私と純日記

私と純日記

ただの個人的な私の話

短歌を詠むゾ

短歌を詠んでみたい、とずっと思っていた。

何がきっかけかしっかりとおぼえていないけれど、下記のようなツイートを見て*1短歌って思っていたより自由でいいなと思った。ツイートのリプライにあった「鮮やかな絶望だ」という旨の言葉も刺さった。

 

 

いつもこのブログを読んでくれている方々には周知の通り、私はこの人生にゆるやかに絶望しながら生きている節がある。特に労働。そんなゆるやかな絶望が文章になってインターネットを漂っている。そこに鮮やかさをプラスしたら短歌になるかもしれない、と思った。

 

というわけで、人生で初めて作った短歌を発表します。


一句目

マッチョイズムだけで生きてきた人たちの、何も物事が着地しないミーティングの様を詠みました。

二句目

そんな彼らが作った組織文化に、属性が似ているであろう男性でさえ拒絶反応が止まらない様を詠みました。

三句目

新卒のときにこれらを酔って無くして社会的信用を全部なくした人を観測したことがあり、最近それを思い出したので詠みました。

 

むずかしいけどおもしろくって、今後も詠んでみたいと思いました。

*1:未だにツイート呼ばわり

20250208-11 満たされてゆく4連休

暦通りの休める職種で働いており、直近2/8,9の土日、2/11の祝日という日柄のため2/10を有給取得すれば4連休になるからそうする。

最近日記を見返したら、なんだかんだと半休取ったり連休をつなげたりしており、頻繁に休んでいる。最近仕事を頑張れそうにないため、こうやってしっかり有給取得をすることで、あまり仕事を頑張る気持ちではないことを自分や周囲に示している節がある。

 

今年に入ってからムーンプランナーの概念を取り入れるようにした。

note.com

 

ざっくりの概念としては、新月→満月の期間を「満ちる時間」、満月→新月の期間を「欠ける時間」と定義付けており、満ちる時間は発散に(始まる、増える、広がる、吸収するというような時間)、欠ける時間は収束に(手放す、整理する、デトックスというような時間)充てて過ごしてみないか、というものだ。

曜日に縛られがちな毎日に、曜日に縛られない概念を取り入れてゆるくメリハリをつけて行動を決めてみるのもおもしろそうと思い実践している。この2/8〜2/11の期間は新月→満月の期間のため比較的アクティブに動こうと思い、実際自分の気持ちもアクティブに傾いていることもあり実践する。

 

20250208

美容院に行き、くるっくるのパーマをかける。ショートのくるっくるパーマ。ちょうど1年前にもパーマをかけにいっており、春になるとパーマをかけたくなる習性があるのかもしれない。

いつも通り親友の勤めている美容院へ行き、くるっくるのパーマをかけたいのだと伝える。親友は私が毎回言うことが突拍子もないことの動ずることもなく、常に「いいね」と言ってくれる。髪を伸ばしたいから整える程度にしたいと言った一ヶ月にやっぱり無理すぎるから切りたいと言ってきたり、毎度ブリーチ・派手髪すると言ってくると思ったら急に黒髪から地毛に伸ばそうとしたり、普通のグレージュっぽい色にしたいと言ってきたり、来るたびに主張が変わるなと思っているはずだけど、ベテランの彼女はそんなことに動じず肯定し、淡々と要望を聴いて形にしていく。

パーマとなると、ロットを髪に巻き付けていくという工程が大変そうで途方もないなと毎度思うけれど、手慣れた手付きで進めていく親友を職業人として尊敬する。見事思った通りのくるっくるパーマになり、大満足で帰宅する。

ただ、帰り道にものすごいビル風の中歩いたために、ガクテンソクのよじょうさんみたいに真ん中からきれいに割れたもじゃもじゃが爆誕。すごい風が吹いているところでは帽子などを被ろうと思います。

 

