ポジャギとチョガッポ 高麗美術館
韓国のパッチワーク
ポジャギとはモノを包んだり覆ったり装飾したりする四角い布のこと
チョガッポ とは何枚もの端切れを組み合わせて縫いつなげたポジャギのこと
中は写真撮れなかったけど、麻やシルクの薄い美しい布をつないだ作品はまるで1枚の絵画を見るようなおもいです。
確かに
これはクレーの世界?とおもわせるようなものも・・
韓国のカラーはずっと派手な黄色や赤のイメージでしたが
ここにある作品はどれも透明感にあふれ淡い色調で1枚の布なのにとても奥行きというか空間を感じその自由な構成それが作品をより魅力的に見せていました。
とても上品で静かな空間
我が家の大きな窓にこんな布がひらひらしていたらどんなにいいかしらと・・・
この美術館はそんなに大きくは無いのですがなぜか、この空間に来るとおちつきます。
この高麗美術館は堀川を北に上賀茂神社の手前を西にはいったところ
建物、入り口がなかなかいい感じ
ありがとう。
by nobukoueda | 2008-10-12 08:17 | 美術館 | Trackback | Comments(10)
最後の写真の石造はなんでしょう!!かなりインパクトがありますが・・・
韓国のパッチワークは不規則な直線で縫い代が影になり全体は薄くて本当に優しいパッチワークです。でも根気の要る仕事ですね。
この石造は韓国独特のもので玄関のところに何点かおいてありました。
素朴て力強いです。
温かい響きがありますね。
言われて見れば…ポール・クレーが持つ雰囲気に似ていますね。
私は逆に韓国の布は、落ち着いた色合いのものが多いと思っていました。
ポジャギはおぼえたのですが^^;
本当にクレーか、カンジンスキーを思い起こさせるような1枚がありまいしたよ。
なんだか、私の韓国のカラーのイメージはチマチョゴリの光沢のある黄色やピンクのイメージでした。それと白の世界
韓国の白の表現は温かみのある奥の深い感じですね。
ビデオで縫い代のところやっていたのですが、2重に重ねてぬっていて、なかなか手の込んだものにてコースターぐらいできそうですが・・・とても根気の要る仕事です。時間をかけて作ったものをご馳走の上にふわりとかけたり、窓辺にかけたり・・日常に生かして美しく生活していてしみじみ感激でした。
この高麗美術館はいいですが、今回のはポジャキの企画展でいつもは焼き物中心の常設かもしれませんが、18日からは12月末までは「チョン・ジョムスンのまなざし」として、この美術館の創立者のコレクションの展示です。朝鮮文化全般でしょうか。でも小さい美術館ですが落ち着いた雰囲気です。