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2月17日に「第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦」の第10戦が中国上海市「上海大酒店」で行われ、日本の芝野虎丸九段が中国の謝爾豪九段に勝利した。第11戦では韓国の朴廷桓九段が対決する。(写真提供:サイバーオロ)
日本選手優勝は8年ぶり 学生の世界一を決める大会、第23回世界学生囲碁王座戦(主催・日本経済新聞社、株式会社パンダネット、全日本学生囲碁連盟、協力・日本棋院、国際囲碁連盟)が2月11、12日に日本棋院東京本院で開催され、11ヵ国・地域から16人の選手が出場した。 日本・中国・韓国・中華台北は、それぞれ男女1名ずつ計2名の選手が参加。今回、ヨーロッパは3枠中、2名(男女各1名)がセルビアとなった。日本の代表は学生王座の林隆羽さん(中央大)と女子枠で原岡紗良さん(順天堂大、
2月17日に「第2回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦」の第7戦が中国上海市「上海大酒店」で行われ、日本の武宮正樹九段が中国の芮廼偉九段に勝利した(芮九段の時間切れ負け)。明日の第8戦では、韓国の劉昌赫九段が対局する。(写真提供:韓国棋院、サイバーオロ)
本記事では、実戦形から生じる手筋や死活を問題形式で紹介します。答えが複数ある場合はありますが、実戦に近い形に触れながら、いろいろな技を磨いてみてください!(全ての出題は黒番) 第1問「やり過ぎ撃退」 白1、3と切断された瞬間、間隙を突く手筋があります。 【正解図:隙を突く手順】 黒1と白2を交換した後、黒3以下と取りにいくのが好手順。黒aが利くので、白は抵抗できない格好。 【変化図:実利に軍配】 白2、4と受けるなら、黒5と左下の安全を確かめて黒十分。後に、黒aの
この講座は、初級者から中級者の方が上級者を目指す上で、大事な布石の打ち方や、覚えておきたい基本定石など紹介します。「19路盤は広すぎて、何をすべきか分からない」と悩んでいる方にオススメです! テーマ図「攻めと守りの岐路」 白1、3と左下を厚くされた局面。黒は左上を守るべきか、右下の白を攻めるべきか、序盤の大きな分岐点になっています。
今回は小目の一間ガカリの攻防で現れる「ツケサガリ定石の活用術」を上野梨紗女流棋聖の解説でお送りします。相手に大きな地ができそうな局面で活用すると効果的な打ち方。選択肢の1つにあるだけで、相手の思い描く意図を崩すヒントに繋がるはずです! テーマ図「小目のツケサガリ定石」 黒1、3のツケサガリは、配石次第では強力な定石選択になる打ち方。「今回のテーマのように、下辺方面に白模様を築かれたくない時に使うと効果的です」と上野女流棋聖。 1図(実利に軍配) 白1と受けられた場合、黒
今週も各棋戦において注目の対局が行われた。棋聖戦七番勝負をはじめ、棋聖戦A・Bリーグ、天元戦や本因坊戦の本戦に新人王戦や女流名人戦リーグなど、さまざまな舞台で熱戦が繰り広げられた。以下、各棋戦の情報をお伝えしよう。 井山、棋聖奪還まであと1勝【第49期棋聖戦七番勝負・第4局】 第49期棋聖戦(主催・読売新聞社、特別協賛・サントリーホールディングス)の七番勝負は、囲碁界最高位を争う決戦として注目されている。棋聖・名人・天元・本因坊の四冠を保持する一力遼棋聖に、王座・碁聖・十
