2024/1/20作成
米メディア(The Sporting News)が2023年にMLB(メジャーリーグ)歴代日本人選手TOP10を紹介します。米メディアがMLBでの活躍や功績に基づいて、日本野球界から輩出されたスーパースターたちをランク付けしました。イチロー、松井秀喜、佐々木主浩など、各選手のプレーに対する評価や印象的な瞬間を振り返りながら、各選手が米国でどれほどの影響を与えたか見ていきましょう!
10位 佐々木主浩
チーム:シアトル・マリナーズ
ポジション:投手
2000年、佐々木主浩はシアトル・マリナーズのクローザーに指名された。奪三振率11.20で37セーブを挙げ、新人王に輝く。翌2001年は好調なスタートを切り、38セーブでリーグ2位。2002年は累計100セーブを達成。ポストシーズンでも活躍し、3セーブを挙げたが、チームは敗退。その後も継続的な成功を収め、活躍の一翼を担ったが、2002年終盤の怪我により帰国し、マリナーズを退団。
9位 岩隈久志
チーム:シアトル・マリナーズ
ポジション:投手
2012年に年俸150万ドルの契約でマリナーズでデビュー。初年度からロングリリーフで起用され、メジャー初登板や初セーブを記録。その後に先発に転向し、2013年には20試合で8勝4敗、防御率3.02でオールスターにも選出。2014年には右手中指の故障で出遅れるも、復帰後に好成績を維持した。2015年にはノーヒットノーランを達成。2016年にはメジャー最多の16勝を挙げるも、2017年には故障に苦しみ、その後は調整が続き、2018年に退団。
8位 田中将大
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チーム:ニューヨーク・ヤンキース
ポジション:投手
2014年1月22日、楽天からニューヨーク・ヤンキースに移籍。初年度はデビュー戦でMLB初勝利を挙げ、5月にはMLB初完封勝利、オールスターに選出。右肘の故障するものの13勝を挙げた。2015年には開幕投手に抜擢された。2016年は右前腕の張りで登板回数が減るものの自身初のMLBでの規定投球回到達。2017年には3年連続開幕投手を務める。2018年は6年連続2桁勝利を達成。活躍を続けていた中で2021年に楽天に復帰した。
7位 上原浩治
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チーム:ボルチモア・オリオールズ、テキサス・レンジャーズ、ボストン・レッドソックス、シカゴ・カブス
ポジション:投手
上原浩治と言えばレッドソックス時代となる。リリーフ転向後の2010年から2012年まで安定した成績を収め、2013年にはクローザーとして抜群のパフォーマンスを見せ、球団の地区優勝やワールドシリーズ制覇に貢献。2014年もクローザーとして前半戦で18セーブを挙げ、オールスターゲームに選出されるも、終盤の乱調でクローザーの座を失った。2015年はチーム事情でセットアッパーに配置転換された。2016年は50試合に登板し、3.45の防御率を記録。
6位 黒田博樹
ポジション:投手
ドジャース時代は、2007年から2011年までの5シーズンにわたり、数々の活躍を見せた。初年度からメジャーデビューを果たし、翌年には日本人初の先発勝利とセーブ達成を達成。2008年には右肩腱炎で一時故障者リスト入りも、復帰後には完封勝利などを記録。2009年には開幕投手を務め、2年連続で地区優勝に貢献。また、2010年にはメジャー通算20勝を達成し、自身の成績を着実に伸ばした。
ヤンキース移籍後、2012年には1500万ドルの1年契約を結び、初年度から移籍後初勝利を挙げました。2013年には前半戦で8勝7敗、日本人史上3人目のメジャー通算50勝を達成。チームの地区優勝にも貢献し、ポストシーズンでも日本人選手最長となる8回1/3を投げるなど活躍を見せた。
5位 松井秀喜
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チーム:ニューヨーク・ヤンキース、ロサンゼルス・エンゼルス、オークランド・アスレチックス、タンパベイ・レイズ
ポジション:DH/外野手
松井秀喜といえばヤンキース時代の活躍となる。2003年に加入し、メジャー初本塁打はツインズ戦での満塁本塁打。オールスターゲームにも初出場し、サヨナラ本塁打も記録。シーズン100打点以上を記録、ポストシーズンでは日本人初のサヨナラ本塁打やリーグチャンピオンシップシリーズでの記録を樹立。2004年は本塁打王の意欲を示し、球宴明けにはNPB・MLB通算1500試合連続出場を達成。
ヤンキース5年目の2007年にはNPB・MLB通算2000本安打、メジャー通算100本塁打を達成。ヤンキース7年目の2009年はチームの地区優勝およびワールドシリーズ勝利に貢献し、自身はMVPを獲得した。
4位 野茂英雄
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チーム:ロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・メッツ、ミルウォーキー・ブルワーズ、デトロイト・タイガース、ボストン・レッドソックス、タンパベイ・デビルレイズ、カンザスシティ・ロイヤルズ
ポジション:投手
日本人のMLBパイオニアとして知られる野茂英雄。メジャー初年度から13勝6敗、防御率2.54、リーグトップの236奪三振を記録、オールスターにも選出された。複数の球団で活躍し、2001年にレッドソックスで自身としては2度目のノーヒットノーランを記録。
3位 ダルビッシュ有
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チーム:テキサス・レンジャーズ、ロサンゼルス・ドジャース、シカゴ・カブス、サンディエゴ・パドレス
ポジション:投手
ダルビッシュ有は2012年にレンジャーズからメジャーデビュー。初先発は初回4失点も初勝利。4月にはリーグ月間最優秀新人を獲得し、初のオールスター出場。2年目には一時的な故障者リスト入りも乗り越え、サイ・ヤング賞の投票では2位を獲得。3年目は首の故障で不安定ながらもノーヒットノーランなどで2桁勝利。レンジャーズ最終年の2017年にはメジャー通算50勝を達成した。
2位 大谷翔平
チーム:ロサンゼルス・エンゼルス
ポジション:投手/DH/外野手
大谷翔平は2018年、日本ハムからエンゼルスに入団。デビューシーズンから投手・打者として活躍。シーズン通して投打両方での活躍が称賛され、日本人選手として初めての「10登板、20本塁打、10盗塁」を達成。2019年は故障の影響もあり44試合の出場に終わる。2021年にはオールスターゲームで先発出場、2か月連続でMVP獲得。シーズン終了時にはア・リーグMVPに満票で選ばれた。2022年はメジャー通算100号本塁打、シーズンで2桁勝利&2桁本塁打を達成。2023年はシーズン開始前はWBC優勝に貢献。投手としては10勝を挙げ、打者としては44本塁打、95打点を達成。シーズン終了後に年俸200万ドルでドジャースに移籍。
1位 イチロー
チーム:シアトル・マリナーズ、ニューヨーク・ヤンキース、マイアミ・マーリンズ
ポジション:外野手
イチローは2001年から2012年までシアトル・マリナーズで活躍した。初年度の2001年にはシーズンMVPとルーキー・オブ・ザ・イヤーを史上初同時受賞した。通算10度のゴールデングラブ賞を受賞するなど守備でも評価が高い。2004年にはMLB歴代最多安打記録を樹立。シーズン200ヒットを10年連続で達成し高い出塁率を見せた。
以上
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