日本の行く末:問題な日本語 問題な日本語 http://nihon.exblog.jp 『今の日本を省みて、日本のあるべき姿を模索する』つもりで始めましたが、ガラクタ箱のようになってしまいました。 ja yousui-nobidome 2007 Tue, 20 Nov 2007 16:18:00 +0900 2007-11-20T16:18:00+09:00 hourly 1 2013-06-01T12:00:00+00:00 日本の行く末 https://pds.exblog.jp/logo/1/200402/28/30/a000653020110904153324.gif http://nihon.exblog.jp 80 101 『今の日本を省みて、日本のあるべき姿を模索する』つもりで始めましたが、ガラクタ箱のようになってしまいました。 若者言葉(2) http://nihon.exblog.jp/3172404/ http://nihon.exblog.jp/3172404/  40歳の私の部下の言葉遣いである。40歳が若者になるか否かは異論があると思うが、私から見れば未熟な若者である。上司である私の指摘、
 「これはこれこれこうだから、こうなるのではないのかね?」
 「わかる・・・・・。」
問題である!!

 私は間違いを指摘したのであるから、
 「わかりました、直してきます。」というか、理解できないのであれば、
 「理解しかねます。もう少し説明願います。」というべきである。
 また、私の指摘が自分の考えと違うのであれば、
 「お言葉ですが、私はこのような考えで、この結論にしたのですが。」と言うべきではないのだろうか。

 「わかる・・・・・。」と言われたら、何故か立場が逆になった気がする。
 「野火止君、君の言うことは良くわかったよ。君の言うように直してあげよう。」と言われたようで、ムカッとしてしまう。何も格好をつける必要は無いのである。また、間違えたことを謝りなさいと言っているわけではない。人間だから誤ることはある。それをチェックするために上司がいる(組織が作られている)のである。
 「申し訳ございません、私が未熟でございました。」と言えといっているのではなし、ましてや部下の見解を聞いているのではない。

 若者(に限らず)は、間違いを指摘されると、プライドを傷つけられたと考えてしまう人が多いようで、よく考えずに反論する人が多い。誰が考えても明らかに間違っていることでも、変な理屈を考えて反論してくる。まさに、恥の上塗りではないか。現在、大学進学者がかつて無いほど多くなっていて、社会には大学卒業者があふれている。彼らは大卒者という高いプライドを持っている。三流大学出身者(失礼!!)でも例に漏れない。プライドを持つなら持つで、プライドに負けない実力と謙虚さを持って欲しいものだ。
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問題な日本語 yousui-nobidome Fri, 10 Feb 2006 06:35:43 +0900 2006-02-10T06:35:43+09:00
若者言葉 http://nihon.exblog.jp/2307835/ http://nihon.exblog.jp/2307835/  最近というか、大分前から日本語の言葉の乱れが指摘されてきた。主に若者の言葉の乱れが顕著だといわれている。それとともに、若者言葉という、従来の日本語とは異なる言葉も若者の間で流行っているようである。
 これらの原因を考えてみた。若者言葉はまあ、言葉の遊びという範疇に入るものであれば、特に問題視することもないと思う。ある若者言葉が流行っても、その内に別の若者言葉が流行りだすと廃れていってしまうからである。
 一方、言葉の乱れは、若者が知っている言葉が少ないからだと思う。いろいろな言葉の使いまわし方を知らないからである。それは、例えば敬語の場合、日常生活で敬語を使うことがなかったからにほかならない。私たちの子供の頃は、両親や学校の先生、近所の小父さん小母さんと話す場合は、敬語の使用を強いられた。兄弟や友達と話す言葉で話すと注意されたものである。ところが、我々世代より下の世代になると、この規制は弱められていったようである。学校の先生を友達かそれ以下の存在にして、言葉遣いで敬うということがなくなっていったようでもある。近所付き合いも希薄になり、よその子のことをとやかく言うと、
「我家の教育方針があるから、とやかく言うな。」となってしまう。その結果、よその子供と話すことはなくなってしまう。子供たちの付き合いの範囲も狭められていっていると思う。大人が近所の子供と話をすることは極端に少なくなっていると思われる。子供の母親にしても、保育園や幼稚園、せいぜい小学校低学年くらいまでの、自分の子供の友達としか話すことはないと思う。子供らも友達という、言葉の未発達な同年代の子供同士で話すのみであろう。子供らはこのような、大人との接触を断たれた環境で育つから、敬語なんて言葉の存在すら知らないことになってしまったのである。
 敬語以外の日本語についても、同様のことが言えると思う。
『子供は大人の言うことは聞かないが、大人のやることはまねをする』と言われるが、子供は大人の口真似をして、言葉を覚えていくものだ。そこに、感情表現豊かな言葉を話す大人が居れば、沢山の言葉を話す大人が居れば子供らも自然とそのような話し方ができる子供になっていくものと思われる。そうでなかった若者が多いから、自分の感情表現を言葉でできない若者が増えているのだと思う。若者言葉は既存の感情表現の言葉を知らないから、自分たちで新しい言葉を作ってしまうのだろう。また、自分の感情を他人にわかってもれえるように話せないから、暴力行為や異常な行動に出てしまうのではないだろうか。
 もっと、子供と話をしなければいけないなと反省している。
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問題な日本語 yousui-nobidome Wed, 12 Oct 2005 06:12:08 +0900 2005-10-12T06:12:08+09:00
漢字教育 http://nihon.exblog.jp/2302320/ http://nihon.exblog.jp/2302320/  エキサイトブログで漢字や(日本語の)ことばについて書いている方のブログを見つけたので、私も漢字について考えてみた。
下村昇の窓/blog版

