AppleWATCHの盗撮機能にご用心!
KNNポール神田です!
2015/04/24/金 AppleWATCHがついに発売になりました。ハッカー精神で利用を考えた時に、恐ろしい機能がそなわっているので、警告させてほしいと感じた。これは、他人のiPhoneでカンタンに浮気相手を見つける方法!並?、いやそれ以上の怖さだからだ!
AppleWATCHは、iPhoneとBluetoothで接続していないとスマートウォッチとしての機能は半減する。ところが、iPhoneのコントローラーとしては、秀逸のデバイスである。デジタルクラウンという時計の竜頭でカメラアプリを起動させてみよう。
AppleWATCHで寝ているiPhoneカメラを無音で起こせる機能
コントローラーとしてすごいのが、スイッチをオフにしており、さらにパスコードでロックがかかっているiPhone6を、指紋認証することなく、勝手にカメラを起動できることだ。スイッチをオフにしているからバッテリーは長時間持続する。カメラが起動すると、iPhoneのカメラからの映像は、ライブ映像としてAppleWATCHにストリーミングしてくれるのだ。そこまではいい。しかし、iPhoneカメラが無音で立ち上がると、iPhoneが置かれている場所の映像が垂れ流しでダダ漏れになっているのだ。
シャッターを押せばシャッター音が鳴るが(筆者のiPhoneは1枚目には音がならないという現象がある)、シャッターを押さなければ、そのまま映像はライブビデオとして視聴することができる。…ということは…?
更衣室やシャワールーム、トイレにiPhoneをこっそり設置されたら?
最低、最悪な使用法だが、iPhoneを、更衣室やシャワールーム、トイレにiPhoneをみつからないように設置する。カメラの部分だけが隠されてなければカメラは映像を認識する。
AppleWATCHのカメラを起動するだけで、オフになって、ロックがかかっているiPhoneのカメラが、無音で起動する。(※この無音で起動する部分をアップルは、必ずサウンドが鳴る仕様にしなくてはならない!)
背面にも映像がでるが、背面を覆っておけばヒカリも漏れない…。
そして、AppleWATCHには、iPhoneのカメラの映像がライブで配信され、離れたiPhoneから映像が生中継されているのだ。ちなみに、我が家のシャワールームで実験してみたが、ご覧のように見事に隠し撮りが成功してしまった。あくまでも、この記事は警鐘を鳴らしているのであって、絶対に悪用しないように!
アップルの社員は、ボクでさえこんなカンタンに悪用を考えられるのに、社内でこの機能はなぜ問題にならないのだろうか?1日も早く、リモートでカメラを起動させた時にはサウンドや光るということを義務づけるべきだ。
※AppleWATCHのキャプチャー方法は、デジタルクラウンとサイドボタンを同時に軽くポン!でヒモづけられたiPhoneの画像に届きます!