新しいROADTEC 02のコンセプトである、「DOUBLE UP YOUR RIDE」/「この1本で2つの楽しみを」を実現するために、メッツラーはまったく新しいテクノロジーを開発しました。
ツーリングタイヤに求められる01SE譲りの穏やかなハンドリング性能とウエットグリップ。加えて、強力なドライグリップと正確なハンドリング性能という2面性を実現するために採用されたのが「DAYNATREAD アダプティブ・トレッドパターン」です。
かつてない構造のトレッドパターンについては、文章で説明するよりも動画をご覧いただくと一目瞭然なので、まずは動画をご覧ください。
お分かりになりましたか?
ご覧いただいたように、タイヤに荷重がかかっていないときはグルーブがしっかり刻まれて効率的な排水性を実現するとともに、素早いウォームアップと確実なウエットグリップを発揮するトレッドデザインですが、ペースアップしてタイヤに荷重/圧力がかかるとグルーブ(溝)同士が接近してスリックライクなトレッド面になるのです。
トレッド面の溝の面積を表すボイドレシオは、ツーリングペースの際は12.7%ですが、ハイペースになると最大で6.0%にまで減少します。
革新的なテクノロジーである「DAYNATREAD アダプティブ・トレッドパターン」を3つのエビデンスから検証してみましょう。
高いドライ/ウエット性能に加えロードノイズも大幅に低減
まず、ドライ路面でのパフォーマンスを01SEのデータと比較してみます。
上図のようにシケインを通過する際を例にとると、02は01SEに比べて明らかに進入、リーン時、脱出時のスピードが上がっているのが分かります。
次に、メッツラーの代名詞でもある「安全・安心」なタイヤであることをウエット路面でのブレーキングで見てみます。
直進時(図のLean Angle 0-12°の部分)のデータでは、ABSが短いサイクルで作動することで制動距離が短くなっていることが分かり、リーン時(図のLean Angle 12-25°の部分)はブレーキ圧がはるかに上昇することで確実なブレーキ性能を発揮しているのが分かります。
3つめは快適性です。
ツーリング時において、タイヤノイズはライダーの疲労を蓄積させる大きな要因です。スピードが上がればノイズも大きくなるのが通常ですが、01SEとの比較で分かるように02は全体的に静粛性が向上していて、大きな山や谷のない特性であることが分かります。
これは01SEからのトレッドデザインの全面的な変更と、「DAYNATREAD アダプティブ・トレッドパターン」によりスムーズなトレッドデザインとなったことの恩恵にほかなりません。
安全・安心はそのままにハンドリングが飛躍的に向上した
01SEからの進化は、レーダーチャートを見れば一目瞭然です。
ツーリングタイヤに求められる安定性やウエットでの安心感はそのままに、ハンドリングがどのシーンでも大きく向上しているのが分かります。
また、ロードノイズの低減により快適性も高まっています。
「DAYNATREAD アダプティブ・トレッドパターン」の採用によって、「DOUBLE UP YOUR RIDE」/「この1本で2つの楽しみを」というコンセプトを確実に実現したROADTEC 02はまさに最先端のテクノロジーが生んだ画期的なニュータイヤなのです。
ツーリングライダーに加えて、クロスオーバー/アドベンチャーやスーパースポーツでスポーツライディングまで楽しむライダーにも最適なROADTEC 02。
日本での発売は7月からスタートして、各サイズを順次デリバリーしていく予定です。
PRODUCT RANGE
■FRONT
120/70 ZR 17 M/C (58W) TL
110/80 R 19 M/C 59V TL ADV
120/70 ZR 19 M/C 60W TL ADV
■REAR
160/60 ZR 17 M/C (69W) TL
180/55 ZR 17 M/C (73W) TL
190/50 ZR 17 M/C (73W) TL
190/55 ZR 17 M/C (75W) TL
190/55 ZR 17 M/C (75W) TL (O)
情報提供元 [ METZELERファンサイト ]
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