20250209

この日は友達と友達のお子さんとZINEフェス@松戸に行った。

編集の仕事をしている友達に声をかけたら、行きたいと言ってくれたので一緒に行った。あと子ども向けのイベントも隣でやっており、その子も楽しんでくれてよかった。

お昼頃に集合してまずはお昼を食べに行った。子どもの好奇心に耳を澄ますと、ああこの世界を経験し2年目くらいだとこういうことも疑問なのだな、と感じて私の好奇心も湧く。前にプレゼントしたハチワレの人形を気に入ってくれており、今日もポッケに入れて持ってきてくれた。推しの布教活動に成功している私。

ZINEが集まる場所に行くのは初めてで、エッセイ集から写真集、ステッカーなども様々あり楽しかった。ここでも知的好奇心がとても満たされた。私もZINEを作ってみたいと強く思ったので、作戦を立てるぞの気持ち。

帰り際友達と、商業用でない自由な発想のアウトプットはいいよね、的な話をした。本当にそうだなと思う。世界はあまりにも金の匂いばかり漂っており、特に都市部ではそうでない空間を見つけるほうが困難である。やはり今の生活への、労働への、資本主義へのアンチテーゼとして、ZINEを作るしかないと思った(クソデカ世界観)

 

20250210

有給。とにかく猫と遊び、とにかく本を読む日。

猫はやんちゃボーイなので、獲物に激しくかぶりつくから、すぐにおもちゃがぶっ壊れる。昨日会ったお友達のおうちにも猫ちゃんがおり、うちの猫のお迎え直後に未使用のネズミのおもちゃを3ついただいたのだが、うちの猫はハマりすぎてあっという間にネズミの内臓破裂・皮膚ズル剥け状態になってしまい、1ヶ月足らずで残基0になった。以前電話でそれを友達に伝えると、昨日は猫たちが使わなかったという同型のネズミ3つをプレゼントしてくれた。大変ありがたいです。

なのでこの日は、おニュ〜なネズミで遊び尽くした。うちの猫は取ってこいが出来るのでネズミを投げると取ってきて私の手元に置く。この遊びを始めると一生やり続けてしまうくらい大好き。一通り遊ばせ、走り回りジャンプしまくった一日だった。

猫が寝たあと、読み進めた本は下記の通り。

1冊目。瀬戸弘司さんが紹介していた(と思っていたのだが明確なソースは失念&探しても出てこない&違ってたらごめんなさい)ので読んでいる。まだ途中ではあるけれど、ハウツー本というより人と人とのコミュニケーションにおける大事なマインドの話をしている。

2冊目。ビジネス本は休みの日に読まないタイプの人間なのだが、この本は目次でおもしろくなって一気に読む。最後の方に謝罪の仕方まで載っている。Amazonの中古で買ったらハイライトが引いてあったのだけど、同じような悩みを持っている人が存在し、同じような気持ちでいたのだなぁと思うと妙な団結力を感じた。

3冊目。GAMEBOYZ(id:GAMEBOYZ)さんのZINEが届いたので、まずははてなブログ非公式ファンブックから読む。まず、表紙がめちゃおしゃれでかわいいのですね、両本とも。いつも読んでいる方々のはてなブログを始めたきっかけ、それ以前のインターネットの歴史、どんな思想で文章を書いているかなどを具体的に知る機会はめったにないので、そういう観点からも興味深くておもしろかったです。(特に同世代でない中村さんのはてなの出会い方おもしろい)

gameboyz.stores.jp

 

20250211

午前中にパーソナルのトレーニングへ行く。今年に入ってからまったく活力がないですね〜とトレーナーさんにフィードバックを受けるほど、バーベルの最後のひと持ち上げや最後のいちスクワットに力が入らず、ただの満身創痍という感じでトレーニングが終了していく最近だった。しかし今日は連休4日目ということも、ありなんだかエネルギーが有り余っていた。負荷の高いトレーニングをしっかり受け止めることができてよかった。やはり労働は活力を奪っている。

