Webike Plusをご覧の皆様、こんにちは!実は栃木県の那須高原も移住候補だった北海道民、さすライダーです。
栃木県は数ある首都圏のツーリングエリアの中でも、特にバイクで走って楽しい道、絶景スポット、そして温泉とご当地グルメが豊富に揃っていて、僕の中では文句なしに「首都圏No.1のツーリングエリア」です!
ということで、今回は秋の紅葉も美しい栃木県のおすすめツーリングロード・スポットを紹介します。
※各スポット情報は2024年10月時点のものです。掲載の情報は予告なく変更になる場合があります。お出かけになる際は事前にお確かめください。
目次
1 走りごたえ抜群ロード:日光いろは坂
おそらく栃木県で最も有名な観光道路が「日光いろは坂」です。
言わずと知れた日光エリアを代表する紅葉の名所で、合計48ヶ所の急カーブがライダーを待ち受けている走りごたえ抜群の道です!
道としては「国道120号線」の一部なので通行料は無料で、下りの「第1いろは坂」と上りの「第2いろは坂」がそれぞれ一方通行になっています。
さすライダーのワンポイントアドバイス
上りの「第2いろは坂」は各カーブ毎にそれぞれ「い。ろ。は。以下続く、、、」と個別の名前(?)が付いており、ちゃんと看板も掲げられています。
しかし、そんなユニークな遊び心を見る暇がないくらい次々と急カーブが迫ってくるので・・・しかも、ほとんどが180度以上のUターン同様のカーブなので・・・くれぐれもよそ見運転はしないようにしましょう。
とはいってもここまで愛車とカーブを走れる道は他にはないので、ここで存分に味わっておきましょう!
TEL:0288-22-1525(日光市観光協会)
料金:通行無料
2 絶景スポット:日本三大名瀑 華厳滝
日光エリアに来たら「いろは坂」とセットで行くべき場所が「華厳滝(けごんのたき)」です。
和歌山県の「那智の滝」それから茨城県「袋田の滝」と並ぶ「日本三大名瀑」の1つで、落差97mの豪快な流れは一見の価値があります!
また、秋は紅葉の名所としても有名で、例年10月中旬~11月上旬に見頃を迎えます。
さすライダーのワンポイントアドバイス
華厳滝を一望できるビュースポットとしておすすめの場所は「明智平展望台」で、先に紹介した「いろは坂(上り:第2いろは坂)」の終点にあります。
もう1つは「いろは坂」を降りた先にある「観瀑台(華厳滝エレベーター)」で、前者は中禅寺湖から滝が流れ落ちる全体像を俯瞰できる絶景、後者は滝がすぐ目の前に迫るダイナミックな絶景を堪能することができます!
正直どちらも甲乙つけ難いビュースポットなので、時間があれば両方行ってみることをおすすめします。
TEL:0288-55-0030(華厳滝エレベーター)
料金:明智平展望台は入場無料、華厳滝エレベーターは600円
バイクOKの駐車場:明智平展望台(無料)、華厳第二駐車場(100円)
紅葉の見頃:10月中旬〜11月上旬
公式HP:https://www.nikko-kankou.org/spot/5
3 ご当地グルメ:宇都宮みんみん本店
栃木県を代表するご当地グルメといえば「宇都宮の餃子」ですが、その宇都宮の餃子を代表する名店が「宇都宮みんみん本店」です。
たびたびTVや著名なガイドブックで紹介される超人気店で、栃木県内に数店舗を展開するチェーン店ですが、やはりライダーたるもの本店で決まりです!
人気店ゆえに駐車場に入れないという前提で(そもそも狭いです)バイクは徒歩10分くらいの「JR宇都宮駅西口駐輪場」に停めて行くことをおすすめします(バイク駐輪150円・大型OK)
さすライダーのワンポイントアドバイス
宇都宮みんみん本店のメニューはシンプルに「焼餃子、水餃子、揚餃子」の3種類で、どれも文句なしに絶品です!
単品で好きなものを好きなだけ注文するのもいいですが、とにかくお腹いっぱい食べたい場合は「ダブル・スイ・ライス」と注文してみることをおすすめします(通な客っぽく見えます・笑)
すると「焼餃子2人前、水餃子1人前、ライス付きで1,260円」の地元民御用達の満腹セットが出てきます!
