文/Webikeバイヤー:あきら

グロムにブロックタイヤって似合う

走ってよし!眺めてよし!コンパクトな車体に扱いやすい125ccクラスのエンジンを搭載し、乗って楽しい4ミニとして大人気となったグロム!
4ミニらしく例にもれず豊富なカスタムパーツで思い思いの楽しみ方ができるグロムですが、タイヤはどうですか?
ちゃんとタイヤで遊んでますか!?!?!?今回は4ミニ好きなスタッフがグロムにピッタリなおすすめタイヤを紹介!

タイヤサイズをおさらい

まずはグロムに採用されているタイヤサイズを確認しましょう。
グロムにはJC61とJC75の2型式がありますが、どちらも同じサイズのタイヤを使用しています。
タイヤサイズを確認したい場合は、タイヤのサイドウォール(横側)に記載されています。

下の表はグロムのタイヤサイズをまとめたもの!社外ホイールの場合はこの限りではないですが、純正の場合はこのサイズ!

フロント リア
グロム 120/70-12 51L 130/70-12 56L

グロム向け!タイヤ選びのポイント

用途で選ぶのがイチバン!でもデザインも遊ぼう!

タイヤは使い道で選ぶのが一番です。例えばツーリングに行くならツーリングタイヤ、サーキットではハイグリップ。用途が違えば、性能を100パーセント出し切ることはできないものなので、まずは用途から選びましょう。
ただし!!これだけでは面白くない!4ミニらしくカスタムも楽しむライダーならば、タイヤのパタン(溝のデザイン)でも遊んでほしい!
大排気量の車両になると近年まで、デザインで遊んでいると感じるタイヤってあまりありませんでした。しかし4ミニ用のタイヤというのは定期的に見て楽しいタイヤが出ているというのが特徴。
定番はブロックタイヤで、オンロード向けのスクーターであっても、10インチ12インチでも履ける本格ブロックタイヤがラインナップされていたりします。その昔、足跡をモチーフにしたデザインもありました。
なぜこのようなタイヤがあるか、それは……。タイヤで遊んでほしいからです!!

高性能タイヤと普通のタイヤの差は激しい

タイヤは比較的安価なタイヤと高価なハイスペックタイヤがあります。このクラスでは、通勤通学など日常の相棒としての役割も兼ねているので、安価なタイヤというのは魅力的に映るでしょう。
しかし、ちょっと高めのハイスペックタイヤとそれらのタイヤでは実際に履いた際の感じ方に大きな違いがあります。特にウェット路面での性能はあまり詳しくないライダーでも感じ取れる程の違いがあります。
同じように見えるタイヤですが、コンパウンドや溝の付け方で水の切れ方が異なりますし、それがそのまま濡れた路面での安定感につながり安心になるのです。
日常の足として使う以上、雨は避けられないのでその雨でも安心なタイヤを選ぶというのがおすすめです。
もちろんいいタイヤは価格も高いですが、タイヤの交換スパンは1~2年程だと思いますので、誤差です!!いいタイヤを履きましょ!

街乗りにオススメのタイヤ2選!

日常の足バイクとして活躍するグロムには耐久性と、路面状況を問わず活躍できる街乗り向けのタイヤを選ぼう!
バランスの取れたタイヤで比較的ライフも長くコスパに優れるのがポイント!

街乗りタイヤのおすすめポイント
  • 比較的ロングライフ
  • 路面シチュエーションを問わない汎用性


IRC MOBICITY SCT-001

コスパヨシ!性能ヨシ!

小排気量ユーザーから圧倒的な支持を得ているIRCの大人気スクータータイヤです!
その秘密はズバリコスパの良さ。街乗りタイヤらしく、温度や路面を問わないグリップ感で、雨でもしっかりグリップ。
ワインディングロードも楽しめるというインプレッションが寄せられている通りドライグリップも問題なし!

BRIDGESTONE BATTLAX SC

信頼と安心のブリヂストン!

タイヤを品質で選ぶならブリヂストンは外せませんね!
ブリヂストンのスポーツタイヤを思わせるトレッドパタンでスポーティなスタイリングのグロムにピッタリ!
溝の幅が広いので、雨天でのウェット性能が向上しています。
乗り味は気持ちドッシリで路面のショックをタイヤが吸収してくれているような感じ!

雨でも走る!通勤通学にオススメのちょっといいタイヤ2選!