昼にスーパーへの買い出しついでに弁当を買う。その弁当のごはんの量が多かったために、トレーニング疲れと相まってどか食い状態になり気絶するように昼寝をしてしまった。なんとなくもったいない気持ちになる。

夕方、体をしゃきっとさせるために猫に遊びを吹っ掛ける。相変わらず興奮すると人間に噛みつくため、たまに頸動脈あたりをいこうとしている猫を目の当たりにして、殺されるのではと危機感を抱く。猫は本気を出せば人間を殺せるのに、善意で本気を出さないであげているような、人間の弱さを見透かしているような、そんな気がする。

 

おまけ

2025SS SANZAI COLLECTIONを記事にする前にひとつ小出し。

LEGACY 96 - DAWN BLUE / BRIGHT WHITEjapan.karhu.com

KARHUのスニーカーを一目惚れし買う。節約モードはどこへやら、一目惚れしたからには買うしかなくなっちゃったよ。

正直テック系スニーカーは好まなかったのだけど、自分の好き嫌いの気持ちを少し取っ払ってファッションを楽しみたいという気持ちに傾いており、このスニーカーは流行りと好き嫌いどちらも妥協しなくていいくらいのいい型だったと思う。

さすが機能性のいいスニーカーだけあって、履き心地も最高で歩いてて疲れない。それに、やはり流行りものだけあっていい具合にスタイルがキマるのもいい。たまには自分の感性を信じきらず、アイテムを買ってみるのもいいのかもしれない。

 

20250123 大丈夫って思いたい

今年仕事を始めてから急激に活力がなくなり、今日に至っては気が緩むと泣きそうになるのでこれは大変よろしくない…と思わざるを得ず、午前中仕事をするのを諦めた。

仕事を諦め、数年ぶりにカウンセリングを受けるべきだという気持ちになり担当のカウンセラーさんの予約可能枠を見ると、今日1時間後に空いているとのことで予約する(オンラインのためそれが可能)。一通り話し終えると、私は大丈夫だろうなという気持ちになるから不思議なもんで、結局大丈夫だと言われたかっただけなのだと感じる。

この世は大丈夫感がいとも簡単に失われる。ぼんやりとした不安に包まれる。問題のひとつひとつが大した事ないと思いたいだけであって、そのひとつひとつはその人にとって大した事である場合が多い。正常性バイアスによって、大丈夫って思いたいだけなのかもしれない。

小さいと思っていた事柄ひとつひとつが私の心を蝕んでおり、他人から見たら「気にしすぎだし責任を負う必要はない」と安易に言えそうだけれど、そうやって問題を矮小化されても私の心はえぐられたままなのだ。その心に気付いてあげられるのは、私とカウンセラーさんと心の通っている友達だけなのだ。大丈夫じゃないと気づくことで、大丈夫のお墨付きがつけられるという不思議がそこにはある。

午後、今日は出社をせねばならない日でファシリのミーティングが2件入っているため、ずる休みするのを諦め仕方なく出社する。この活力のでなさを取り戻すように、意気揚々と中身のない話をする上司に噛みつき、上司のスキル不足によってチームが機能しないところに対して介入し頑張ろうとする私は非常に真面目で、こんな自分が救われる世界があってもいいのにと願うものの、この環境ではその未来を描けそうにない。

この組織は、私が大事にしたい価値観を相容れない文化であること、上司が圧倒的にマネジメントスキルがない上にコニュニケーションコストが高いこと*1などがちょっとずつ見え始めてきている。今すぐどうこうという話ではないが、これを判断材料に未来を考える必要があると思っている。

私の中の人情や思いやりみたいなものが支えてくれていたチームへのコミットの高さは、様々な要因によって低空飛行している。誰も搾取しているわけじゃないけれど、搾取されているような気持ちすらしてくる。様々事情を考慮する余裕がなくなってしまった。普通に仕事しているだけで良心がすり減っていき、豊かな人間でいたいがために働いているはずなのに、気づけば心の豊かさが死んでいる。ナンデェ

