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文/Webikeバイヤー:たかし
今回は題名の通り、GBレーシングのエンジンカバーを実際にZ900RSへ取り付けをしてみました!
作業工程を一通り記事にしたので、同じカスタムを考えているライダーは是非チェックしてくださいね!
GBRacing|エンジンカバーセット
今回はGBレーシングのこちらの3点の取り付け作業を行います!
GBレーシングはイギリスのパーツメーカーです。
GBレーシングのエンジンカバーは、世界的なレースシーンでの実績を持ち、その高い耐衝撃性と保護性能が評価されています。
FIM(国際モーターサイクリズム連盟)公認という厳しい基準をクリアし、公道での使用にも安心して取り付けることができます。
素材には強度の高いエンジニアプラスチックが使用され、転倒時のエンジンへの損傷を最小限に抑えます。
エンジニアプラスチックとは一般的なABS樹脂の10倍の強度を持った衝撃耐性に優れた素材です。
まずは取り付けに必要なモノ
今回のエンジンカバー取り付けに使用したのは以下の通りです。
- 8mmソケット
- エクステンションバー
- ラチェットレンチ
取り付け手順
今回はエンジンカバー3点セットなので左右どちらにもつけていきます!
まずはクラッチカバーから取り付けをおこなっていきます。
ボルトは6本中4本しか外さないのでオイルが垂れてくる心配はありません
整備に慣れていない自分はまずどこのボルトを外せばいいのかわからないところから始まりました。
ですが説明書をよく見ると非常にわかりやすく印がついていました。
クラッチカバーの説明書(ボルトの取り外し位置や締め付けトルクなどが記載されています。)
説明書に書かれている丸印のところのボルトを外してカバーを上から乗せてみたらしっかりとハマりました。
形に一切の歪みがなくすっぽりと上からかぶせることができました。
分からなくなったら上からかぶせればどこのボルトを外せばいいか一目でわかります
後は付属しているこちらのボルトを差し込んで…
ボルトを締めていくだけです。
エンジンカバーの各ボルトを説明書に記載の通り11Nmで締め付けいきます。
ディープソケットを使わなくても大丈夫でした。
1つ目がつきました!!
作業は本当に簡単で、指定の位置のボルトを外して付属の専用ボルトに差しかえるだけで出来ました。
一カ所付けられれば残りすべてのエンジンカバーも要領は同じです。
しっかりと丸印のボルトを外すところを確認して、パルスカバーのボルトを外していきます。
パルスカバーの説明書
外し終わったら同梱されていたこちらの専用延長ボルトを差し込んでいきます。
後はまた同じようにボルトを手で締めていって手で締めれなくなったら工具で締める。
これで右側が完成しました。 クラッチカバーとパルスカバー取り付け完了!
これは最高です。Z900RSの雰囲気を崩すことなく、簡単取付で100点満点の出来栄えかと思います!!
ということでサクッとジェネレーターカバーの取り付けもおこなっていきます。
お持ちの方はメンテナンススタンドやセンタースタンドを使ったほう作業しやすいです
工程は右側と全く同じです!説明書を見て、ボルトを外して、付属の専用ボルトを取りつける!簡単取付です!
最後にゆるみ等がないかを確認して左側も取り付け完了です。
サイドスタンドでやるとボルトが下向きになり少し作業がやりにくかったです
作業にも慣れてきて左側は5分もたたずに取り付けることができました。
エンジンカバーの装着完了
ということで完成しました!
装着前と装着後の写真を並べるとよくわかるようにノーマルルックな雰囲気とレーシーな雰囲気がうまく交わり、非常に調和のとれたカスタムとなりました。
エンジンカバーが比較的落ち着いた雰囲気なので、他で強調の強いカスタムをしてもいいバランス感になると思います。
取付に関しては、最初はドキドキしながら取り掛かりましたが、作業を始めると難しい工程はなく、あっという間に取り付けができました。
作業時間はド初心者でも30分もかからなかったです。
多分慣れてる人なら10分もかからないと思います!
完全ボルトオン設計と製造精度の高さの賜物です。
実際の転倒例
このエンジンカバーが実際どれほどの耐久力があるのか、皆さん非常に気になるところだと思います。
ということで今回はGBレーシングのエンジンカバーをつけて実際に転倒したサンプル品を貸していただきました!!
実際の写真がこちらです。 表面 裏面
転倒時の激しさが非常に伝わってくる一枚です。
その転倒の中でもGBレーシングのエンジンカバーはしっかりと保護していて裏面まで貫通していないことがわかります。
簡単取付でここまで守ってくれてカッコよくもなる。十分な性能を兼ね備えた非常におすすめできる商品です!
まとめ
今回はGBレーシングの取付記事の作成を行わせていただきました。
整備ド初心者である私が最初にこの取付記事を書くことになった時はドキドキしましたが、実際に作業に入ると自分でもびっくりするほど作業は簡単なものでした。
ゴリゴリの整備上級者はもちろんのこと、私のようなあまり整備経験がない方まで誰にでも行えるカスタムですので是非気になった方はチェックしていってください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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