協賛の
お願い
2016年春施行された「障害者差別解消法」。それを進めていく基礎には、地域住民の「障害者理解」が欠かせません。バリアフリー等を叫んでも、地域住民一人ひとりに、実際の障害者の生活・実情が知られていなければ中身が伴わないと思います。「知っていこう。知っていきたい」そこで、映画はストレートに一般住民に訴えかける力を持っていると思いつきました。
当初、言い出しっぺの小野田は福祉事業者であったため、自立支援協議会を映画祭の主体とする事を考えましたが、まずは周囲に声がけしようと動きはじめました。すると意外にも、一般市民(教師・主婦・民間活動家・建築家・アーティスト・映画関係者など)からの反応が多く、現在の広く開かれた実行委員会体制が成立しました。そして映画祭開催の願いも障害に限らず、次のように幅を広げた「知っていこう。知っていきたい」に変わっていきました。幅広い差別解消をもとめて。
知ることの
バリアフリーを目指して
「見渡せば、知らないことばかりのこの世界。まずはゆっくり、近づいてみよう。」
この言葉をイメージして、吉岡宿にしぴりかの映画祭は2016年に宮城県大和町吉岡宿でスタートし今年で8回目の開催となります。「知る」ことのバリアフリーを応援してくださる方を募集します。
聴覚障害者への上映作品
バリアフリー
聴覚障害者も見られるように上映作品に字幕が無い場合には、字幕を付けて上映したい。
聴覚障害者への映画祭参加
バリアフリー
聴覚障害者も参加できる映画祭として手話通訳ができる人を常に配置したい。
映画文化の地域格差
バリアフリー
都市部ではなく吉岡宿という地方で良質の映画を上映し続けたい。
※昨年・本年は感染症対策として仙台開催としています。
良質の映画提供機会の
バリアフリー
偏りがちな映画文化提供の機会に対して埋もれていく良質な映画作品を掘り起こし提供し続けたい。
映画文化を通して語り合える
バリアフリー
素人にとってもプロにとっても、映画文化は共有される。ひざ詰めで車座で、じっくり「知る」ことについて語り合い続けたい。
いずれは視覚障害者への上映作品
バリアフリー
視覚障害者にも伝えたい映画文化いずれは映画解説付き上映も実現したい。
これらの願いを実現するために映画祭を行っていますが、その運営費用(上映料・手話通訳・広告宣伝費など数十万)は入場料収入だけではまかない切れていません。助成金や時にクラウドファンディングの活用や、運営費用の節約なども行っておりますが、これからも継続して活動していくために、ぜひ、この広告掲載や個人協賛などをお願いしたいと思います。
ぜひ、本映画祭を今後とも続けていくために、お知り合いのお店や企業の方に広告掲載をお勧めください。また、ぜひ、個人協賛にご参加ください。
外に出る事も億劫になりがちの聴覚障害者の方々にも、映画祭に普通に参加してもらい交流する機会を提供しています。
都市部にばかり集中してしまう文化活動の拠点。そうではなく自然豊かな地方にも、映画文化に触れる機会を広げていき、自然の中で「知る」事を広げていきます。
世界中の沢山の映画の中から毎年、これを「知りたい」これを「一緒に考えたい」と思える作品を選び出し上映し、参加してくださる人たちと「知り」「考える」時間を共にしています。
映画祭では、持ち寄ったショートムービーを上映し、それを通してプロも素人も同じ場で「知る」「伝える」を熱く語り合う場を設けています。
昨年は残念ながら新型コロナの影響で開催できませんしたが今年は、ちょっと違う形ですが開催いたします。
これからも本映画祭が充実発展していけますようにぜひ、皆様のご協力をお願いいたします。