東京で33年ぶりに一週間に3回の雪 今後も寒暖差が大きい予想 #専門家のまとめ

東京都心にまた、雪の予報です。きょう(8日)正午頃から、東京では弱い雨がぱらつき始めました。気温は正午過ぎの6.3度をピークに下がり、今夜には2度を下回る可能性があります。
今後、雨から雪に変わるタイミングはいつなのか、雪は積もる?積もらない?など雪の見通しについてまとめました。
ココがポイント
夕方以降は広く雪や雨となり、9日の明け方にかけて(中略)関東南部の平地や東京都心でも雪の積もる所がある見込みです。
出典:日テレNEWS NNN 2025/3/8(土)
JR東日本は中央本線の高尾から大月駅の間で午後4時ごろから終電まで運休や遅れが発生する場合があるということです。
出典:FNNプライムオンライン(フジテレビ系) 2025/3/8(土)
暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は北・東日本で高い見込み。
出典:ウェザーマップ 2025/3/6(木)
エキスパートの補足・見解
3月初めの高温から一転、東京は一週間に3回も雪が降る、厳しい寒の戻りとなっています。3月でも1日~2日程度は雪のちらつく日がありますが、一週間に3回の雪は非常に珍しい。3月としては1992年以来、33年ぶりのことです。
なぜ、急に、頻繁に雪が降るようになったのでしょう。冬型の気圧配置が崩れ、低気圧が太平洋側を通過しやすくなったことで、冷たい空気と暖かい空気が関東付近でせめぎあい、気温の乱高下が非常に大きくなっているからです。
東京では今夜(8日)遅くにかけて、雪混じりの雨が降る見込みです。前回と同じように、水分を多く含んだ雪がうっすら積もる可能性がありますが、日付が変わる頃には止むため、積もったとしても一時的です。
来週は春の暖かさを取り戻す見込みですが、油断はできません。くもりや雨の日は思いのほか肌寒く感じます。今月は寒暖差が大きいため、体調には十分、お気をつけください。