絵は沢山描けば上手くなるのでしょうか
- 2018/09/30
- 10:26
”絵を沢山描けば上手くなる”と言う話をよく聞くのですが、
これは本当の事なのでしょうか。
知恵袋でよく見かける質問に”上手くなる方法は?”がありますが、
実際にはこの質問の前に”簡単で楽に”と言う前置きがあるので、
本来の回答は”そんなものは無い。ちゃんと努力しろ。”なので、
まともに回答できないので、この”沢山描け”が多くなります。
ただ、沢山描いても上手くならない人は沢山います。
例えば、授業中に...
ラプラスの魔のお話
- 2018/09/27
- 23:20
オカルトのネタが無くなってきたので、
かなり前にやった確率がオカルトだったという話の関連で、
ラプラスの魔の話でもしてみましょう。
ラプラスの魔(悪魔)とは、フランスの数学者の、
ピエール・シモン・ラプラスが仮想した超越的存在の概念で、
実際にいるものではありません。
オカルトでは”悪魔の知恵”と呼ばれる、
人間では到達出来ないレベルの知識が在ると、
昔から考えられていたので、
この名前になった...
あえてデッサン不要論を展開してみます
- 2018/09/26
- 19:58
順番の絵画系のネタが考え付かないので、
苦し紛れにデッサンの事を調べてみたのですが、
まあいい加減な話ばかりで、記事にもできません。
西欧絵画において、
デッサンが重要である事は知っていますが、
イラストやマンガなどでは、特に必要だと思っていないので、
あえてデッサン不要論を展開してみます。
まずデッサンが和製英語のようなものだという事は、
普通は知らずに使っていると思います。
”dessin”...
神様がいるかどうか聞かれた場合の答え方
- 2018/09/24
- 22:01
”神様はいるか”と言う素朴な疑問がありました。
勿論、宗教的な考え方は人それぞれで、正解はありません。
ただ論理学のような考え方としては、大昔に結論がでています。
条件は、
①神様がいるかどうか
②神様を信じるかどうか
の2つですから、パターンは2X2の4つになります。
①神様はいて信じている
②神様はいて信じていない
③神様はいなくて信じている
④神様はいなくて信じていない
後はこの4パターン...
可愛い不法侵入者
- 2018/09/23
- 16:05
昨日の事ですが、TUTAYAにビデオを返しに行って、家に帰って来ると、玄関先に生まれたてと思われる、二匹の子猫と、母猫と思われる白猫がいました。私の家の玄関先(玄関の脇)のところに、自転車を置けるくらいのスペースが在るのですが、そこに鉄の門扉があって区切られているので、比較的安全な場所だと思って休んでいた様です。(何かあれば、そこに逃げ込めます。)生まれたての子猫は怖い物知らずで、人(私)を見ても...
バランスの崩れた絵を描きたがる人がいます
- 2018/09/22
- 10:16
痩せた、所謂モデル体型の人が、
近頃のトレンドになっているのは理解しているのですが、
デザイン画(服飾系)のような絵を描きたがる人がいて、
忠告しても理解してもらえず、苦労しています。
デッサンの話は前にも書いたのですが、
デッサン以前(全ての描き方に共通)の絵の基本の部分を、
学ぶと言う事は、リアルに描く場合のバランスを学ぶ事です。
このバランスで頭だけデフォルメしたイラストを描く人がいて、...
座敷わらしの特殊性について
- 2018/09/20
- 10:48
妖怪と呼ばれているケド、妖怪じゃないものを書いて来たので、
座敷わらし(座敷童、座敷童子)について書いてみます。
岩手県を中心として東北地方で知られていた、幸運を呼び込む、
神のような不思議な存在で、妖怪に分類される事もあります。
その正体は、口減らしのために間引いた子供や水子等の、
いわゆる幽霊が神格化されたものだと言われています。
(座敷わらしの行動が幽霊と似ているのはその為です。)
本...
絵を描く時にアタリを付けないのは何故?
- 2018/09/17
- 13:34
さて、近頃の知恵袋の絵の評価の質問に、
アタリを付けずに描いたと思われる絵が多いのが気になります。
(ある程度描ける人の絵だと、更に気になります。)
コントなどでも、絵描きさんは筆などで比率を測りながら、
絵を描いている所が表現される程、基本的な事です。
絵の構図を決めると言うのは、一種のデザインをする事なので、
どの要素を、何処に、どれ位の大きさで配置するか等は、
絵を描く前に決めておく必要...
コックリさんで何が起きているのか
- 2018/09/16
- 09:08
コックリさん(狐狗狸さん)は神の眷属(狐狸や狗神)を呼び出し、
一種の神託を受ける事を目的としています。
いわゆる”神降ろし”の一種で、占いとも呼べるものです。
(古代より占いが神事であった事は学校で習ってますよね。)
眷属と言っても神様の様なものですから、
いい加減な事をするとバチがあたる(祟られる)事があります。
(いわゆる”狐憑き”がその代表例です。)
これらの現象を科学者達はどう見ている...
動物系の妖怪の話が続いたのでコックリさんもやってみます
- 2018/09/15
- 18:51
動物系の妖怪の話が続いたので、狐→狐憑き→狐狗狸で、
コックリさんの話をしてみます。
コックリさん(狐狗狸さん)とは、
19世紀頃の西欧で流行した”降霊会”で行われた、
”テーブル・ターニング”に起源を持つ占いの一種で、
ウイジャ盤(専門の道具)の文字を指差すことにより、
特定の霊(知人)との会話を行うことを目的とするものでした。
コックリさんは日本発祥のものでは有りません。
これが日本に伝わって...
遠近法の話をしてみます
- 2018/09/13
- 16:24
知恵袋の絵の評価への回答の中でヘタ(変?)な答が、
デッサンの次に多い遠近法(パース)について、
ちょっとだけ書いておきます。
遠近法は西欧絵画の基本的な画法の一つで、
明治時代以降に普及した立体感を感じさせる為の技術です。
現在ではイラストやマンガにも取り入れられ、
絵画全般で使用される基本技術だと思われています。
確かに日本画にも部分的に取り入れたものも存在し、
常識だと考える人も多いの...