苦しい後半の時間帯を過ごした横浜F・マリノスを救ったのは、大抜擢に応えたGKオビ・パウエル・オビンナだった。試合後、劇的な決勝ゴールを沈めた横浜F・マリノスMF天野純は「オビに感謝したい」と名指しで称えた。
ともにグループ2連勝で迎えた上海上港との上位対決、横浜FMは0-0で試合を進めながらも後半は劣勢が続き、後半25分に窮地へと追い込まれた。DF松原健のファウルでPKを与えると、相手のキッカーはMFオスカル。これまでのACLでも日本勢に立ちはだかってきた元ブラジル代表のテクニシャンだ。
だが、ここでチームを救ったのはU-23日本代表のオビだった。流通経済大から今季加入し、シーズン途中にはJ2の栃木SCで武者修行を終えてきた22歳は、右に飛んできたボールを落ち着いた構えからスーパーセーブ。完璧なパンチングで、ボールをゴールマウスへの軌道上から見事に弾き出した。
横浜FMでの出場はこれが3試合目だが、すでにPKは“2戦2勝”。18日に行われたJ1第30節(前倒し分)の川崎フロンターレ戦でもFW小林悠のキックを止めており、大抜擢のACLデビュー戦でも勢いを継続させる形となった。
オビの活躍で失点を防いだ横浜FMは、最後の攻勢をかけた後半45分に天野が決勝点をマークし、グループ3連勝を達成。殊勲のゴールを決めた天野は「流れも良くない中で変えたいという気持ちを持ってやった」と手応えを語りつつ「オビがPKセーブしてくれて、流れを変えて得点できたので、オビに感謝したい」と若い守護神への感謝を語った。
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?317302-317302-flともにグループ2連勝で迎えた上海上港との上位対決、横浜FMは0-0で試合を進めながらも後半は劣勢が続き、後半25分に窮地へと追い込まれた。DF松原健のファウルでPKを与えると、相手のキッカーはMFオスカル。これまでのACLでも日本勢に立ちはだかってきた元ブラジル代表のテクニシャンだ。
だが、ここでチームを救ったのはU-23日本代表のオビだった。流通経済大から今季加入し、シーズン途中にはJ2の栃木SCで武者修行を終えてきた22歳は、右に飛んできたボールを落ち着いた構えからスーパーセーブ。完璧なパンチングで、ボールをゴールマウスへの軌道上から見事に弾き出した。
横浜FMでの出場はこれが3試合目だが、すでにPKは“2戦2勝”。18日に行われたJ1第30節(前倒し分)の川崎フロンターレ戦でもFW小林悠のキックを止めており、大抜擢のACLデビュー戦でも勢いを継続させる形となった。
オビの活躍で失点を防いだ横浜FMは、最後の攻勢をかけた後半45分に天野が決勝点をマークし、グループ3連勝を達成。殊勲のゴールを決めた天野は「流れも良くない中で変えたいという気持ちを持ってやった」と手応えを語りつつ「オビがPKセーブしてくれて、流れを変えて得点できたので、オビに感謝したい」と若い守護神への感謝を語った。
【ハイライト動画(YOUTUBE)】
コメント欄などから海外の反応をまとめました
<タイ>
・横浜、勝ち点3 👏🏻🇹🇭🇯🇵🟥⬜️🟦. #ティーラトン
<タイ>
・ゴールキーパーが試合のMVPだ🏅👍👍👍【PKセーブ動画】
<タイ>
・Jリーグはアジア最強だ。横浜Fマリノスとティーラトン、おめでとう🇹🇭🇹🇭🇹🇭
<マレーシア>
・フッキやオスカルのようなトッププレーヤーも時々ACLで苦戦するのが見られて嬉しいね。それはACLが大きくてタフな大会であることを意味するから。
<中国>
・勝ち点3を奪える可能性があったのに敗戦。この結果は監督の責任だ。フッキとムーイをあまりに早く交代で下げた。リカルドは明らかに調子が良くない。アルナウトビッチが代表戦のために欠場してるのが大きなインパクトを与えてる。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグが16日に行われ、上海上港(中国)と鹿島アントラーズ(日本)が対戦した。
9日に鹿島のホームで行なわれたファーストレグは、鈴木優磨、西大伍、相手のOGで3-1と先勝。ベスト8進出に大きく前進した。そのファーストレグからはスタメンを1名変更。三竿健斗に代わり、レオ・シルバがボランチに入った。対する上海はファーストレグで得点を挙げたエウケソンが欠場。代わって元ブラジル代表のフッキがスタメン入りした。
開始7分、上海にセットプレーのチャンスを与えてしまう。オスカルのFKからゴール前でフリーになっていたフッキに左足で決められ、上海に先制を許す。対する鹿島は前半終了間際の42分、左サイドを駆け上がった安西幸輝のグラウンダーのクロスを土居聖真がヒールで流し込み、前半を1-1で終えた。
後半に入り79分、相手のシュートが昌子源のハンドと判定され、上海にPKが与えられる。このPKをフッキに決められ、1点差に詰め寄られる。その後、鹿島はセンターバックの犬飼智也を投入して上海の攻撃をしのぎ切った。
試合は2-1で終了。2試合合計4-3で鹿島がベスト8進出を決めた。鹿島は過去4度決勝トーナメント1回戦で敗れており、10年ぶりのベスト8となった。なお、ACL準々決勝の組み合わせ抽選会は今月23日に行われる。