 漢字の数は膨大な数になるが、一応、お上が『常用漢字表』というのを定め、日常・一般的に使う漢字1,945文字を定めている。この内1,006文字を教育漢字として小学校6年間で教えることとし、中学校では常用漢字すべてを使えるように定めている(目標としている)そうである(以上、私が調べた基礎知識)。
 私の子供が小学校へ入ったとき、教科書やノートなどの持ち物に名前を書くが、1年生のときは当然のことながらひらがなで書いてあげた。学校からもそういう指示であった。で、段々と時間がたつにつれ漢字が混ざってきた。子供に、
「何でこう書くの?」と訊くと、
「学校で習った漢字は、名前を書くときに使ってもいいの。」という回答だった。何となく、
「フ~ン。」と思ったのであるが、このブログのこれでいいのか(2005年10月1日)を読んでみて、
「オヤオヤ~。」と、考え直してしまった。
 下村さんは平仮名が易しくて漢字が難しいものと誰が決めたのか、生まれた当初から『日本文は漢字と平仮名で書くものだ』ということを分からせるべきである(要約)と仰っている。これを読んで私は目から鱗が落ちる思いがした。
 日本人の名前は漢字でつけられるのが普通である。戦前の女性や最近の女性の名前は仮名も多いが、男性は大体漢字であるし、苗字はほとんど漢字である。役所への出生届も命名した名前が漢字ならば漢字で届け出る。それが本名であるからで、漢字で命名したのに仮名で届け出たら仮名で書いた名前が本名になってしまう。学校では、まだ習っていない漢字が使われているというだけで、本名を使うことが許されない。これは可笑しい。名前に1,006字に含まれない字を使っている子は、小学校を卒業するまで本名を使うことができないではないか。これは絶対に可笑しい。
 そもそも私は常用漢字表には反対である。常用漢字だけでは意味が不明なことばや漢字と仮名がひとつの単語の中に混じってしまうことばができてしまう。書いていても読んでいても、何か不自然な感は否めない。難しいからといって、使わせなくしたり簡略化してしまうことは避けるべきだと思う。日本人が営々と築いてきた文化を壊してしまったり、否定することになると思う。
 ただ、法律用語や官公庁が一般の人に向けて使う漢字はこの限りではないと思っている。誰でも正確に内容がわからなければいけないからである。]]>
問題な日本語 yousui-nobidome Mon, 10 Oct 2005 23:29:34 +0900 2005-10-10T23:29:34+09:00
実力者 http://nihon.exblog.jp/2243217/ http://nihon.exblog.jp/2243217/  民主党が総選挙で小泉自民党に敗れ、岡田代表が代表を辞任することになった。そこで、公認の代表を誰にするかということが、テレビニュースで伝えられている。このテレビニュースで度々聞かれるのが『党内の実力者』という言葉である。誰を指すのかと思って聞いていると、小沢副代表、菅直人前代表、鳩山由紀夫元代表を指すらしい。正直言って実力者と呼ぶに相応しい人たちか、ハナハダ疑問である。
 昔の人がまたぞろ出てきたというほかないだろう。3人とも実力は如何ほどのものだろうか。3人もの実力者がいたにもかかわらず総選挙に惨敗したとなれば、その実力も窺い知れるというものである。
 『実力者』と誰が言い出したのだろう。マスコミか民主党自らなのだろうか。民主党が言い出したというのなら滑稽である。『野党ではなく政権準備党』とか『次の内閣』と面白い言葉を次々に生み出してきている。
「ズ~ッと準備してろ。」
「永遠に次のままだろう。」と、いやみのひとつも言いたくなる。
 忘れてはいけないのは、菅直人前代表は国民年金の不払いを痛烈に罵倒した後、自身の不払いが発覚して代表を辞任したのである。小沢副代表はその後を襲って代表に就任するところを、これも不払いが発覚して就任を見合わせたのである。その結果、岡田さんが代表になったということである。一度止めれば、また代表になってもいいのだろうか?]]>
問題な日本語 yousui-nobidome Wed, 14 Sep 2005 06:39:47 +0900 2005-09-14T06:39:47+09:00
お疲れ様です http://nihon.exblog.jp/2236153/ http://nihon.exblog.jp/2236153/  電話が鳴った。
「ハイ、もしもし。」
「お疲れ様です。野火止さんいらっしゃいますか?」
「私ですが、どちら様ですか?」(月曜の朝から疲れてなんかいないぞ!!。それにお前なんかに労わられるような歳じゃあない。先に何処のどいつか名乗れよ!!)
 最近やたらと、電話で『お疲れ様です』という言葉を、冒頭から言う輩が多い。就職関係のマニュアル本に、『ご苦労様』という言葉は、相手の労をねぎらう言葉で、目上の人から目下の人に言う言葉であるから、上司に言ってはいけない。言う場合は『お疲れ様』と言うように・・・・・と書かれているせいかもしれない。しかし、電話の冒頭の言葉として適当か否かを考えて使って欲しいものだ。良く聞いていると、
「アッ、山田か~っ、お疲れお疲れ・・・・・」な~んてこと言ってる奴もいる。こういうのを聞いているから、余計、お前んちの奴らと同列に扱うな(怒)、と思ってしまっているのかもしれない。で、こういうことをいっている奴らは意外にIT系大会社の若手社員に多い。

