パリオリンピック男子サッカーの大陸間プレーオフが9日に行われ、U-23ギニア代表が1-0でU-23インドネシア代表に勝利して56年ぶりの五輪出場権を獲得した。しかし試合後、インドネシアサッカー協会(PSSI)はギニア代表に対する人種差別的な投稿がSNS上で発信されていることを明らかにした。
PSSIは公式サイトを通じ、「PSSIは敗北を受け入れ、ギニアに対する人種差別的行為を非難する」と題した声明を発表した。声明の中では同協会実行委員のアーヤ・マヘンドラ・シヌリンガ氏が「選手たちは敗戦を受け入れて胸を張って帰国した。だから、サポーターもそうであってほしい」と話し、「相手選手に対する人種差別的な発言で、U-23インドネシア代表の戦いを汚さないでほしい」と遺憾の意を示したことを伝えている。
また、インドネシア代表の公式インスタグラム(@timnas.indonesia)はギニア代表に対して「皆さんのSNSアカウントに不適切なコメントが送られ、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と謝罪する投稿を発信している。
https://web.gekisaka.jp/news/olympic/detail/?406998-406998-flPSSIは公式サイトを通じ、「PSSIは敗北を受け入れ、ギニアに対する人種差別的行為を非難する」と題した声明を発表した。声明の中では同協会実行委員のアーヤ・マヘンドラ・シヌリンガ氏が「選手たちは敗戦を受け入れて胸を張って帰国した。だから、サポーターもそうであってほしい」と話し、「相手選手に対する人種差別的な発言で、U-23インドネシア代表の戦いを汚さないでほしい」と遺憾の意を示したことを伝えている。
また、インドネシア代表の公式インスタグラム(@timnas.indonesia)はギニア代表に対して「皆さんのSNSアカウントに不適切なコメントが送られ、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と謝罪する投稿を発信している。
・インドネシア人がギニア代表に負けたことで落ち込んで、インターネットで人種差別をして申し訳ない。
・ギニアの選手全員に敬意を。うちのネットユーザーは馬鹿だ。許してください🙏
・PKが2回あったのに謝るのか
・ふんぎりをつけろよ
・めっちゃ恥ずかしいわ
サッカーの英1部プレミアリーグでプレーする日本代表MF三笘薫(ブライトン)が18日(日本時間19日)、シェフィールド・ユナイテッド戦で前半11分に悪質なタックルを受けた。一発レッドで退場となった相手DFメイソン・ホルゲートは、日本時間21日にSNSを更新。クラブやファンに謝罪したうえで、人種差別を受けたことを明かしている。
ホルゲートは前半11分、三笘が左サイドでボールを受けようとしたところに、足を上げたタックルで飛び込んだ。激しい接触で、三笘は苦悶の表情。一度はイエローカードが提示されたが、VARが介入した結果、ホルゲートの右足裏が三笘の左膝を直撃しているとしてレッドカードに変更。そのまま退場させられた。
危険なタックルは日本のみならず、海外でも批判の的に。英放送局「BBC」は、シェフィールド・ユナイテッドのワイルダー監督が「タイミングを誤ったタックルで、正しい審判が下された」「試合全体のアプローチからすると大きな失敗だった」と非を認めるコメントを伝えていた。
試合から2日が経過し、ホルゲートは自身のインスタグラムで「週末にチームメイト、クラブ、ファンを落胆させたことについてだけ謝罪する」と記したが、「でも、ここ48時間は受け止めるのが難しかった…。継続的な人種差別をSNSで受けた…。これがそのメッセージのいくつかだ!」ともつづった。
投稿では、ホルゲートに寄せられた心無いコメントの数々も動画でまとめられている。「スポーツや社会として、我々は人種差別に対してもっと取り組まなければいけないし、その行動には責任が伴うべきだ!」と訴えていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea1de23e07a4eb664772c37dea52c7804d6b8298ホルゲートは前半11分、三笘が左サイドでボールを受けようとしたところに、足を上げたタックルで飛び込んだ。激しい接触で、三笘は苦悶の表情。一度はイエローカードが提示されたが、VARが介入した結果、ホルゲートの右足裏が三笘の左膝を直撃しているとしてレッドカードに変更。そのまま退場させられた。
危険なタックルは日本のみならず、海外でも批判の的に。英放送局「BBC」は、シェフィールド・ユナイテッドのワイルダー監督が「タイミングを誤ったタックルで、正しい審判が下された」「試合全体のアプローチからすると大きな失敗だった」と非を認めるコメントを伝えていた。
試合から2日が経過し、ホルゲートは自身のインスタグラムで「週末にチームメイト、クラブ、ファンを落胆させたことについてだけ謝罪する」と記したが、「でも、ここ48時間は受け止めるのが難しかった…。継続的な人種差別をSNSで受けた…。これがそのメッセージのいくつかだ!」ともつづった。
投稿では、ホルゲートに寄せられた心無いコメントの数々も動画でまとめられている。「スポーツや社会として、我々は人種差別に対してもっと取り組まなければいけないし、その行動には責任が伴うべきだ!」と訴えていた。
【DFメイソン・ホルゲイトが投稿した動画】
・みんなどうかしてるよ、はぁ(ため息)