TEL:028-622-5789
営業時間:11:00~20:30
定休日:不定休
おすすめの注文方法:ダブル・スイ・ライス
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)、JR宇都宮駅西口駐輪場(150円)
公式HP:https://www.minmin.co.jp/index.php
4 絶景ロード:霧降高原道路
まるで北海道のような牧歌的風景の中を突き進む絶景ロードが「霧降高原道路」です。
その名前通り「霧が降りる」ことで知られている道ですが、晴れた日は全長約18kmのワインディングを絶景と共に楽しめます!
ちなみに平成18年9月までは有料道路でしたが、現在は「県道169号線」として無料化されています。
さすライダーのワンポイントアドバイス
霧降高原道路におけるライダーのオアシス的存在が、入場無料の観光牧場の「大笹牧場」です。
ちょうど霧降高原道路の北の入り口付近という抜群の立地で、バイクOKの広い駐車場に公衆トイレ、それから各種ショップにソフトクリーム、そしてジンギスカンを味わえるレストランと設備が整っています!
特にここのジンギスカンは、本場北海道在住の僕でも「素直に美味い!」と思うので、ぜひ食べて行くことをおすすめします。
TEL:0288-53-5337(一般財団法人 自然公園財団 日光支部)
5 絶景ロード:日塩もみじライン
かつて有料道路だった栃木県屈指の紅葉の名所が、その名も「日塩もみじライン」です。
現在は「県道19号線」として無料化されており、高速コーナーなテクニカルな複合コーナーが交錯する、走りごたえ抜群のワインディングを楽しめる道です!
なお、紅葉は例年10月中旬〜11月上旬に見頃を迎えますが、その期間の週末は混雑するので可能であれば平日に走ることをおすすめします。
さすライダーのワンポイントアドバイス
日塩もみじラインの道中にはさまざまな立ち寄りスポットが点在しており「太閤下ろしの滝」や「白滝」などの無料スポットもあります。
特に白滝にはレストハウスの「峠の茶屋」と公衆トイレがあるので、休憩がてら立ち寄ることをおすすめします。
TEL:0287-32-4000(塩原温泉観光協会)
料金:通行無料
バイクOKの駐車場:太閤下ろしの滝、白滝(無料)
6 観光スポット:龍王峡
川治温泉と鬼怒川温泉の間の約3kmに渡って続くダイナミックな渓谷が「龍王峡」です。
今から約2,200年前に発生した、大規模な海底火山によって噴出した火山岩が、鬼怒川の流れで侵食された過程で出来た峡谷で、特に「むささび橋」からの眺めが素晴らしいことで有名です!
所要時間としては約1時間〜3時間ほどの自然散策路が複数用意されているので、特に紅葉の時期のハイキングがおすすめです。
さすライダーのワンポイントアドバイス
バイクで龍王峡に向かう場合は「龍王峡駅」の目の前にある「龍王峡市営駐車場」にバイクを停めることをおすすめします。
ここは四輪車と共用の無料の駐車場で、周辺には公衆トイレと数軒の飲食店があり、そのまま龍王峡まで歩いて行けます!
ちなみに実は先ほど紹介した「日塩もみじライン」の入り口まですぐの立地なので、龍王峡の散策後はそのままもみじラインツーリングを楽しめます!
TEL:0288-76-4111(日光市藤原観光課)
料金:入場無料
バイクOKの駐車場:龍王峡市営駐車場(無料)
紅葉の見頃:10月下旬から11月中旬
公式HP:http://www.ryuokyo.org/
7 ご当地グルメ:スープ入り焼きそば 食堂 釜彦
栃木県は那須塩原エリアのB級テイストあふれる人気のご当地グルメが「スープ入り焼きそば」です。
え?焼きそばにスープ?と一瞬頭の中が「?」だらけになりますが、実際は「炒めたてのソース焼きそば」に「しょうゆ味のスープ」を注いだオリジナリティあふれるご当地グルメです!
ぶっちゃけ見た目的には完全にラーメンですが、一口食べるとちゃんと焼きそばであることが分かる・・・まさにB級テイストあふれるご当地グルメの教科書のような存在です。
さすライダーのワンポイントアドバイス
那須塩原には「スープ入り焼きそば」を提供する飲食店が数件ありますが、個人的なおすすめは「食堂 釜彦(かまひこ)」です。
理由は週末や連休時に必ずバイクが停まっているからで「ライダーが集まる飲食店にハズレなしの法則」に基づいています!
