今週は遅れた漢字クイズです 【全6問】
- 2021/07/27
- 23:55
日曜、月曜と体調を崩して遅れてしまいました、申し訳ありません。
熱は無いものの、冷や汗と悪寒があり、大人しく寝ていました。
心臓かもと恐れていますが、コロナ等の感染症でも起きる症状なので、
様子見の最中ですね…。
と言う事なので今週は変則で「火、木、土」の3回の更新にします。
来週はいつもの「月、水、金、日」の週4日体制に戻す予定です。
それでは、いつもの「漢字クイズ」を始めましょうか…(笑)。
最初の2問は「普通じゃ読めない当て字」になりますね…。
【質問1】
「案山子」の読み方をお答え下さい。
ヒント1:「案山子の神様」が「大国主命」を案内したと言う神話が
ヒント2:農業を行う人には「お馴染み」のものです
ヒント3:「転スラ日記」では「ゴブタ型」で、役立たずでした(笑)
【質問2】
「沢庵」の読み方をお答え下さい。
ヒント1:意味は「お弁当やご飯の供の定番の黄色い漬物」
ヒント2:もちろん「お坊さんの名前」でもあります…
ヒント3:この和尚が創ったとか、広めたとか…諸説あり
次の2問は「普通ではない読み方」ですね…。
【質問3】
「評う」の読み方をお答え下さい。
ヒント1:意味は「物事の理非や可否などを論じ立てる・非を取り立てて言う」
ヒント2:「揚げ足取り」に近いイメージですかね…(笑)
ヒント3:普通は別の漢字ですね…(笑)
【質問4】
「復び」の読み方をお答え下さい。
ヒント1:意味は「同じ状態や動作を繰り返す=反復」
ヒント2:さすがに「一般常識」だと思うのですが…(笑)
ヒント3:普通は別の漢字ですね…(笑)
最後の2問は「説明が怪しい問題」になりますかね…(笑)。
【質問5】
慣用句「関の山(せきのやま)」の「関」とは何でしょうか。
以下の選択肢から選んで下さい。
1:人間同士の関係
2:関所
3:地名
ヒント1:「関」の意味は「一生懸命やった時の限度・精一杯」
ヒント2:「上記の良い意味」で使われているのを見た事が…(笑)
ヒント3:「出来ない人の限界」と、皮肉として使う方が多いと…
【質問6】
「税」という字の「ぜい」以外の読み方と同じ読み方を持つ漢字を、
以下の選択肢から選んで下さい。
1:貢(みつぎ)
2:賃(やとう)
3:貪(むさぼる)
ヒント1:「税」は元々「上前を撥ねる(うわまえをはねる)」でした…
ヒント2:「収穫した物」の一部を「抜き取る」と言う意味ですね…
ヒント3:「領主・地主」相手ならそうですが、相手が「神様」なら…
では、正解発表と解説としますかね…。
【正解1】「案山子(かかし)」 です。
私が聞いていた説では以下の通りです。
「田の神・山の神」とも言われ、国造りの為に「大国主命」が、
天上から降りてきた時に「道案内」したと言われています。
でも「古事記」では「情報提供」した事になっていて「知恵の神」です。
「山を案内した」ので「案山子」なんだと思っていましたが…(笑)。
「私が聞いていた説」が怪しくなって来たので「解説不能」ですね…。
「案山子揚・案山揚(かかしあげ)」と呼ばれる「案山子供養」が、
初冬(稲刈り後)にあり、古い案山子をお焚き上げする風習がある様です。
【正解2】「沢庵(たくあん)」 です。
「沢庵漬(たくあんづけ)」は、知らない人がいないと思いますが…(笑)。
「沢庵和尚」は有名ですよね…。
一応、「沢庵和尚が創った」と言われていますが、実は「広めたダケ」とか、
「お墓が漬物石っぽいダケ」とか「諸説あり」の状況ですね…。
まあ、単なる「大根のぬか漬け」でしかないので、仕方ないですかね…(笑)。
【正解3】「評(あげつら)う」 です。
普通は「論う」を使いますよね…、この表現を見た記憶はありません。
漢字変換や検索でも出て来ないと言う事で、「死語認定」ですかね…(笑)。
元記事の記者さんは「ノーベル賞」の「ノーベル」が、兄弟が死んだのを、
間違った記者が書いた「死の商人、死す」が、酷いと言っていたのですが、
利子だけで「ノーベル賞」を続けられるだけの財産を、鉱山でそ採掘だけで、
どうやって稼げるのか考えて見るべきですよね。
「鉱山でそ採掘」分はほぼゼロで、敵味方関係なく「武器として使用する物を、
大量に販売して、護衛なしで外にも出られない生活をしていたのですから、
「ノーベル」が「死の商人」と呼ばれても仕方ないと思いますが…。
「現代のあなた」が許すかどうかは別として、その当時の事情もありますよね。
書くときはもう少し調べてみる事をお薦めします。
【正解4】「復(ふたた)び 」です。
「復」は「復活・回復」の様に「元に戻す」を意味するもので、
「再」の「もう一回」とは多少「ニュアンス」が違いますよね…。
「復」は「過去に戻って再出発」で、「再」は「未来志向」ですかね…(笑)。
【正解5】「3:地名」 です。
「定説」と呼ばれる説だと、「関の山」とは、「三重県関(せき)町の、
祭の際に出される山車(だし)」に由来する言葉なのだそうです。
この「山車(だし)」が素晴らしいので「これ以上の物は無い」と言う意味で、
「関の山」と言う言葉が出来たのだそうです。
ですが、私の知る限り「素晴らしい」と褒めているのを、見たことがないので、
どこかで「逆転」したのでしょうかね…。
どこか信じられない説なので、私は疑っています…(笑)。
【正解6】「1:貢(みつぎ)」 です。
「神様」に「自主的に捧げる」のなら「貢物(みつぎもの)」ですね…(笑)。
ただ「物で税を納めていた時代の、税となる物」も「貢」と呼びます。
つまり終戦まで「お米」で納めていた「年貢や小作料」がこれにあたります。
「小作農」が「地主」に「小作料」を納め、「地主」が「領主」に「年貢」を納めるので、
「小作農」は結局「年貢+手数料」の二重取りで苦労していた訳ですね…。
これを「マッカーサー(進駐軍)」が「農地解放」で「地主」を解体したので、
「小作農だけが苦しい」と言う状況は改善された訳ですね…。
まあ「小作農だけが苦しい」と言う状況が「ロシアの農奴」に近い状況なのが、
「共産主義」の温床になった可能性があるので、避けただけでしょうが…(笑)。