・こういうのを見ると、いつも度肝を抜かれる。一日の時間を割いてまで、こんなメッセージを誰かに送るほど悲しい人がいるなんて。
・うんざりだわ。ソーシャル・メディアがいかに人の最悪の部分を引き出すことにいつも驚かされる。
<トッテナムサポ>
・この汚い野郎は三笘に謝罪すらしてない
<チェルシーサポ>
・そもそもあのタックルが人種差別だった
アジア杯(カタール)に出場している日本代表GK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)が22日の練習後に取材対応し、批判の中で人種差別的な発言を受けていることを明かした。
格下のベトナムとイラクを相手に2試合連続で2失点し、チームも苦戦している状況で自身のパフォーマンスに関して「たくさんの(批判の)声があるのは自分も知っている。その中で差別的な発言は控えていただきたい」と発言。「SNSを通して受けた。自分としては負けるつもりはない。結果で見返したい」と訴えた。
「日本代表のGKである以上、高いレベルを求められるのは分かっている。そこは受け入れながらも次につなげれば問題ないと思っている」と主張。24日のインドネシア戦に向け「GKは失点とは常に隣り合わせ。だからこそチームを救った時が一番楽しい。そういうところを出していきたい」と意気込んだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc2ddaae561b0ea821334e724a408b46f17032a5格下のベトナムとイラクを相手に2試合連続で2失点し、チームも苦戦している状況で自身のパフォーマンスに関して「たくさんの(批判の)声があるのは自分も知っている。その中で差別的な発言は控えていただきたい」と発言。「SNSを通して受けた。自分としては負けるつもりはない。結果で見返したい」と訴えた。
「日本代表のGKである以上、高いレベルを求められるのは分かっている。そこは受け入れながらも次につなげれば問題ないと思っている」と主張。24日のインドネシア戦に向け「GKは失点とは常に隣り合わせ。だからこそチームを救った時が一番楽しい。そういうところを出していきたい」と意気込んだ。
海外の日本サッカーファンの反応をまとめました
<ブラジル>
・このキーパーが乗り越える強さを持っていて、投稿した人たちが罰せられることを祈るよ。
<ブラジル>
・人はわずかな口実を見つけて偏見に満ちた行動をする。残念なことだ。
<ブラジル>
・Twitterとインスタの両方で彼についての人種差別的な投稿をかなり目にしたわ
<ブラジル>
・本当にうんざりさせる話だ。ザイオン、頑張れ!彼はとてもいい子だし、代表チームでもきっと輝くよ。
<ブラジル>
・次の試合では控えを務めてくれ👍
かつて柏レイソルや浦和レッズに在籍していた元日本代表MF江坂任は、現在韓国1部の蔚山現代でプレー。今月10日のリーグ戦でダイビングヘッドから移籍後初ゴールをマークした中、江坂のチームメイトである韓国人選手3名が全北現代所属のタイ代表MFササラック・ハイプラコーンに対して差別発言をした。
韓国メディアの報道によると、蔚山所属MFパク・ヨンウ、MFイ・ギュソン、DFイ・ミョンジェの3名がインスタグラムを通じてササラックへの差別攻撃をしたとのこと。パク・ヨンウはイ・ミョンジェの肌が黒いことを理由に、イ・ミョンジェに「ササラックのフォーム狂った」と投稿。間接的にササラックを揶揄したのだ。
さらにイ・ミョンジェとイ・ギュソンは「ASEAN提携国枠は強力だな」と、皮肉を込めたコメントを残したとのこと。くわえて蔚山のスタッフも「ササラックスーパータック」とササラックに言及したという。
なおイ・ミョンジェは、かつて2014年にアルビレックス新潟でプレー。他の2選手はJリーグでのプレー経験がないものの、パク・ヨンウは今月の国際親善試合に臨む韓国代表メンバーに選出されている。
https://news.biglobe.ne.jp/sports/0612/fbt_230612_9264723609.html韓国メディアの報道によると、蔚山所属MFパク・ヨンウ、MFイ・ギュソン、DFイ・ミョンジェの3名がインスタグラムを通じてササラックへの差別攻撃をしたとのこと。パク・ヨンウはイ・ミョンジェの肌が黒いことを理由に、イ・ミョンジェに「ササラックのフォーム狂った」と投稿。間接的にササラックを揶揄したのだ。
さらにイ・ミョンジェとイ・ギュソンは「ASEAN提携国枠は強力だな」と、皮肉を込めたコメントを残したとのこと。くわえて蔚山のスタッフも「ササラックスーパータック」とササラックに言及したという。
なおイ・ミョンジェは、かつて2014年にアルビレックス新潟でプレー。他の2選手はJリーグでのプレー経験がないものの、パク・ヨンウは今月の国際親善試合に臨む韓国代表メンバーに選出されている。
<東南アジア>
・Kリーグの蔚山現代FCの選手たちが自身のインスタグラムで、タイ人選手であるササラック・ハイプラコーンや東南アジア人選手に対する人種差別的な発言をした🇰🇷
パク・ヨンウとイ・ギュソンはチームメイトのイ・ミョンジェの肌が黒いことから「ササラック」「ASEAN提携国枠」と呼んだ。
このコメントはファンから多くの批判を受け、差別的なコメントは間もなく削除された。東南アジアの人々として、これらの行為を冗談で見過ごすことはできない。人種差別はあらゆる形で非難されるべきだ、サッカー界で特にだ。
パク・ヨンウは韓国代表に選出されている現役代表選手
<アーセナルサポ>
・知らない人のために状況を説明してくれる?