*1:非常にわかりにくいタイプのコスト高で、本質的な話が出来ないため腹割って話をしてもそうなんだ〜で終わりがち、物腰柔らかそうに見えてプライド高い人間だから反省のお気持ち表明がポーズでも出来ないため、出来てないことに対して何もしていない・何も気付いていない判断を部下にされ続け無能レッテルを貼られてしまう、などが起こっている。上司がコスパよくコミュニケーションを取って、その浮いたコストを受け取り手側が処理しなくてはならず、接しててつらい。

20250114 ぼんやりとした不安

物心ついたときからぼんやりとした不安がぺったりくっついている。大人になればそういうの治るよ、なんて思春期のときに大人に言われたけれど、やはりぼんやりした不安は大人になった私にぺったりくっついており、しょうもない日々のエピソードを発端にそれらがぬっと全身を覆う。

そんなとき、芥川龍之介のこの有名な文章を思い出す。

www.aozora.gr.jp

君は新聞の三面記事などに生活難とか、病苦とか、或は又精神的苦痛とか、いろいろの自殺の動機を発見するであらう。しかし僕の経験によれば、それは動機の全部ではない。のみならず大抵は動機に至る道程を示してゐるだけである。自殺者は大抵レニエの描いたやうに何の為に自殺するかを知らないであらう。それは我々の行為するやうに複雑な動機を含んでゐる。が、少くとも僕の場合は唯ぼんやりした不安である。何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安である。

 

この前、パーソナルトレーニングのトレーナーさんと雑談していたときに「神社とか行くとモチベがあがったりポジティブになれる気がするんですよね」と言っていた。トレーナーさんはモチベ上げに対する話が好きなのだ。

よくあるただの雑談ではあるが(ほんとうにそうか?)、こういう類の話を分解すると、単純に「大丈夫って言われたい・思いたい」という話なのだろうなと思った。ぼんやりとした不安をすべて包み込むように、絶対的な包容力によって自分は大丈夫なのだということにしたい…のだろうな、と。

対して、私が自力で育てられる安心感など、所詮は後天的に身に着けたほころびだらけのものなのだから、全然まともに機能しない。SNSを見るのも、どうでもいい話を職場の人と交わすのも、言動のひとつひとつが”大丈夫”かどうかの確認であって、他人をカカシみたいに扱いながら、すべて自分のためだけに行う儀式なのだと自覚する。自覚すると、またぼんやりとした不安に覆われる。その繰り返しが我が人生

 

そんなことをぼんやり考えていたら、毛づくろいの延長で猫が私の腕を舐めてくれた。嬉しいですが痛いです。

コスメ爆買いデーの振り返り

2024年末、1年がんばりましたという自分への感謝を込めて、デパートへ行きコスメなどを爆買いしてきました。

爆買いいうても1.5万円くらいの予算握りしめて行ったのだが、私は日常的にはコスメを買わないため珍しい一日だった。ちょっと遅くなりましたが振り返りです。

 

 

まずはデパコスエリアでリップを探しに。いろいろ回ってRMKにたどり着く。

RMK デューイーメルト リップカラー

オレンジ系のリップばかり持っているため、たまにはそれ以外の色味を探そうと思ってBAさんに相談したところ、今大人気で常に売り切れのリップが入荷しています!!!とのことで、このリップを試させてもらった。

常にすっごい売り切れらしくて(?)とてもよいタイミングですねと言われたのでそれに乗せられて買った部分もあるけど、プラムの色味で上品な感じに仕上がりその日着ていたMAISON SPECIALのワンピースとも相性がよかったので購入。

ほどよいツヤ感で、時間経過でも色は落ちない。ツヤはなくなるので本当はグロスも一緒に買いたかったが我慢…。

www.rmkrmk.com

 

RMK ルミナス ペンブラッシュコンシーラー

リップと一緒に買ったのはハイライトコンシーラー。リップのお試しのときに、唇の下のくすみを飛ばすのにいいですよと紹介してもらいそのまま買う。

ハイライトとしてくすみがちなところに明るめの色を乗せておくもよし、しみが目立つところに置くもよしで、ペンタイプだから使いやすいのもよかった。

 