「もしもし、お忙しいところ失礼いたします。凸凹商事営業部の何野何兵衛ですが、野火止様いらっしゃいますか。」と言いなさい。]]>
問題な日本語 yousui-nobidome Sun, 11 Sep 2005 09:25:45 +0900 2005-09-11T09:25:45+09:00
こちら坦々麺になりま~す http://nihon.exblog.jp/2231696/ http://nihon.exblog.jp/2231696/  毎度のことながらファミリーレストランは問題が多いところだ。問題の所在は、客側のこともあるし店側のこともある。今回は店側の問題である。
 注文する品を決めウェイトレスを呼ぶ。すると、
「ご注文はお決まりですか?」
「坦々麺セットをお願いします、それとドリンクバー」と答える。
「ご注文を繰り返させていただきます。坦々麺セットとドリンクバー、以上で宜しかったでしょうか。」
なんか、変な感じである。
「そんなに時間がたっているわけじゃあないから、今でも坦々麺セットとドリンクバーの注文に、変わりは無いよ。」

 暫くして注文した坦々麺セットが届く。
「こちら、坦々麺になりま~す。」
「なりますッテ、出来上がった坦々麺セット持ってきてよ。」
「はぁ~っ?!?」
「何分待てば坦々麺になるの?
でも、一見すると、もう(坦々麺に)なってるよ。」と、お湯をかけて3分くらいすると坦々麺になる、業務用『カップ坦々麺』を使っているようだ。だったら、3分たってから持ってきてヨ。

