疫病退散の例大祭。稲敷市・あんばまつり – 日本一の湖のほとりにある街の話

疫病退散の例大祭。稲敷市・あんばまつり

「茨城の日光東照宮」の異名をとる稲敷市は大杉神社の秋の例祭・大杉祭、通称「あんばまつり」。江戸時代、天然痘が流行した際に、村人たちが疫病退散を祈願し、村中を練り歩いたのがその起源だそうです。

伝統的装束をまとった氏子さん達による御輿渡御は、歴史絵巻の風情満点。さらに、悪魔祓えとして奏でられる国選択無形民俗文化財「あんば囃子」、それにあわせて白い法被の踊り手さんによる踊りが繰り広げられるなど、見所一杯です。

さわやかな秋空のもと繰り広げられる、古式ゆかしい祭礼を、ぜひお楽しみください。

大杉祭(あんばまつり)
開催時期:10月の第4土曜日と翌日曜日
大杉神社:茨城県稲敷市阿波958
公式HP→【大杉神社】 

稲敷市:
北は霞ヶ浦西浦、南は利根川に面し、古くから水郷地帯として栄えてきました。多くの野鳥観察スポットや、ヘラブナ釣り・ブラックバス釣りのメッカとして知られています。
その他の記事はこちら→【稲敷市】

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