RMKで予算の半分は使ったのでもうデパコスは見ずに、続いてLoftへ。

 

トリデン ダイブインマスク

前にトリデンのスキンケアを使ってよかったのでマスクを買ってみる。トリデンはどちらかというとさっぱりめの使い心地で、私には合っていた。

 

ウォンジョンヨ メタルシャワーペンシル

ほどよい涙袋を手に入れたく、バズっているという単純明快な理由だけで買ってみる。見事にほどよい涙袋になりよかった。全然知らないブランドでも、こうやって単純明快な理由で使ってみると世界が広がっていいです。

 

Fujiko オートマチックシャドウ

こちらも小田切ヒロのベスコスに入っていたので、という単純明快な理由で購入。ちょうどいい色味だから、ベースに使ってもいいしこれだけでも使えてよい。

 

キャンメイク パウダーチークス

プチプラ助かります。この色味は似合うかしら、をまずはキャンメイクでやれるので本当に助かります…!そう思って買ったのだけど、普通に使いやすくて本命チークになってます。

 

越冬の湯

ぽかぽかほかほかです。肌がしっとりするのでよかったです。

 

こんな感じでした。

20250104 三が日終了後の現実的な思考の日

年末年始の休暇を9日間取った。年末年始は本当に何もせずにテレビや動画を観まくり・ゲームをしまくり終わっていくのが常で、今年もそんな感じだった。紅白は楽しかったけれど、私の推しは楽しくなさそうだった。推しの複雑な心境を察してそれに引っ張られ、なんだかこの暇が憂鬱へと変わっていった。

三が日が終わる区切りの今日、猫と共に早起きしたら気持ちがたぎってきて、今年は手帳を買ってある程度人生を管理したいなとか思ったりして、あの人に連絡しようとか思い立ったりして、朝からプロテイン飲んじゃったりして、掃除や洗濯、確定申告まで手を出したところでプツッと電池切れを起こす。わずかに残っている私の中の充電をバッテリーセーバーモードでセーブしこのブログを書いている。

 

ところで。

手帳は何度手を出しても続かない。紙の手帳も、iPadで書くタイプの手帳も。たまに中途半端に書いた手帳(日記)をたまに納戸から取り出し読むと、こうやって日々のどうでもいい話を振り返るのもいいなと思うのに、3月くらいで書かなくなる。そうやって中途半端な手帳は中途半端にたまに読み返して、中途半端な気持ちでまた買いたいなと思う。

毎日毎日「◯◯しなきゃ」とせかせかしており(仕事や生活)、それに加えてやりたいことリストなどを始めたら、やらなきゃで人生が溢れかえって余裕がなくなるのではと思っていたけど、やりたいことリストを「やらなきゃ」と捉えている時点で理論が破綻しているのだと今更気づく。やりたいことをやっていける努力ができる人生って楽しいじゃんね、と素直に思えるようになったのは年のせいだろうか。

 

改めて昨年の振り返りをすると、仕事では総じて気持ちが落ち着かずにせかせかしていた気がする。それに、忘年会で仕事はリタイアして少ししたら別の仕事を始めそうとの手相が出ていると言われ、今の仕事について少し考えてしまった。

いつまでフルタイムでこの仕事をするんだろう、私は…。せかせかせざるを得ないのはやはり仕事で毎日8時間も拘束されているからだろう。いくらフルフレックスで働けるといっても、それなりに責任のある仕事を行い、半期に一度評価をされ生活費を握られていると思うと、私の性格では中途半端にやり過ごせない。楽しくないわけじゃないけれど、もう少し気楽に向き合いたいとも思う。

