Googleで「単位 泣き落とし」「単位 泣きつく」などと検索すると、酒を持っていったらどうにかなったとかそういうエピソードが出てくるが、2022年の日本ではそういうことは認められない。そういうことをすると大学教員は懲戒処分を受けてしまう。
適切なアドバイス
というわけで、例えば試験の答案に、答えの代わりに「この授業落ちたら卒業できないんです単位ください」などと書くということは、その通りにしてバレたりしたら懲戒を食らうレベルの不正を持ちかけていることになります。そう書いた時点で失格になっても文句は言えない、というレベル。
— アニ (@gorotaku) 2022年2月17日
「研究室に直接行って土下座すればなんとかしてもらえるはず」などと吹き込んでくる他人は一切無視してね。
— アニ (@gorotaku) 2022年2月17日
大学の規則によりますが、追試験や再試験など、学則が定める正規の「救済措置」があります。自分がそれに当たるかはまず履修要覧を読んで、その後教務課に相談してください。教員に行くのは基本ダメ。
— アニ (@gorotaku) 2022年2月17日
「単位やばいと思ったら?」
試験後ならば上のアドバイスのとおり、試験前ならば即座に担当教員に相談する。中間試験前ならなお良し。早ければ早いほどよい。
成績評価が不当だと感じた場合には、ほぼすべての大学で成績照会手続き(なぜ、この成績になったのかを教務から教員へ問合せする仕組み)があるので、それを利用する。私も毎年数名から問い合わせを受けるが「2回のレポートで評価するのにレポートを1回提出していない」とか「レポート(10点満点×3回)と期末試験(70点満点)の合計点100点のうち、60点未満を落第としている、当該学生は55点だったので落第とした」などと返している。
2022年の日本ではそういうことは認められないという事例
同学によれば、教授は50歳代の男性。この学生が卒業間近の2015年2月ごろ、事務担当者から、卒業単位は満たしているものの教員免許の取得に必要な科目の2単位が不足していると指摘された。
教授は学生が履修するコースの主任で、14年の夏休み前にこの学生から相談を受け、履修状況を十分確認しないまま「大丈夫。問題ない」などと学生に伝えていた。
判決によると、教授は昨年2月、学生から「試験で単位取得に必要な点数を取れなかった。内定先に就職できなくなる」と相談され、再試験を実施。大学には当初の試験で採点ミスがあったと報告し、改ざんした答案を添付して成績変更を申請した。不審に思った大学側が調査して問題が発覚。教授は昨年4月から8カ月間停職となった。
Twitterを授業で使うときは成績関連周りは気を付けましょうという話
県教委によると、担当科目「社会と情報」のテスト前日の7月4日、出題予定の時事問題に関して「○○とは何か」などとヒントになるような投稿をした。数日後に保護者から県教委に「ネットで試験情報を教えているのではないか」と問い合わせがあった。
ツイッターのアカウントは4月にクラス全員に伝え、日頃から生徒の質問を受け付けるなどして活用していた。県教委は教師と生徒が会員制交流サイト(SNS)を通じた1対1の接触は禁じているが、全員の質疑応答などに使うことは認めている。