勝ち星ランキング ①上野愛咲美女流立葵杯 8勝1敗 ②井山 裕太王座 7勝2敗 ③加藤 千笑三段 6勝1敗 許 家元九段 6勝2敗 ⑤芝野 虎丸九段 5勝0敗 大竹 優七段 5勝0敗 ⑦山城 宏九段 4勝0敗 吉原由香里六段 4勝0敗 小林 泉美七段 4勝1敗 本木 克弥九段 4勝2敗 謝 依旻七段 4勝4敗 ⑫依田 紀基九段 3勝0敗 王 銘琬九段 3勝0敗 彦坂 直人九段 3勝0敗 宮沢
2月7日から2月13日の手合成績【2月10日(月)】※左側が勝者、△は先番 棋聖戦Bリーグ 張 栩九段 中押し △黄 翊祖九段 酒井佑規六段 中押し △柳 時熏九段 天元戦本戦1回戦 許 家元九段 中押し △大表拓都四段 大竹 優七段 中押し △村本 渉四段 本因坊戦本戦1回戦 △井山裕太王座 中押し 髙嶋湧吾四段 女流名人戦博多・カマチ杯リーグ 上野愛咲美女流立葵杯 中押し △星合志保四段 △牛 栄子四段 8目半 謝 依旻七段 棋聖戦ファーストトー
第526回「手をつける瞬間」〈黒番〉相手の勢力圏を消すタイミングは、慎重に選びたいところ。 ※正解図と失敗図は下図を参照ください。 〈正解〉黒1と上辺の白模様化を未然に防ぐのが好判断。 〈失敗〉黒1と大場へ走るのは、白2と上辺の模様が深くなるので黒不満。
準決勝進出をかけて、芝野虎丸九段(25)と余正麒八段(29)が激突。中盤の競り合い、芝野は猛攻をかけるが、余はたくみに反撃し、優位に立つ。余の打ち回しはよどみなく、一度のリードも許すことなく、逃げ切った。解説は寺山怜六段。 〈第72回NHK杯準々決勝・第1局〉 黒 余正麒八段 白 芝野虎丸九段 ※最終譜のあとに棋譜再生機能があります。 〈第1譜〉1―18 芝野は日本棋院東京本院、余は関西棋院所属。対戦は、芝野が17勝5敗と大きく勝ち越している。 序盤から工夫を凝
青木裕孝三段は5期目の本戦進出。1回戦で桑原樹二段を破り、2回戦進出を決めた。迎え撃つ上野愛咲美女流立葵杯は7期目の本戦進出。 中盤まで一進一退の攻防が続いていたが、後半に上野の攻めが炸裂。戦果を上げて優勢を確立し、そのまま上野が勝ち切った。 解説は林子淵八段。 〈第34期竜星戦本戦Eブロック・2回戦〉 黒 上野愛咲美女流立葵杯 白 青木裕孝三段 ※棋譜再生は最終譜のあとにございます。 〈第1譜〉1―33 上野の先番。黒1、3の向かい小目は、上野が時折採用して
第525回「空間の把握力」〈黒番〉見た目の広さだけでなく、自陣の発展性にも注目したいところ。 ※正解図と失敗図は下図を参照ください。 〈正解〉黒1が右辺の白へプレッシャーをかけながら、右上全体の模様を広げる好点。 〈失敗〉黒1と大場へ向かうのは、白2やaと進出する隙を与えて黒不満。
このコーナーは最新形の活用や主流の打ち方を紹介します。今回は流行の金毛流で現れる「2線ツケ戦法」。どんな意図が用意されているか、知らないと簡単に形勢が悪くなるので準備しておきたいところ。 テーマ図「2線ツケの意図と対策」 白1、3と構えさせた後、黒4のツケが金毛流の布石で狙われる手法。どのような進行が想定されるか、代表的な変化を中心に紹介します。 1図(実利に軍配) 白1と受けるのは、黒2以下と右上の白を飲み込まれて黒の実利が勝るワカレ。白aには黒b以下と囲われます。
第524回「ひと目で向かう」〈黒番〉布石のコツは、配石を活かして模様を築くことです。 ※正解図と失敗図は下図を参照ください。 〈正解〉黒1が右上の厚みと右下の配石を活かして、右辺に黒模様を築く絶好点。 〈失敗〉黒1と左辺の白模様化を防ぐのは、白2の好点へ先着されて逸機。