 若いアルバイトのウェイトレスやウェイターは、言葉の使い方を知らないようだ。文法的にあっていようが、その場の空気や聞いた人の感じ方が読めないと、場違いな雰囲気になってしまうことが分からない。それとも、そのようなマニュアルになっているのだろうか。今の若い子は、一人が使い出すと、連鎖的にその遣い方になってしまう。自分で考えもせずに追従してしまうようだ。
 ウェイトレスの年齢が高い『華家与兵衛』だと、そういうことは(余り)ないようだ(でも、値段が少し高い)。]]>
問題な日本語 yousui-nobidome Fri, 09 Sep 2005 04:44:08 +0900 2005-09-09T04:44:08+09:00
チームの勝利に貢献しました http://nihon.exblog.jp/2224657/ http://nihon.exblog.jp/2224657/  『松井選手チームの勝利に貢献しました。』
最近、スポーツニュースでよく聞かれるフレーズである。いつも、なんとなく違和感を覚えながらも聞き流している。しかし、よくよく考えるとおかしい言葉である。野球は1チーム9人(代打や代走、リリーフ等選手交代はあるが)でプレーするものであり、1人でも欠ければ試合はできないし、途中で欠ければ試合は負けになってしまう。チームが勝利するには27アウトをとらなければならない。1アウト足りなくても、試合は成立しない。だから、チームの勝利には9人全員が貢献したのである。ジアンビやロドリゲスがホームランを打っても、松井も打てば『チームの勝利に貢献した』のは松井だけになってしまう。しかも、『チームの勝利に貢献しました』といわれるのは日本人選手だけである。
 日本のファン向けの放送だから仕方ないと言ってしまえばそうなのだろうが、極端な日本人びいきは鼻にかかる。体力や運動能力の面で欧米人に劣ると言われ、大リーグで通用するかどうかが論議されたことがある。そんな中、悲壮な思いで渡米したというような雰囲気を作りたいがため、このようなアナウンスをするようになってしまったのだろうか。そんなことは杞憂に過ぎないことを、日本人大リーガーは証明したのに、まだそんなことを引っ張っているのだろうか。それとも、勝利に貢献したか否かは、試合を見ていれば分かるが、それが分からないとでも思っているのだろうか。
 「松井選手、今日も大活躍でした。」で、良いのでは無いだろうか。
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問題な日本語 yousui-nobidome Tue, 06 Sep 2005 06:07:01 +0900 2005-09-06T06:07:01+09:00
外来語言い換え http://nihon.exblog.jp/1148031/ http://nihon.exblog.jp/1148031/  国立国語研究所が、外来語の日本語への言い換えの第3回目(32語)について最終案を発表した。自分が普段、何気なく使っている外来語も、日本語に言い換えるとニュアンスが違ってくるものがある。思わずハッとして、間違った使い方をしていたのかと思うものもあった。また、外来語のままでもいいと思うものもある。 
 日本語での言い換えは必要なものもあるが、英語などの外国語で使われた言葉を、日本語に言い換えたことで、意味が違ってこないか不安も残る。日本人が日本語で話したり、書いたりする言葉については、極力日本語を使うべきだと思う。格好をつけて外国語をわざと使うのは慎むべきだろう。外国語を日本語に翻訳する場合には、その文章の流れから適切な日本語を選択するような配慮が必要だと思う。
 外来語の日本語への言い換えは、最近の日本語の乱れを直す一環としてやっているのだろうが、日本語本来の乱れについても考えて欲しいと思っている。
 また、6月の中間案のうち「ドメスティックバイオレンス」という語を「配偶者間暴力」としていたが、暴力の対象が元配偶者や恋人など配偶者以外にも広がっているので、次回の検討に先送りしたそうだ。「ドメスティックバイオレンス」や「配偶者間暴力」などという言葉を使うことのないような社会になって欲しいと思っている。
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問題な日本語 yousui-nobidome Sat, 09 Oct 2004 12:12:23 +0900 2004-10-09T12:12:23+09:00
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