実際、スープ入り焼きそば用に専用開発された(!)こだわりのちぢれ麺がスープによく絡んで、鶏肉、ナルト、キャベツが入ったどこか懐かしさを感じるクセになる味です。
TEL:0287-32-2560
営業時間:11:00~20:30
定休日:不定休
おすすめメニュー:スープ入り焼きそば
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:https://www.tochinavi.net/spot/home/?id=694
8 絶景ロード:那須高原線(旧ボルケーノハイウェイ)
那須連山の主峰「茶臼岳(ちゃうすだけ)」の眺めが素晴らしいワインディングロードが「那須高原線」です。
かつては「ボルケーノハイウェイ(名前がカッコいい)」と呼ばれていた有料道路でしたが、現在は「県道17号線」として無料化されています!
道の周辺にはレジャー施設や観光スポットが点在しており、ライダー的には「那須高原展望台(写真の場所)」を過ぎたあたりからのワイディングがハイライトです。
さすライダーのワンポイントアドバイス
ボルケーノハイウェイ、、、いや、那須高原線の折り返し地点に位置するのが「那須ロープウェイ山麓駅」で、ここからロープウェイに乗るとなんと!約4分間で茶臼岳の9号目まで行けてしまいます!
料金は「大人往復1,800円」と首都圏の観光スポットとしては良心的な価格で、行きも帰りもロープウェイの車内から素晴らしい絶景を堪能できるので、時間があればぜひ乗車することをおすすめします。
なお、茶臼岳が紅葉する9月下旬~10月上旬の乗車が最もおすすめです。
TEL:0287-76-2619(那須町観光協会)
料金:通行無料、那須ロープウェイは大人往復1,800円
バイクOKの駐車場:那須高原展望台、那須ロープウェイ山麓駅(無料)
9 温泉:那須温泉 鹿の湯
先に紹介した那須高原線(県道17号線)沿いにある、旅情をそそる雰囲気抜群の温泉が「那須温泉 鹿の湯」です。
なんと!開湯1,390年のとんでもなく長い歴史を誇る「栃木県最古の温泉」で、万病に効く効能抜群の温泉としても知られています!
41度から46度までの1度刻みで湯船が分かれているユニークな温泉で、いかにも効きそうな乳白色の極上のお湯をたった500円で堪能できます。
今まで47都道府県全ての温泉の入浴経験がある僕ですが、ここは全国でもTOP10に入る大好きな温泉です!
さすライダーのワンポイントアドバイス
鹿の湯からすぐの場所には観光スポットの「殺生石」があり、入浴後の散策に最適です!
常に火山ガスが噴出している荒涼とした景勝地で、あたり一面は常に硫黄臭が立ち込めています・・・
その昔、陰陽師によって退治された極悪の「九尾の狐」が姿を変えた石が「殺生石」のはじまりと言われており、死んでもなお毒性の強い火山ガスを放つことで・・・今までここに近づく人や獣を殺し続けているそうです・・・(怖っ)
TEL:0287-76-3098
料金:日帰り入浴500円
バイクOKの駐車場:敷地内にあり(無料)
10 カフェ:SHOZO 黒磯本店
栃木県は那須塩原市にある、全国的にも有名な超人気カフェが「SHOZO CAFE」です。
その名も「菊地省三(SHOZO)」さんが来るべきカフェブームを察知して、1988年にアパートの2階にカフェをオープンしたことがきっかけで、現在は栃木県内と首都圏に数店舗のチェーン店を構えています。
しかし、やはりライダーたるもの創業地の「SHOZO 黒磯本店」に行くのがセオリーで、1階がコーヒーや人気のスコーンなど販売しているショップ、そして2階がカフェになっています。
さすライダーのワンポイントアドバイス
SHOZO 黒磯本店のおすすめメニューはズバリ!特製シフォンケーキとスコーンで、コーヒーはどれを頼んでもハズレがありません!
店内はツーリングライダー界を代表する「おしゃれカフェマニア」の僕も唸る超絶シャレオツ空間になっていて、基本的に静かな時間を過ごすための大人の空間なので、子連れツーリングの場合は行かないほうがいいかもしれません(子供入店OKですが、静かに!がルールです)
TEL:0287-63-9833
営業時間:11:00~18:30
定休日:不定休
おすすめメニュー:シフォンケーキ、スコーン、各種コーヒー
バイクOKの駐車場:周辺に数カ所にあり(無料)
公式HP:http://www.shozo.co.jp/
栃木県は首都圏No.1のツーリングエリア!
さて、いかがでしたでしょうか?僕が「栃木県は首都圏No.1のツーリングエリア」と豪語するのも「なるほどぉ」と思っていただけたと思います!
とにかく物量とバリエーションが豊富なので、栃木県は何度行っても飽きない魅力に溢れています。
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