ロボットが宅配ロッカーの荷物を部屋にお届け!日立などがシステム開発に着手 |ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

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ロボットが宅配ロッカーの荷物を部屋にお届け!日立などがシステム開発に着手

2021年度に実用化へ
 日立製作所と日立ビルシステムは、配送ロボットを使ったマンション内宅配システムの開発に着手した。居住者がインターホンで配達依頼をすると、ロボットが宅配ロッカーに預けられた荷物を居住者の部屋まで届ける。2021年度の実用化を目指す。マンション居住者の再配達手続きの煩わしさや物流業界が抱える人手不足の解消につなげる。

 両社で配送ロボットの制御システムなどを開発する。配送ロボットは工場などで使われている技術を横展開する。宅配業者がロッカーに荷物を預けると、居住者のスマートフォンのアプリケーション(応用ソフト)や住居内のインターホンに表示される。配達指示を出すとロボットがロッカーから荷物を自動で取り出し、エレベーターに乗降して玄関前まで届ける。

 インターホン大手のアイホン、宅配ボックスを手がけるフルタイムシステムと協業。アイホンがインターホンの表示、呼び出し機能を、フルタイムシステムが専用ロッカーとアプリを開発する。
日刊工業新聞2018年10月1日
葭本隆太
葭本隆太 Yoshimoto Ryuta デジタルメディア局DX編集部 ニュースイッチ編集長
宅配ロッカーから玄関までという短い距離とはいえ、居住者にとっても重い荷物の場合は助かりそう。ロボットが働きやすいマンション設計などが必要になるのでしょうか。

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