年末、退勤まであと数時間というところで不穏な動きがあった。産休に入る同僚と新たに採用した同僚のつなぎ役として昨年度は案件のマネジメントをしていたのだが、採用した同僚に引き継いだもののその同僚が心身のバランスを崩し休職するかもとのことで、上司にもしそうなったら引き継いで欲しい…と言われた。

案件リリース後にその同僚に引き継ぐことになったのだけど、ありえない業務量を一人でその同僚が抱えることになっており、ついにその体制が崩壊したという状態だった。気持ちよく連休を迎えたかったが、上司にはまじでいい加減にしろという旨を伝え(それくらいの状況だった)不安なまま連休に入った。

ピープルマネジメントは上司の責任の範疇であり、私が責任を負う必要はまったくないのだけど、あのとき私がこの案件から離れず並走出来ていたらよかったのではと考えてしまう。

これまでのめちゃくちゃな職場に比べたらとても働きやすい環境ではあるけれど、これが健全とはいえず、自分のスタンスがよくわからなくなる。だからこのままフルタイムで働くことに少し違和感を感じたりする。でも生活を人質に取られている。30歳で無一文になった私は、今のところ金に不安を抱えながら生きるしかなく感じている。

 

小難しい話はこれまでにして。手帳ややりたいことリストのことを真剣に考える時間にしたいと思います。

人生をよく進めた2024年をプレイバック

2024年の振り返りをします。

まずはしいたけ占いの振り返りを…。私は蟹座の女です。

shiitakeuranai.jp

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2024年上半期、蟹座は「荒波を乗り越えて、戻ってまいりました。わーい! やったー! 遊ぶぞー! 」

2024年下半期、蟹座は「リ・ボーン(生まれ直し)の試練を乗り越えた。とりあえず、おいしいご飯を食べたり、ゆっくりしたいです」

…らしいです。

私は元々人間が集まる場所が苦手で、それでも一人で生計を立てなければならないため仕方なく人間社会に器用に溶け込んで仕事をしている節がある。2023年までは、広場恐怖に始まり会食恐怖やパニック発作の不安を両脇に抱えながら日々のらりくらいと生きており、特にコロナ禍で人里離れて生きてしまったことでより人間社会への「擬態」の仕方がわからなっていた。

人間社会への擬態の仕方がまた身につき、いつかまた溶け込めなくなる不安を小脇に抱えながらも少しだけ自信が持てたのが2024年。そんな年に少し人生を進めておきました。人間社会への回帰が、しいたけ占いでいう「戻ってきた」の表現でよいならわりかし当たっているかもしれないし、仕事以外の人生の節目の年にもなったのでこれも当たっていそう。

以下月ごとに、その月の過去の自分へのコメントを残します。

 

1月

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やっぱり人類には死んでほしいですよね、の気持ちが瞬発的に大きくなった日だったみたい。そういう気持ちはずっと心に沈殿してあるし一生なくなるものではないけれど、その気持ちに支配される時間が確実に減ったのはいいことですね。こういうクソ野郎は毎日足の小指をタンスの角のぶつけて生きてほしいですね。

 

2月

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世界はひとつじゃない、このままばらばらのままだと悟りましたね。しょうがないと思う日も、上司の頭が固すぎるだけだとほくそ笑む日も、自分が正しいと思う道を信じたことは代わりありません。よくがんばりました。

 

3月

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産休に入った同僚の代理で進めていた案件がリリースした月で、その直前までは運が悪いとしか言いようがないバッドタイミングの連続でストレスまみれ、首の後ろに謎のぶつぶつが出来たり、体の力みがひとつも抜けなくてフィジカルがやられていましたね。

同僚が数年やってきたことを2ヶ月で頭にぶち込まれ、最後の作り込みを自分ひとりで仕切っていてよくがんばりました。この案件がきっかけで昇給昇格して年収もいい感じになりました。

 

4月

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勢いに任せマンションを買いました。快適でいいですね。住んですぐの頃は、賃貸と違って設備もちゃんとしすぎていて、ホテルに泊まっているくらいの気持ちでいました。今期末には初めての固定資産税の納税書が届くだろうけど、あとのことは今の私がちゃんとやっときますんで…

