文/Webikeバイヤー:あきら

サーキットにおすすめのタイヤならすぐ答えられるのに

なんとなく、ハイグリップよりグリップしなくて、ライフ長めのちょっと安いタイヤ。
そんな風にツーリングタイヤを見ていませんか?その考えは今すぐ捨てて!僕と一緒にツーリングタイヤ愛好家になりましょ!!

さて、ツーリングタイヤというのは、求める項目が広く多岐にわたります。
それはそうですね。だって一言でツーリングと言われても様々な乗り方、いろいろな目的地。多種多様なペースが存在します。
だから、求める項目も人それぞれ。そう、ツーリングタイヤって求められる項目が多いんですよ!

つまり、自分の使い方とバイクの相性をよく考えないとコレジャナイツーリングタイヤになってしまうのです。

ツーリングタイヤは奥が深いのです。

ツーリングタイヤの特徴

雨や濡れた路面に強い!


ツーリングタイヤと言えばレイングリップの話は外せません。
ツーリングは長距離を走行することが多くその道中、雨に降られることも珍しくありません。
そのような状況でも適切なレイングリップを発揮するために各ブランドかなり力を入れて開発しています。

タイヤが発表されると開催されるメディア向け試乗会では、水を撒いた路面でABSを効かせるように急制動させられたりと、レイングリップの強さをあの手この手で見せてきます。
それくらい自信がある!ということですね!

路面の変化に強い


走り出しのタイミングからグリップ力を発揮するのもツーリングタイヤの特徴です。
ツーリングでは、様々な路面に出会います。日陰で冷えた路面もあれば、年中湿った路面もあります。落ち葉もありますよね。
そういった予測不可能な路面の変化に対応するために、温めないと効果を発揮しないハイグリップと違い幅広い温度域、様々な路面状況に対応できるようにできています。

冬でも元気にバイクに乗ります!というライダーもツーリングタイヤはおすすめできます。

ツーリングタイヤ選びで気を付けるポイント

気を付けるポイントそれは、自分がどんな車両で、どんなツーリングをしていて、その時にどういった性能が必要かというところ!
この部分をまず考えてみましょう。

ツーリングのスタイルにあわせよう


一口にツーリングといっても目的地がワインディングの人と、数百キロ先の温泉を目指す人では走り方が違います。
そして、走り方が違うということは選ぶタイヤもちがう!ツーリングタイヤというくくりで語られていてもスポーティな味付けのタイヤと、安定感を重視したタイプがあります。
走り方から選ぶというのは大切。

どんなツーリングがお好みですか?

  • ともかく距離を稼ぐ!ロングツーリング
  • 目的地は峠!ワインディングも楽しみたい!
  • タンデムや荷物をたくさん積んでツーリング!
  • ちょっとしたオフロードも楽しむよ!
  •     

  • EX・雪山万歳

タイヤに求める性能は?


最後にタイヤに求める性能を考えましょう!たとえば雨でも走っちゃう!という方はレイングリップがほしいですよね?
なるべく長くタイヤを使いたいならライフが大事。
意外と忘れがちなんですが乗り心地もツアラーにとっては大切。ちょっとした乗りごこちの差が、目的地に着いた時には大きな差になっています。

よくある!ツーリングタイヤに求める性能

  • 乗り心地
  • ドライグリップ
    センターのグリップ(ライフ重視がうれしい)
    サイドのグリップ(ハイグリップだとうれしい)
  • レイングリップ
  • ライフ(モチ・耐久性)
  • コーナリング性能
  • コスト

車体重量でおすすめできるタイヤもある


まず車両です。これは重量級の車体か否かを考えましょう。世のツーリングタイヤには大型ツアラーのような重量車の重さに耐えられるように強化されたタイヤがあります。(GTとか)
もし重量級のバイクであれば、それ専用のモデルから選んでみるというのもありです。

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