ドゥカティのレース部門を担当するドゥカティ・コルセは、来期から2年間、マルク・マルケス選手がファクトリーチーム「ドゥカティ・レノボ・チーム」からの参戦を行うことを発表した。フランチェスコ・バニャイアのチームメイトとして、今季最終戦バレンシアGP後に予定されている2025年シーズン最初のオフィシャルテストからチームに合流することとなる。
マルク・マルケス「チームに移籍することが自分の目標」
マルク・マルケス
「来シーズン、ドゥカティのファクトリーチームの赤いユニフォームを着ることができることを大変嬉しく思う。基本的にデスモセディチGPを初試乗したときから、乗ることが楽しく、直ぐに順応できた。その瞬間から、この道を進み続け、成長を続け、フランチェスコ・バニャイアが2年連続でワールドチャンピオンになったチームに移籍することが自分の目標だと分かっていた。」「2025年にこの大きな一歩を踏み出せることを嬉しく思う。ドゥカティが僕に与えてくれた信頼に感謝したい。最後に、キャリアの微妙な時期にチームへの扉を開いてくれたグレシーニ・レーシングのナディア・パドバーニ(チームオーナー兼チームプリンシパル)、カルロ・メルリーニ(コミュニケーション&マーケティング・ディレクター)、ミケーレ・マシーニ(チームマネージャー)、そしてグレシーニファミリー全員に感謝したい。残りのシーズンを楽しみながら全力を尽くす。それが今の僕の最優先事項」
ギャラリーへ (1枚)ジジ・ダリーニャ(ドゥカティ・コルセ/ジェネラルマネージャー)
「最初にここ数年間にわたるエネア・バスティアニーニとホルヘ・マルティンの仕事に感謝し、今後の活躍を祈りたいです。今シーズン、彼らは信じられないほどのレベルに到達したことを示しており、最後までタイトル争いに加わると確信しています。ドゥカティ・レノボ・チームでフランチェスコ・バグナイアの新しいチームメイトを決めることは簡単ではありませんでした。非常に強いライダーが揃っていたからです。」「最終的に、マルク・マルケスのような疑いようのない才能に落ち着きました。僅か数戦で、彼はデスモセディチGPに完璧に適応し、生来の野心で成長を続けています。チームは計11度のワールドタイトルを獲得した2人を起用します。彼らの経験と成熟度に頼れることは、我々の成長にとっても大変貴重なことです。」
情報提供元 [ motoGP OFFICIALWEB ]
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マルティンにしてみたら「長年貢献し続けたのに、要領のいい外様大名に地位をかっさらわれた」格好になった。(ジジにしてみたら「会社の上層部に逆らえない」でしょうから…)
そしてドゥカティチームには「セナ・プロ並みの確執が生まれる」リスクも増えた事になるかな?
まあ今の状況ならホンダやヤマハなどの日本のメーカーに乗っても勝てる可能性はないだろうからね。サテライトでもドカティかKTMに乗る方がまだ可能性はあるよ。