米国飲料見本市「DRINKS AMERICA」が3月8日・9日、ニューヨークの「Jacob K. Javits Convention Center(ジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンター)」(655 W 34th St)で開催され、鹿児島の濱田酒造が芋焼酎「DAIYAME」を出展した。
ブースでは「DAIYAME」「DAIYAME40」を紹介。
DAIYAMEは25度の芋焼酎で、DAIYAME40は海外市場でのカクテル展開を見込んでアルコール度数を40度に設定し、「スーパープレミアムスピリッツ」として仕上げた。
DAIYAMEの特徴は「香りと味」だと言う。濱田酒造海外事業部の長友康弘さんは「独自技術で開発したアロマな香気を引き出す成分を増幅したさつま芋である『香熟芋』を使い、口に含んだ瞬間に驚くほど広がる華やかなライチの香りと、甘くまろやかでキレのある後味が特徴」と話す。
海外でも、IWSC2019焼酎部門で最高賞、ISC2020ではダブルゴールドを受賞しているDAIYAME。今回行われたIWSC2023ではDAIYAME40が最高金賞を受賞した。
会場で試飲した来場者からは「本当にライチのような香りでフローラル」「サツマイモからこんな香りが生まれるのは驚き」「ボトルが大変美しい」などの声が聞かれた。
長友さんは「DAIYAMEはとても飲みやすい味わいで、女性にも大変人気がある。アメリカでもどんどん知名度を上げていけたら」と意気込みを見せる。
DAIYAME・DAIYAME40は4月から、ニューヨーク市内の一部飲食店・酒販店で提供・販売を予定する。