なんと神戸でビル火災に遭遇  1.17 : 石のコトバ

なんと神戸でビル火災に遭遇  1.17

実は午前中もう、明日搬入というのに作品できてなくて・・
キャンセルしようと思っていたのですが・・・
やはり、一度予約してしまったら行かないと・・・
いえ、これは一度どうしてもちゃんとこの日にこの方の朗読を・・・

ということで
神戸にて竹下景子さんのメモリアルコンサート1.17
「詩の朗読と音楽の夕べ」

にいったのです。
そして、詩の入賞者の授賞式がおわり、いざ朗読会が始まったそのとき
何か、マイクの調子がおかしいかな・・・
とおもっていたら、
「火災が発生いたしました、速やかに非難してください。」!!
え、ええつ!
壇上の竹下さんも何が起こったかわからないという顔
そして、すぐ、ドアが開いて、係りの方の誘導でとりあえず、4階にいたけど屋外のテラスにでてそこから非常階段で下におりる。階段を降りても降りてもなかなか下に届かないような感じ、9.11の時のテレビの映像でツインビルから階段を下りてくる映像が思わずうかぶ。松方ホール満員の人たちが皆避難するからどんどんヒトの頭・・頭、

もう、なんだか心臓はパクパクしてきた。
やっと下に下りて外に出てビルを見上げると

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上のほう18階が赤くなっている。焦げ臭いにおいもしてきた。

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たくさん消防車もやってきた。

もう、コンサートは中止になるのかしらとしばらくして帰ろうと表玄関にいったら、

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10階より下は大丈夫だからとりあえず、検討するから中に入れるとのこと、まだ心臓はドキドキしているけど(お金もはらったことだし・・)とりあえず、会場に入ってみることに、
そして、しばらくして
ほぼお客さんも一応戻ったところで再開となった。竹下さんやスタッフも一度避難されて、もどったところで、朗読の前に今日のゲストピアニスとの智内威雄さんの演奏が・・・

智内さんは左手のピアニスト、智内さんは24歳の時ジストニアに冒されて右手が不自由に・・
左手だけの演奏、でも聞いている分には全然わからない。
力強く そして・・響き合うようにながれて・・

しかし音楽の力とは本当にすごい。
あんなにまだ心臓がパクパクしていたのに
1曲きいて・・おちついて、2曲目にはピアノにひきこめれて・・
ココロは穏やかに・・

そして、竹下景子さんの詩の朗読
本当に美しいコトバの流れ
そしてその歌の重み
涙がながれて、
竹下さんもハンカチで押さえながらしっかりと朗読されている。

音楽やコトバの力はすごいなあと・・
こんなにも人の心にダイアレクトにはいってくるなんて・・・


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なんだかバタバタの1日だったけど ふとハーバーランドの明かりを見たら
1.17に神戸に来て本当によかったと。

あれから14年目の1.17の今日の日に

by nobukoueda | 2009-01-18 00:27 | Trackback | Comments(15)