最近は雨に強いタイヤのラインナップもあります!通勤通学など雨でも走る場合はこちらがオススメ!
濡れたウェット路面というのはどんなバイクでも怖いものですが、その怖さの原因は往々にして、グリップ感の無さからくる不安定感です。
また、たとえ不安に思わなくとも、グリップの低下によってワンミスで転倒につながるというタイヤにとっては厳しいシチュエーションです。
そんなウェット路面でも快適に走れるのが、雨に強いタイヤたち!

街乗りタイヤの選び方
  • 週末のツーリングも楽しめる
  • 雨のライディングが怖くなくなる!
  • ドライグリップももちろん十分確保


MICHELIN CITY GRIP 2

雨に強い!毎日走る通勤通学向け!

雨に強いタイヤといえばミシュラン!
この、CITY GRIP 2はシリカコンパウンドを採用し、ゴムそのものがウェット路面やマンホールなどでもグリップしやすくなっています。
さらにサメの歯のように特徴的なデザインの溝が路面の水に対して安定感を生み出すので、ウェット路面でのブレーキングやコーナリングでも安定感があります。
このシリーズはホンダやスクーターの本場、欧州のピアッジオなどのバイクにも純正採用されるケースが多いというのもポイント。

PIRELLI ANGEL SCOOTER

長く愛される伝統のバイアスタイヤ決定版

都市間移動の守護天使!とってもカッコいいキャッチコピーが目を引くピレリのタイヤです。
ピレリらしくスーパーコルサシリーズでもおなじみのイナズマデザインが取り入れられたデザインが特徴的です。
肝心の乗り味は、剛性があり乗り心地が良く、ハンドリングは軽め。ウェットグリップもシリカ配合で純正とは比較にならないほどの安心感があります。
スポーティなデザインでありながらやさしい乗り味です。

ワインディングにオススメのタイヤ2選!

結構走れちゃうグロム!街乗りだけではもったいないですよね?ということで休日に峠へ行っちゃう?
そんなライダーにオススメなのがワインディングも楽しめるハイグリップ系タイヤ!
昔と違い、選べるハイグリップでワインディングを楽しもう!小排気量なので大型に比べ街乗りでも十分使えるスペックなのがうれしいところ!

スポーツタイヤの特徴まとめ
  • グリップ感とハンドリングは最高!
  • 街乗りでも楽しい軽快感
  • 他ジャンルに比べ耐久性は低め


MICHELIN POWER PURE SC

このクラスでは珍しい2種類のコンパウンド使い分け

ドライグリップ重視といえどやっぱりウェットグリップが欲しいという方にオススメのバランス型がこのPOWER PURE SC!
ミシュランのスクータータイヤでは初めて2CT(センターとサイドで違うコンパウンド)を採用しているので、バンク時のドライグリップと街乗りで使うセンターの耐久性を両立しているタイヤです。
溝のデザインも、どことなくレーシングタイヤを感じさせるデザインで、グリップ重視のコンパウンドと合わせて高い性能を発揮します!

PIRELLI DIABLO ROSSO SCOOTER

ROSSOIII譲りのイナズマが特徴

見るからにアグレッシブでレーシーでグリップしそうなイナズマデザインが特徴的なDIABLO ROSSO SCOOTER!
ピレリの悪魔シリーズの例に漏れず、シリカ配合コンパウンドとスポーティなプロファイルから生み出される高いグリップ力とクイックなハンドリングが特徴です。
もちろん街乗りされるタイヤだということも忘れてません!いつもより間隔が狭くなったイナズマにより優れた排水性とシリカコンパウンド由来のウェットグリップで雨でもちゃんとグリップします!

サーキットにオススメのタイヤ3選!

ミニバイクは古来よりレースの登竜門的役割を果たしています。
今、世界的なレースで活躍するライダーの最初のバイクはミニバイクだったということも珍しくありません。
グロムもそのような次世代のレーサーを育てるにはぴったりのバイクなのです!
もちろんグロムにもレースまでは視野に入れなくてもサーキットでスポーツ走行を始めるのにぴったりの、楽しいタイヤがラインナップされています!

サーキット向けタイヤの特徴まとめ
  • ライフは短いけど圧倒的なドライグリップ
  • ウェットや走り出しは滑って危険なことも
  • サーキットという環境では最強


PIRELLI DIABLO ROSSO SCOOTER SC

ミニバイク界のスパコル

溝付きレーシングタイヤとして絶大な支持を得ているピレリのスーパーコルサのパターンをほぼそのままミニバイク向けにスケールダウンしたハイグリップタイヤ!
名前のSCがサーキットユースであることを示していますね!
実際に使用したユーザーのインプレッションによると、ウォーマーで温めた場合、ニュートラルな乗り味で切り込んでいくこともなく乗りやすいとのこと!
グリップ感も相当高いようで、積極的にアクセルを開けていけるタイヤのようです。
セッティングをしっかり詰めれば、今定番のタイヤを超えられるポテンシャルあり!