https://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20180516/758829.html9日に鹿島のホームで行なわれたファーストレグは、鈴木優磨、西大伍、相手のOGで3-1と先勝。ベスト8進出に大きく前進した。そのファーストレグからはスタメンを1名変更。三竿健斗に代わり、レオ・シルバがボランチに入った。対する上海はファーストレグで得点を挙げたエウケソンが欠場。代わって元ブラジル代表のフッキがスタメン入りした。
開始7分、上海にセットプレーのチャンスを与えてしまう。オスカルのFKからゴール前でフリーになっていたフッキに左足で決められ、上海に先制を許す。対する鹿島は前半終了間際の42分、左サイドを駆け上がった安西幸輝のグラウンダーのクロスを土居聖真がヒールで流し込み、前半を1-1で終えた。
後半に入り79分、相手のシュートが昌子源のハンドと判定され、上海にPKが与えられる。このPKをフッキに決められ、1点差に詰め寄られる。その後、鹿島はセンターバックの犬飼智也を投入して上海の攻撃をしのぎ切った。
試合は2-1で終了。2試合合計4-3で鹿島がベスト8進出を決めた。鹿島は過去4度決勝トーナメント1回戦で敗れており、10年ぶりのベスト8となった。なお、ACL準々決勝の組み合わせ抽選会は今月23日に行われる。
※試合後の反応を追記しました
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は18日、準決勝第2戦を行い、10年ぶりの決勝進出を目指す浦和レッズが上海上港をホームに迎えた。第1戦のアウェー戦で1-1のドローを演じていた浦和が、1-0の完封勝利。2試合合計2-1とした浦和が07年以来、10年ぶりのACL決勝進出を決め、決勝でアルヒラル(サウジアラビア)と対戦する。
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?228766-228766-fl
※追記しました
AFCチャンピオンズリーグ2017準決勝第1戦が27日に行われ、上海上港(中国)と浦和レッズが対戦した。
浦和は堀孝史監督就任以降取り組んでいる4バックのシステムを採用。最終ラインは右から遠藤航、阿部勇樹、マウリシオ、槙野智章の並び。中盤に青木拓矢、柏木陽介、そしてACL初先発となる長澤和輝。前線は興梠慎三、武藤雄樹、ラファエル・シルバが起用された。一方、ホームの上海は元ブラジル代表のフッキやオスカルがスタメンに名を連ねている。
15分、フッキが中盤からドリブルで持ち込み、武器の左足を振り抜く。この鋭いシュートがネットに突き刺さり、ホームの上海に先制を許してしまう。対する浦和は27分、青木が浮き球のパスを興梠に供給。興梠が落とすと、走り込んだ柏木が右足で決めてすぐさま同点とする。その後はオスカルを中心に上海が浦和ゴールに攻め込むが、GK西川がゴールを許さない。前半は1-1で折り返す。
後半に入り57分、切り返しからオスカルがシュートを放つも、西川が好セーブ。続く69分にはオスカルが直接FKでゴールを狙ったが、今度はポストに救われた。浦和は80分、ラファエル・シルバを下げて高木俊幸を投入。終了間際の87分には高木のバックパスがウー・レイに渡ってしまう。しかし、ウー・レイのシュートはわずかに枠を外れた。
試合は1-1で終了。浦和は準決勝第1戦を勝利で飾れなかったものの、貴重なアウェイゴールを記録。次戦、仮に0-0の場合でもアウェイゴール差で10年ぶりの決勝進出が決定する。
準決勝第2戦は10月18日、埼玉スタジアム2002にて19時30分キックオフを予定している。-サッカーキング-
浦和は堀孝史監督就任以降取り組んでいる4バックのシステムを採用。最終ラインは右から遠藤航、阿部勇樹、マウリシオ、槙野智章の並び。中盤に青木拓矢、柏木陽介、そしてACL初先発となる長澤和輝。前線は興梠慎三、武藤雄樹、ラファエル・シルバが起用された。一方、ホームの上海は元ブラジル代表のフッキやオスカルがスタメンに名を連ねている。
15分、フッキが中盤からドリブルで持ち込み、武器の左足を振り抜く。この鋭いシュートがネットに突き刺さり、ホームの上海に先制を許してしまう。対する浦和は27分、青木が浮き球のパスを興梠に供給。興梠が落とすと、走り込んだ柏木が右足で決めてすぐさま同点とする。その後はオスカルを中心に上海が浦和ゴールに攻め込むが、GK西川がゴールを許さない。前半は1-1で折り返す。
後半に入り57分、切り返しからオスカルがシュートを放つも、西川が好セーブ。続く69分にはオスカルが直接FKでゴールを狙ったが、今度はポストに救われた。浦和は80分、ラファエル・シルバを下げて高木俊幸を投入。終了間際の87分には高木のバックパスがウー・レイに渡ってしまう。しかし、ウー・レイのシュートはわずかに枠を外れた。
試合は1-1で終了。浦和は準決勝第1戦を勝利で飾れなかったものの、貴重なアウェイゴールを記録。次戦、仮に0-0の場合でもアウェイゴール差で10年ぶりの決勝進出が決定する。
準決勝第2戦は10月18日、埼玉スタジアム2002にて19時30分キックオフを予定している。-サッカーキング-