<アル・アハリサポ>
・K2リーグ(韓国2部リーグ)にはASEAN諸国から1チーム1名の選手を使えるASEAN提携国枠と呼ばれる外国人選手枠があるんだ
・でもイ(・ミョンジェ)も韓国人だよね?
ドイツの元プロサッカー選手ジミー・ハートウィグが12月6日(日本時間)にInstagramを更新。ドイツのニュースサイト「WELT」の番組に出演した際の、アジア人に対する差別的発言に批判が集まったことを受け、謝罪文を掲載しました。
11月23日(日本時間)に行われた「FIFA ワールドカップ2022」グループリーグE組初戦で、日本代表はドイツを相手に2-1で勝利し、次のコスタリカ戦では敗北を喫したものの、12月2日には強豪スペインを撃破。同時に行われた対コスタリカ戦を4-2で制したドイツでしたが、日本の勝利によりグループステージ敗退が決定しました。
2日の試合後、ドイツのニュースサイト「WELT」がドイツの元サッカー選手・ハートウィグを解説に迎えて番組を配信。ハートウィグは、自国が日本に敗北したことを受けてか、両手を合わせながらお辞儀する格好で、「チンチャンチョン」と東アジア人を差別するワードを使用しました。
番組の内容が「WELT」のYouTubeチャンネルにアップされると、Twittterでは発言個箇所を切り抜いた動画が日本人を中心とするユーザーの間で拡散し、ハートウィグへの批判が噴出。5日に配信された日本の一部ニュースサイトの記事によると、同サイトが「WELT」運営会社とハートウィグに取材を申し込んだ後、YouTube上の動画は削除されたとのことです。
6日にハートウィグはInstagramを更新し、「WELT-TVで、日本対スペイン戦における私の発言で気分を害された皆さん、本当にごめんなさい!」とドイツ語でつづった謝罪文を掲載しています。
また、今大会のドイツ代表と言えば、多様性や反差別を意味するキャプテンマーク「One Love」の使用を禁じられたことや、カタールの外国人労働者への人権侵害に抗議する意味を込めて、対日本戦の集合写真撮影時に口を手で覆うポーズを取ったことで話題になっていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bcc8d8b5a53241865191a46a07703146949211411月23日(日本時間)に行われた「FIFA ワールドカップ2022」グループリーグE組初戦で、日本代表はドイツを相手に2-1で勝利し、次のコスタリカ戦では敗北を喫したものの、12月2日には強豪スペインを撃破。同時に行われた対コスタリカ戦を4-2で制したドイツでしたが、日本の勝利によりグループステージ敗退が決定しました。
2日の試合後、ドイツのニュースサイト「WELT」がドイツの元サッカー選手・ハートウィグを解説に迎えて番組を配信。ハートウィグは、自国が日本に敗北したことを受けてか、両手を合わせながらお辞儀する格好で、「チンチャンチョン」と東アジア人を差別するワードを使用しました。
番組の内容が「WELT」のYouTubeチャンネルにアップされると、Twittterでは発言個箇所を切り抜いた動画が日本人を中心とするユーザーの間で拡散し、ハートウィグへの批判が噴出。5日に配信された日本の一部ニュースサイトの記事によると、同サイトが「WELT」運営会社とハートウィグに取材を申し込んだ後、YouTube上の動画は削除されたとのことです。
6日にハートウィグはInstagramを更新し、「WELT-TVで、日本対スペイン戦における私の発言で気分を害された皆さん、本当にごめんなさい!」とドイツ語でつづった謝罪文を掲載しています。
また、今大会のドイツ代表と言えば、多様性や反差別を意味するキャプテンマーク「One Love」の使用を禁じられたことや、カタールの外国人労働者への人権侵害に抗議する意味を込めて、対日本戦の集合写真撮影時に口を手で覆うポーズを取ったことで話題になっていました。
【ドイツ番組での差別発言動画(dubz.co)】
<パキスタン>
・これは恥ずべきだ
<バイエルンサポ>
・偽善者 笑
<トッテナムサポ>
・これが差別で他国を説教したい国か🤐🤐🤐
<アメリカ>
・これがドイツ人の得意なことだ。敗退して嬉しいわ。
<インドネシア>
・「チンチャンチョン」は日本人や韓国人には当てはまらないのに...「WELT」はもっと学べよ