バイク乗りのためのスマート通信システムの世界的リーダーである「SENA」は、EICMAにて、携帯電話ネットワークのカバレッジの下で事実上無制限の通信範囲を提供することができるWave Intercom技術を発表した。この技術が搭載されるのは、SENAの最上位機種となる「60S」。日本でも近日発売予定だ。

SENAのWave Intercom技術による無制限の接続


VoIP1(Voice Over IP)をベースとするこの技術は、BluetoothやMesh通信よりも安定した接続と無制限の通信距離を提供する。通信圏外になったときでも、Wave Intercomが自動的にMesh通話に切り変え、接続が回復した場合はその逆となり、通信が中断することなくシームレスに継続されるとのことだ。
また、新しいMesh3.0アルゴリズムは、以前のMesh2.0と比べて音声の明瞭さ、接続の安定性、消費電力を向上させている。
この新しい技術は、新しいSENAの最上位機種「60S」に搭載される。

新しいSENAの最上位機種「60S」


この新しいインターコムはバイクでの使用に最適化されており、ライディングを中断したりグローブを外したりして使用する必要はなく、第二世代のHarman KardonスピーカーとAI NR(人工知能ノイズリダクション)システムが、高いオーディオ品質を保証している。また、AppleのAppストアまたはGoogle Playから無料でダウンロードできる新しいスマートフォンアプリ「Sena Wave Intercom」を使えば、デバイスの管理が容易にできるもの魅力だ。
SENA 60S

交換可能なカラーパネルが4種類用意されている


価格は「60S-01 SOUND BY Harman Kardon シングルパック」が64,680円(税込)、「60S-01D SOUND BY Harman Kardon デュアルパック」が119,680円(税込)となっている。
<SENA>https://senabluetooth.jp/

最新のWave Intercomシステムを搭載したSENA「60S」ギャラリーへ (3枚)

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