筆者はかれこれ7年ほどフルフェイスヘルメットを使っていますが、いつも思うことがあります。それは

走りながらカレー飲めたらなぁ……(カレーは飲み物です)

ハーフヘルメットやジェットヘルメットを使うことも検討しましたが、安全性は捨て難いという結論で今日まで過ごしてきました。そう、今日までは。
今回はジェットヘルメットの中でも安心の“SHOEI J-CruiseⅡ(ジェイクルーズ2)”をご紹介させて頂きます!

その前にフルフェイスとジェットヘルメットのおさらい

早速J-CruiseⅡの機能紹介!の前に、まずはジェットヘルメットとフルフェイスヘルメットの違いを再確認。
ジェットヘルメットの中にはJ-CruiseⅡのようなスポーツジェットとアメリカンなどに似合うスモールジェット(ストリートジェットとも言います)があります。
ジェットヘルメットというジャンルの中ではスクリーンが標準で付いているスポーツジェットの方が安全性が高いといえます。
では、フルフェイスと比較したらどうでしょうか?

  

  

  

  

  

フルフェイスタイプ スポーツジェットタイプ
安全性 ◎(顎までバッチリガード) 〇(シールドは顎まで付いている)
風通し △(冬は暖かい) 〇(夏は涼しい)
視界 △(あまり良くない) ◎(めちゃめちゃ広い)
使用感 ×(被ったままでは何もできない) 〇(被ったままでも飲み物を飲んだり一服可能)

絶対的な安全性ならフルフェイス、快適性ならジェットヘルメットという選び方になりますね。
ではSHOEIが作ったジェットヘルメットはどんなものなのか?チェックしていきましょう!

インナーサンバイザー・オープンフェイスの理想形 J-CruiseⅡ


【仕様】

  • 規格:JIS規格
  • 構造:AIM+ (Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber)

【付属品】

  • 布袋
  • シリコンオイル
  • CJ-2 PINLOCK® EVO Lens
  • スぺアPINLOCK®ピンセット
  • SHOEIロゴステッカー

磨き上げた先進のデザイン

従来モデルのJ-Cruiseはシンプルなデザインの帽体でした。対してJ-CruiseⅡではよりモダンに洗練されたイメージを追及しています。
また、サンバイザー機構の見直しや後頭部のデザイン見直しにより、空力性能の向上、帽体のコンパクト化も実現しました!

快適さを追求した機能紹介!

さらに涼しくなったベンチレーションシステム!


注目度/

夏のライダーにとって“涼しい”は絶対的な正義ともいえます。
そんな中J-CruiseⅡはSHOEIの大型風洞実験設備でテストを何度も行い、ベンチレーション性能を徹底追及しました。
その結果、入り口側のインテークを3か所に増設したことにより、風の流入量は3割アップ、排出量も2割アップしさらなる通気性を得られるようになりました!

日差しの侵入を軽減する新型サンバイザー!


注目度/

顔の露出面積が多いジェットタイプでは、日差しの侵入はフルフェイスよりも多く、顔の日焼けや日中のツーリングでは目が疲れやすいです。
J-CruiseⅡでは従来品よりも5ミリ延長したQSV-2サンバイザーを採用しています!
また長さが伸びた分、鼻のかかる部分のカットは深くなり、よりフィット感のある構造になりました。

SENA、B+COM対応のインカムスペースを確保!


注目度/

J-CruiseⅡにはSENA「SRL2」を直接埋め込んで装着が可能です。
また、SENA専用設計ですが、別途サインハウスのアタッチメントを使用すればB+COMも取り付け可能です。

→アタッチメントのインプレ記事はこちら!

クリアな視界のシールドと快適な微開ポジション


注目度/

従来モデル同様に歪みの少ないクリアな視界を得られるCJ-2シールドをJ-CruiseⅡでも装備しています。
また、J-CruiseⅡでは新たに微開ポジションをシールドベースに設定。
全閉ポジションから一段階上げることでヘルメット内の換気効率を上げ、曇りや蒸れを素早く解消します!
シールドのシーリング部分にかからない位置に微開ポジションが設定されているので視認性も損ないません。

安全性と快適性を両立した内装&ストラップ


注目度/

内装は吸湿速乾性能に優れたHYGRA®を使用し、被り口に近い部分には摩擦を和らげる起毛生地を利用しています。
また、チークパッド下部や衝撃吸収ライナーには赤ステッチを採用することでレーシーなイメージに。
チークパッド上部はメガネユーザーにも嬉しい柔らかウレタン素材で成形されています!

チンストラップはグローブを付けた状態でも簡単に、確実に装着できるSHOEI独自のマイクロラチェットシステムを採用しています。

※HYGRA®はユニチカ㈱の商品名です。

カラー紹介

2021年5月現在Webike取り扱いのラインナップをご紹介!限定モデルもあります!

J-CruiseⅡ ソリッドモデル





J-CruiseⅡ AGLERO(アグレロ)



J-CruiseⅡ ADAGIO(アダージョ)



J-CruiseⅡ MARQUEZ6(マルケス6)

WebikeでSHOEIヘルメットを買うとサイズ交換OK!

いざヘルメットを購入したら全然サイズが違ったり、なかなかフィッティングをする機会がなく購入を検討している方にもSHOEI正規販売代理店のWebikeは安心のサービスを展開しています!
出荷後30日以内であればお客様都合による返品・交換可能です!

※サイズ確認の試着の際はシールド保護フィルムを剥がさないでください。また、内装に整髪料・化粧・汗汚れ等がつかないようにご配慮下さい。新品同様でない場合はサイズ交換を承りかねます。

→詳細はこちら

J-CruiseⅡ紹介動画&まとめ

どうしてもフルフェイスタイプと比較するとジェットタイプの安全性の低下は否めません。
しかし、J-CruiseⅡはその中でもJIS規格を取得し、より安心感の強いモデルとなっています。
これまでジェットタイプを被ったことのない方にとっては、被った際の解放感や視認性の良さは感動的かと思われます。
今年の夏ツーリングは是非、J-CruiseⅡで快適ツーリングを楽しみましょう!

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