ResearchmapにCSV形式で論文情報をインポートする - 発声練習

ResearchmapにCSV形式で論文情報をインポートする

Researchmapの論文情報は、CSV形式のファイルでまとめてものでも入力できる。論文が多い人はこれで入力した方が楽。2010年3月16日現在のフォーマットはこのファイルのとおり

フォーマットの説明は以下のとおり。

タイトル ※必須入力項目
著者 -
誌名 -
-
-
開始ページ -
終了ページ -
出版年月 yyyymm形式で入力して下さい。「null」を指定すると「無指定」となります。 月を指定しない場合は、「00」を入力して下さい。
査読の有無 <選択肢> 0 : 査読無し(デフォルト), 1 : 査読有り
招待論文 <選択肢> 0 : 通常論文(デフォルト), 1 : 招待論文
記述言語 <選択肢> 0 : (デフォルト), 1 : 英語, 2 : 日本語, 3 : 中国語, 4 : フランス語, 5 : スペイン語, 6 : ロシア語, 7 : ドイツ語, 8 : その他外国語
掲載種別 <選択肢>, 0 : (デフォルト), 1 : 研究論文(学術雑誌), 2 : 研究論文(国際会議プロシーディングス), 3 : 研究論文(大学,研究機関紀要), 4 : 研究論文(研究会,シンポジウム資料等), 5 : 研究論文(その他学術会議資料等), 6 : 学位論文
ISSN 雑誌番号
id:DOI DOIが分かるならば、「http://dx.doi.org/〜」の「〜」だけを記入する。
id:NAID(CiNiiのID) -
id:PMID PubMedのID
Permalink その文献のページがあるならばそれを。DOIやNAID、PMIDを入力している場合は不要
URL -
概要 (全角400文字程度)

文献情報で重要なのは「その文献を唯一に特定できるかどうか」という点にある。なので、唯一に特定できるのであれば、ある程度表記に幅があっても大丈夫だと思う。いくつか入力例をご紹介。

まず、私の分野の難関会議ACM-SAC 2009の論文集掲載論文Network protocol interoperability testing based on contextual signatures and passive testingを例に何をどう入力するのかを載せてみる。この例では、誌名として「Proceedings of the 会議名(会議の省略名)」を採用した。

タイトル Network protocol interoperability testing based on contextual signatures and passive testing
著者 Fatiha Zaidi, Emmanuel Bayse, and Ana Cavalli
誌名 Proceedings of the 2009 ACM symposium on Applied Computing (SAC 2009)
空白
空白
開始ページ 2
終了ページ 7
出版年月 200903
査読の有無 1
招待論文 0
記述言語 1
掲載種別 2
ISSN 空白
id:DOI 10.1145/1529282.1529284
id:NAID(CiNiiのID) 空白
id:PMID 空白
Permalink 空白
URL 空白
概要 概要を載せる(今回の例では省略)

シリーズ化されている会議論文集はどうするか?私の分野では権威ある会議録シリーズLecture Note in Computer Science掲載の論文 Performance Analysis of Task Schedulers in Operating Systems for Wireless Sensor Networksを例に何をどうかくのかを載せてみる。この例では、誌名として「Lecture Notes in Computer Science」とシリーズ名を採用した。本来はシリーズ名の他に誌名がついているのだけど、有名会議録シリーズはシリーズ名の方が通りがよいこと、シリーズ名と巻数で会議録が特定できることからこのようにしている。

タイトル Performance Analysis of Task Schedulers in Operating Systems for Wireless Sensor Networks
著者 Sangho Yi, Hong Min, and et al.
誌名 Lecture Notes in Computer Science
3983/2006
空白
開始ページ 499
終了ページ 508
出版年月 200605
査読の有無 1
招待論文 0
記述言語 1
掲載種別 2
ISSN 空白
id:DOI 10.1007/11751632_55
id:NAID(CiNiiのID) 空白
id:PMID 空白
Permalink 空白
URL 空白
概要 概要を載せる(今回の例では省略)

以上、ご参考まで。