オフィス回帰でニーズが急増している商材とは|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

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オフィス回帰でニーズが急増している商材とは

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オフィス回帰でニーズが急増している商材とは

観葉植物とカフェを組み合わせたスペースで明るいオフィスを構築

ダイオーズ(東京都千代田区、大久保洋社長)が展開するグリーンレンタルサービス「hitotoki」への問い合わせが急増している。観葉植物などをレンタルするサービスで、2023年1月単月で20件の問い合わせがあり、半年間で約3倍に増加した。背景には、コロナ禍の制限緩和によるオフィス回帰とコミュニケーション促進需要の高まりがある。

同社は、事業所向けコーヒーサービス事業のパイオニア企業。その他複数の事業を手がけており、観葉植物などをレンタルするグリーンサービスもその1つだ。

従業員同士の会話を促進

hitotokiへの問い合わせは特に上場企業から多く寄せられている。中でも、東京都中央区や同千代田区にオフィスを構えるIT系や外資系企業からの引き合いが増加。グリーンとカフェを組み合わせたスペースなど、従業員同士の会話を促す環境構築のニーズが高まっているという。導入企業からは「以前よりオフィス内が明るくなった」、「コミュニケーションが増えた」という声がある。

ダイオーズは現在、大手家具メーカーと協力し、家具・グリーンを含めたオフィス全体の構築を提案するサービスを始めている。今後は、全国のグリーンサービス提携企業と連携し、その提供範囲を拡大していく方針。23年内を目途に全国各地での提供を目指すという。

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