 

5月

ninatandiary.hatenablog.jp

なんだか疲れていますね。こういう褒められ続けるシーンってかなり疲れます。褒められるってストレスですよね。なんだか測られてる気持ちになるし。私は私を心から褒めるに値する人物だと思えているのはまた全然別の質感の話であって、こそばゆかもしれないけど、あなたはよく頑張って生きていますよ。

 

6月

ninatandiary.hatenablog.jp

おめでとう。小脇の絶望は引き続き大人しくしていますから、引き続き生きていきましょう。

 

7月

ninatandiary.hatenablog.jp

あれからたまにロトを買うようになりましたが、かすりもしません。プラマイゼロになるだけですごい運なのだなと思います。

 

8月

ninatandiary.hatenablog.jp

このくらいの頃から自分の部署に懐疑心を抱くようになりましたね。前期までは少ないチームで動いていたけれど、今期からは数十人の体制で動くようになり、その上マネージャーがマネジメント出来ないために、スムーズに仕事が回らずもどかしい気持ちが増していきましたね。でも、それを愚痴るだけで終わらせずに給料分の働きをするところが、真面目な私のいいところですよ。それでいいんですよ、それが素晴らしいことなんですよ、影でぐだぐだ言うやつらは蹴散らしてやりましょう。

 

9月

ninatandiary.hatenablog.jp

人生初の「推しに会う」をやった月でしたね。広場恐怖が強い私にとっては、これがどれほど奇跡的なイベントだったか計り知れません。「出来ない」を積み重ねるのが怖い私にとって、ここに行ったこと自体がまずすごい上に、ちゃんと会ってきたのだからものすごくタフな行動力なのです。

 

10月

ninatandiary.hatenablog.jp

11月の記事だが10月から猫と暮らし始めました。風邪っぴき&胃腸よわよわの猫なのでお世話が大変でしたが、猫も徐々に暮らしに馴染んできているようで嬉しいですね。誰かと暮らすっていいですね。

 

11月

ninatandiary.hatenablog.jp

自己一致をしていると自分のスタイルが確立できるという持論がありますね。並ですがファッションは自己表現であり、周りの人間との境界を作るための装備であり、自分のご機嫌と直結するアイテム群であり、それなりに自分と対話をして今日着る服を決めている節がありますね。最近季節がぐちゃぐちゃで着るものに困りますけど、ずっと楽しいですね。

 

12月

ninatandiary.hatenablog.jp

自分の仕事を振り返ると心配になりますよね。人を幸せにする仕事、なんて虚構なのかもしれません。私は確かに弊社のサービスに心を救ってもらった気がするのに、中の人になってしまえばいかに金を巻き上げるかと言わんばかりの殺伐とした話ばかりですね。これにどう落とし所を作って働くのかは、今後の宿題ですね。

 

総括

この前会社の忘年会で、ひょんなことから10年前一緒に働いてい人と再会し(わかりやすくするためにあえてこの言葉を使うと、いにしえのおじさん社員みたいな人)、なぜか手相占いができるらしくやってもらった。

10年後に仕事はリタイアして結婚するのだと言われた。その後また別の仕事をするらしい。若い頃は仕事が苦痛だったでしょ、手相にも出てるよ、俺も当時そう感じてたし、と言われた。苦痛だったときと楽しい思い出と両方あるが、やはり苦痛の方が頭のなかにこびりついてずっと離れないままではある。

20代以降、仕事以外で人生の節目っぽいことは何もなかった気がするのだが、今年はマンションを買ったり猫を飼ったりと仕事以外のイベントが2つもあり、なんだか嬉しいなと思った。

しいたけ占い曰く2025年は、

2025年上半期、蟹座は「ここまでの私、すごかった。えらかった。私はここに、2025年は遊びまくると宣言します」

らしいので、仕事以外のところでも拠り所や楽しい出来事を見つけていきたい所存です。

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