Commented by daikatoti at 2009-01-18 16:54
すごい体験でしたね! 火が出てるお写真まであって、まるでレポーターnobukouedaではありませんか!
心臓ばくばくするのわかります。うちも隣の家がボヤを出した時、どうしていいか、まったく頭真っ白になって、うろうろしてるだけでしたわ。 でも、再開されて、音楽も楽しまれてよかったですね!
Commented at 2009-01-18 20:30
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by モモピー at 2009-01-18 21:49
ε-ε-(●ノ≧ω≦)ノキャー
大変な体験をされたのですね~。
でも、ちゃんと「詩の朗読と音楽の夕べ」は、再開されて本当に素晴らしい感動を与えてもらえたみたいですね。
ノブコさんの貴重な体験と感動をこちらまで痛感しました!
Commented by nobukoueda at 2009-01-18 23:54
>totiさま
 本当に竹下景子さんもびっくりでこの日は一生忘れないといってられました。やはり、女優さんで本当にスタイルよくて美しい方で詩の朗読もこんなにも感動的かとおもいました。帰られた方にはちゃんと返金されるようです。
Commented by nobukoueda at 2009-01-18 23:55
>かぎコメさま
 本当にありがとうございました。
たのしみで~す。
Commented by nobukoueda at 2009-01-18 23:59
>モモピーさま
 幸い火事は大事にいたらなかったようですが、さすが防災訓練しっかりできているのか、500人もの人をとてもしっかり誘導してくれてパニックにならずに良かったです。
おいしいお寿司もたべたのですよ。^^;
Commented by miyullin at 2009-01-19 20:53
え~~とても怖い目に合いましたね!!なかなか経験出来ないですよね!!
でも火事になっても又、再開するなんてそれも凄いな~~!!小火だったのでしょうか!?
Commented by nobukoueda at 2009-01-19 21:40
>miyullinさま
 その時は本当に何もわからずただ、びっくりでしたが、幸い怪我人もなく 小火程度だったようです。
 でもわからずずいぶん帰られた方もいらしたと思いますよ。
 
Commented by 西山遊野 at 2009-01-19 23:17
>音楽やコトバの力はすごいなあと・・
私もいつもこれは感じます。音楽や言葉で表現、文学
などいつも刺激になって自分の絵画表現では
何が出来るのか、どれだけの力があるのか、
表現ってなんだろう。むずかしいけどせめて
あの感動の力のいくらかでもそれを表現できれば
すばらしいだろうな。
Commented by nobukoueda at 2009-01-19 23:24
>遊野さま
 こんばんは
コンサートも久しぶりでしたが、やはり生の演奏や、声はいいですね。生きている表情も音とともにつたわってきます。田舎にいるとついつい出不精に・・・なんていって・・・であるいてます。
Commented by YuccaR at 2009-01-19 23:52
大変な経験でしたね。無事で何よりでした。再開って言っても怖くて残れないと思うけど。重ねて無事で何よりでした。
Commented by ymomen at 2009-01-20 01:38
ご無事でなによりです。

ほかの階で火事があっても、のちにそうやってほかの階に戻っていいっていうのは、よほど設計に自信があるのでしょうね。
縦長いビルというのは、当然それだけの機能がそこに居しているということ。
一箇所で滞りがあるといって、できれば全体の機能を止めないように、というのはわかりますが、田舎に住んでいるわたしには理解できないのですよねえ。

竹下さんも息の長い女優さんですよね。
ひととして魅力があるから、なのでしょう。
Commented by nobukoueda at 2009-01-20 10:32
>ymomenさま
 いつもありがとう。
私も上の階が赤くなっているというのに大丈夫かしらと思ったものですが、新聞によるとダンボールに引火した小火程度だったらしいですが、まあ、何もなくてよかったですが本当にびっくりでした。

 芸能人にはほとんどお目にかかったことないですがやはり、TVよりずっとやせていて色白で美しかったですね。臨機応変のご挨拶もちゃんとされてやはりあたまの良いかたとおもいました。
Commented by EKreidolf at 2009-01-21 09:38
大変でしたね!
でも急場の対応、きちんとされている会場側の対応に驚き。
冷静に対処してくださって、かつ朗読もきちんと聞くことができてほんとよかったですね。
竹下景子さんも芯の強そうな方ですね。
それにしても↑のアンティークといい、素敵な生活ですね♪
いつもパワフルなレポにあこがれます^^
Commented by nobukoueda at 2009-01-21 13:52
>EKreidolfさま
 ホント、生まれてはじめての体験でまるで映画のワンシーンのようでした。小火程度でよかったです。
 素敵な生活?・・・そうそう・・・いいところだけしか写真にはうつりません。今朝出し忘れたプラのゴミ袋や、こわれたトースターも電気鍋も部屋の隅にごろごろです^^;
しかし、ちょっと息切れしてきました。来週は冬眠します。
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