洋輝が所属するバイエルンがホームでフランクフルトと対戦。４－０で快勝を飾った。

　伊藤が左SBで２度目の先発を果たしたバイエルンは、前半アディショナルタイム１分、ザネのクロスをオリーセがねじ込み、先制点を挙げる。

　後半に入って61分、CKのこぼれ球に反応した伊藤が、利き足とは逆の右足でのダイレクトシュートで押し込み、追加点を奪取。25歳の日本代表DFは、これが公式戦出場３試目で加入後初ゴールとなった。

　83分にムシアラの個人技で加点したバイエルンは、後半アディショナルタイムにもニャブリがダメ押し点。４発大勝を飾った。

バイエルンのフォーラムなどから海外の反応をまとめました

ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの日本代表DF伊藤洋輝が初先発を飾った。ブンデスリーガ第22節で2位レバークーゼンと対戦し、左サイドバックを務めた。68分間プレーして、後半21分には絶体絶命のピンチをヘディングでクリア。米スポーツ専門局「ESPN」は「バイエルンのゴールラインクリア」として伊藤の活躍を称えている。

　戻ってきた伊藤が早速結果を残した。昨夏に加入したバイエルンだが、シーズン前の負傷の影響で長期離脱を強いられ、12日のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）で途中から初出場。この日リーグ初先発を飾った。

　見せ場は0－0の後半21分、コーナーキック（CK）を相手のナイジェリア代表MFネイサン・テラに頭で合わせられるも伊藤が跳ね返した。コースに入ってヘディングでクリア。これを「ESPN」は「バイエルンのゴールラインクリア」と称賛した。

ドイツのフォーラムなどから海外の反応をまとめました

バイエルン・ミュンヘンDF伊藤洋輝が復帰へ前進しているようだ。

2021年からシュトゥットガルトでプレーしていた伊藤は3シーズンにわたって公式戦97試合に出場し、特に咋シーズンは公式戦29試合に出場して2アシストを記録。昨季はブンデスリーガ2位フィニッシュと大躍進を見せたチームの守備陣の主力として躍動していた。

この活躍を受け、伊藤は今夏の移籍市場でバイエルンと2028年6月30日までの契約を締結。しかし、プレシーズンとなる7月28日の4部デューレンとの親善試合（1-1）に先発出場するも、前半21分に負傷交代。クラブは数時間後、同選手が中足骨を骨折したことを発表し、『スカイ』は2～3か月の離脱になると伝えていた。

負傷から約2カ月が経った中、現地時間25日にケガ人についての情報を共有した『tz』によると「新加入の伊藤（中足骨骨折）は9月中の練習復帰を目指している」と報道。デビューへ向けて着実に進んでいるという。

現在バイエルンはヴァンサン・コンパニ新監督の下でリーグ戦4試合を終え、16得点を奪っての4連勝と大爆発中。守備でも3失点と堅守を見せており、伊藤は復帰後、定位置を確保している韓国代表DFキム・ミンジェとフランス代表DFダヨ・ウパメカノのCBコンビ、もしくは左SBのカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスとのポジション争いへ挑むこととなる。

海外のバイエルンファンの反応をまとめました

バイエルン・ミュンヘンは24日にテストマッチを開催し、9部相当のFCロッタッハ・エーゲルンに14-1で勝利した。

昨シーズンは12年ぶりの無冠に終わり、今夏は伊藤洋輝やパリ五輪フランス代表ミカエル・オリーズやポルトガル代表MFジョアン・パリーニャら積極補強に動いているバイエルン。

新シーズンから元ベルギー代表主将ヴァンサン・コンパニ監督が新指揮官を務める中、ロッタッハ相手にマティス・テルの3ゴールやアディン・リチナ、ムダセル・サダトの2ゴールを含む大量14得点を奪取。新体制の初陣をゴールラッシュでスタートを切った。

新加入の伊藤は後半から3CBの左としてピッチへ。バイエルンデビューを飾っている。

バイエルンのフォーラムなどから海外の反応をまとめました

日本代表のDF伊藤洋輝が16日、新天地のバイエルンで入団会見に出席した。欧州強豪クラブで熾烈なポジション争いを繰り広げることが見込まれるが、伊藤は「逆に楽しみたい気持ち」と抱負を語った。

　伊藤はシュツットガルトでの3シーズンを経て6月にバイエルンへの完全移籍が決定。「シュツットガルトでの3年間があったからこそ、バイエルンという世界の中でも有数のビッグクラブに挑戦する機会を得られたと思う」と古巣への感謝を示した。

　前日には新天地で最初のトレーニングを行った。伊藤によればピッチ内だけでなくロッカールームでもチームメイトから声をかけてもらったという。また「FWセルジュ・ニャブリが日本食レストランを教えてくれた」ことも明かし、「初日から温かく迎えてくれた」と振り返った。

　チームへの適応に関しては、現地記者からムードメイカーとして知られるFWトーマス・ミュラーの印象も問われた。伊藤は「まだお会いしていない」としつつ、インスタグラムでフォローしてもらったことを挙げながら「優しそうな方だなという印象を持っているので、会うのが楽しみ」と話した。

　バイエルンの雰囲気は良好のようだが、その一方で試合に出場するためにはチーム内の激しい競争を勝ち抜く必要がある。それでも伊藤は「ライバルがいるのは個人としてもチームとしても素晴らしいと思う」と定位置争いを歓迎。自身の武器としてユーティリティ性や配球力を挙げ、「自分の良さを発揮できると思う」とサッカー面での適応にも自信を示している。

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