第26回雀の学校@太融寺本坊2階
桂まん我 「浮世根問」
桂雀五郎 「看板の一」
桂雀太 「夢の革財布」
-中入り-
桂こごろう 「阿弥陀池」
桂紅雀 「くしゃみ講釈」
まん我さんはミルクココアのような色の細かいチェックのお着物に黒のお羽織。
今日は気温が高いけれど降ったり止んだりのややこしいお天気でした。
今夜も2ヶ月ぶりで湖涼さんとお会いすることが出来ました。
帰り道ではこごろうさんのファンの方と同じ電車でしばらくお話しさせて頂きました。
こんな風に落語会に通いつつ雀ファンの輪が出来て来るのも楽しいことです♪
まん我さんに拠ると「浮世根問」を掛ける人は最近では余り無いそうで、一般にはオチがわかりにくいのですが、これまでに一度どこかのお寺で掛けはった時、大爆笑になったことがあった由。
そう言えば私が初めてこの噺を聴いた一昨年の秋にもそんなことを言うたはりました。
今夜は「面白くなくても私の責任やない」と宣言して話し始めはりました
どうやら浄土真宗大谷派の仏壇には亀の上に鶴が乗って口に蓮を咥えたデザインの燭台が使われるらしく、自分ちの仏壇でいつもその燭台を見慣れていたら、このオチが可笑しいのかも知れません(^^ゞ
このお噺、オチに行くまではそれなりに楽しいのですが、オチを聞くと何だかモヤッとするのです。
枕が少ないことで有名な雀五郎さんですが、「看板の一」の枕にご自身が好きなギャンブル、競馬の話題…変り種の競走馬の名前をいろいろ披露してくれはるのを楽しく聴きました。
雀太さんの「夢の革財布」はタイトルを見て初めて聴く噺やと思っていましたが、聴き始めるとストーリーを知っていて、どこで聴いたんやろ…と考えていたら、江戸落語の「芝浜」と同じ噺やとこごろうさんが言わはりました。
そう言えば「芝浜」を最近TVで聴いた記憶がありました。
今夜の雀太さんの噺にはしっかり聴き入らせられる力がありました。
中入りを挟んでこごろうさん、私が一番最近に聴いた「阿弥陀池」はふれあいホールの由瓶さんでした。
あの日は11分の制限の中、いろいろ端折られた噺でしたが、今夜のこごろうさんは楽しいお噺で「たつ~ぅ!」と叫びはるのが楽しかったな~♪
「馬の耳に餞別」もどんなダジャレなのか気になるな~。
こごろうさんから「くしゃみ講釈でいっぱいいっぱい」なんて揶揄されはった紅雀さんですが、今夜も楽しい紅雀ワールドでした。
「ほぇ~の大合唱」が可笑しい
- at 00:44
- [あれこれ鑑賞・・・落語]
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