東横インのＨＰを見ていて気付いたのだが、東横インは２００１年７月１３日に(財)日本品質機構から
ＩＳＯ９００２の認証を受けているそうだ。更に、２００３年には『品質マネージメントシステム』を取り入れた
ＩＳＯ９００１:２０００年版へ移行したそうである。
ここで疑問に思うのは、ISO9001は建築基準法等の法令違反をしていても認証が得られるものなのかということである。一般にISOの認証を得るのは大変で、書類審査と数日間の実地検査があると聞いている。実地検査は特に大変だそうで、検査に来る人は『
あごあし付き』なのは当然で、その日の検査が終わると料亭で接待を受けるそうである。それが何日間かの実地検査中続き、認証を受ける企業の経済的負担は半端では無いそうである。
また、毎年ではないのだろうが、認証を受けても再検査があるそうで、再検査の結果、条件をクリアしていないと取り消されるそうである。
以前ある会社で、
「ＩＳＯの認証を受けないと下請けの仕事がもらえなくなる。」といって騒いでいた。ＩＳＯの認証を貰うということは、品質が優秀という証明になるから、下請けの仕事も貰い易くなるということなのだろう。でも、今回のことで、
建築確認と同様に、
「
当てにならないものだな。」という認識を持ってしまった。