DUNLOP TT93GP

ワインディング時々サーキット!

長きにわたってこのクラスのハイグリップタイヤの定番として君臨しているのがこのタイヤ!
純正より圧倒的に温まりやすく、フルバンクでも安定感のあるグリップ力が魅力です。ノーマル、ライトカスタムのグロムで、ワインディングとサーキット走行会を楽しめるタイヤです。
レースまで視野に入れる場合はよりハイグレードなPROシリーズやKR337といった所謂サーキット専用が好まれますが、ストリート+サーキットではこのタイヤがちょうどいいでしょう!
価格も安く、先人たちのインプレッションも豊富でグロムとのマッチングも良いというタイヤでもあります。

BRIDGESTONE BATTLAX BT-601SS

本格的にサーキットを楽しむようになったら……

本格的にサーキットでのレースに参加する場合はこのタイヤ!ただし純正と同じサイズのラインナップはありませんので、フロントは100/90-12、リアは120/80-12となります。
もともと、NSF100などでミニバイクレーサーで選ばれるタイヤということもありグリップ力はピカイチ!本格的なサーキット専用車とするならぴったりのタイヤです。
純正ホイールの許容リム幅にぎりぎり収まるサイズということもあり、使用者も多い組み合わせですが、純正サイズではないので干渉する部分がないかを入念にチェックしましょう。(特にフロントフェンダー)

オフロードにオススメのタイヤ2選

グロムのこと、オンロードバイクだって思ってません?実際オンロードバイクなんですが……。
でも、タイヤ次第でちょっとした土の上でも楽しめちゃうんです!「何言ってるんだ」と思ったそこのあなた!
百聞は一見に如かず!まずは下の動画をチェック!


どうです?土×グロム、かっこよくないですか?
オフロードタイヤならではのゴツゴツブロックタイヤは街中でも目立つこと間違いなし!土系カスタムが流行ってる今こそグロムにブロックタイヤを!

ブロックタイヤの特徴まとめ
  • ブロックパターンがかっこいい!
  • オンロードグリップは劣る
  • カスタム度高め!目立ち度MAX


MAXXIS M6024

低めのブロックがオンロードでも優しい!

ブロックの高さはオフ性能に影響しますが、オンロードも走ることを考えるとちょっと気が引けるというのもよくわかる。
そこで、オススメはちょっと低めのブロックがオンロードにやさしいMAXXIS M6024!低めとはいってもそこはブロックなので、砂や土などではしっかりグリップします。
オンロードに関しては若干グリップは落ちますが、すごく滑るとかものすごいロードノイズがでるという著しい性能低下はないタイヤです。※個人差あり

IRC GP-22

満を持して登場!楽しい林道ツーリングの味方

オフに強いIRCが遂にリリースしたグロムサイズのオフタイヤ!
冒頭の動画で使用されているタイヤで、動画の通り高いオフ性能を発揮するタイヤです。すでにオフ系の有名ショップからもインプレッションがいくつか公開されており、いずれも好評!
ガレ場はさすがに厳しいでしょうが、林道ツーリング+アルファのフラットダートや軽めのマディや、ちょっとしたパークで楽しむには十分な性能を発揮します。
気になる?オンロードグリップに関しても、しっかりグリップするようで、街乗りでも攻めるような運転をしなければ安心して使えそうです!
そして何より……。このタイヤを履いたグロムがめっちゃかっこいい!!

タイヤで遊ぼう!

意外とバリエーション豊かで、シチュエーションでもタイヤのデザインでも選べるグロムのタイヤ!
オフタイヤを履けば見た目もガラッと変わってオフ&ストリートカスタム感が出ますし、ハイグリップを履けばワインディングで楽しくレーシーな仕上がりになります。
大排気量モデルと比較して、タイヤ価格も安く、ローパワーゆえに危険なシチュエーションも少ないグロムのタイヤ選びは、大きく間違わない限り満足できるものです。
特に今回紹介したタイヤはいずれもある程度実績あるタイヤばかりなので、ここから選べばまず間違いはないでしょう!
結論:グロムのタイヤは見た目も大事!楽しんで選ぼう!

皆さんの意見を聞かせてください!

Webikeでは、皆様のタイヤ選びをより便利に、よりオトクにできるような新サービスを計画中です。
そこで、ここでは皆さんのタイヤ選びについて重視する項目や、要望を調査しています。
質問は3つだけですぐ回答可能です。個人情報は収集されません。

この機会にみなさまの要望を教えてください!

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