熱く語るその5 連想する力 : ハートでアート
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熱く語るその5 連想する力

・題材かなと思う。小学校って「何とかしている自分」っていう題材が多い。何とかしている自分って言われても描けない。昔の自分がそう。動きのない自分って描かせるのがどうか?
・運動会の絵や、友達や家族は描ける。
・低学年の場合は自分を描きたいという欲求がある。
・させたいではなくて、世界が自分なんだ。
自分を描けないと言う先生は精神的に成長していた。
・高学年になって自分を描けという方が難しい。
・描けない時にどうアプローチするか。
・写真使って絵を到達点にしない。
・何になるの?将来。
・描かれた画面にある物を人にわかって貰うことが目的なのではなくて、その絵から外側にあることを連想させていけるか。描きながら連想している。たまたま描いてあることが記号であったりする。教師がその連想をわかってあげるかどうか。大人になっても物を連想する力というのは大切。外国の子は中学生でもクレヨン。学校に来て爆撃で亡くなった母さん。描いた絵は自分の腕が異様に伸びた絵。子どもの思いはつないでいた母の手。その暖かさ。それがわかるかどうか。先生なんか教えなくていい。ヘタなことを教えなくていい。走っている姿を描けないからどうすればいいか作者に考えさせる。
・短時間で仕上げたい。観察なりスケッチなりを何枚もすればいい。そこまでの時間をかけられないと思っている。そこを大事にしてくれない。
・版画は彫る刷るが版画だと思っている。下絵なんだけどね。
・写真なんかも沢山撮ればいい。100枚くらい撮ればいい。1,2枚ならどうか。ドガが競馬の写真を撮った。写真で見たら絵と全然違う。実物とは違うけどドガの絵は写真よりも走っているように見える。

・写真はあり得ない場面も出来るかもしれない。
・だから沢山撮らなければならない。ビデオを撮ってストップかける。ストップさせた瞬間映像から動きがなくなる。

by nobuhiroshow | 2007-09-07 05:53 | 熱く語る会


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