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2022年登場のスポーツタイヤ「SPORTMAX Q-LITE(スポーツマックス キューライト)」。中~小排気量モデル適合のサイズラインナップで、幅広いマシンに使用できるハイグリップモデル。ミニバイクや250ccクラスのスポーツマシンにはピッタリのタイヤだ。

そんなQ-LITEを、バイク用品販売「Webike」の初心者レースチームがインプレッションも兼ねて、スズキ「GSX-R125」に装備し6時間の耐久レース「ミニろく」に参戦!
レースの雰囲気は別記事でも紹介しているが、今回はタイヤの使用感にもう少し接近してみたい。

耐久レースの雰囲気はコチラから!

動画でもSPORTMAX Q-LITEにフィーチャー!


高性能ハイグリップバイアス ダンロップ SPORTMAX Q-LITE をサーキットでインプレしてみた! #Webike #dunlop #ダンロップ #qlite #Qライト【Webike TV】
https://www.youtube.com/watch?v=cH8BB0h_uh4

パフォーマンスとお手頃さが両立するSPORTMAX Q-LITE

バイク用タイヤには「バイアス」「ラジアル」の2種類があり、「バイアスタイヤ=硬く、重い、グリップはそこそこ」という性質からツーリングや街乗りに、「ラジアルタイヤ=薄く、軽い、グリップを発揮しやすい」という性質から、スポーツライディングやサーキット走行で使用される、という傾向がある。これはタイヤの内部の骨組み(カーカス)の構造からくるもので、バイアスタイヤはシンプルなカーカスの構造から価格が安め、ラジアルタイヤは複雑な構造から価格が高め、ということにもつながっている。

じゃあ、お手頃なバイアスタイヤではスポーツ走行ができないの? というと、もちろんそんなことはない。今回紹介するダンロップ「SPORTMAX Q-LITE」は、バイアスタイヤでありながら、スポーティーな走行性能を追求する開発による「ハイグリップバイアス」。バイアスタイヤのお手頃さとラジアルタイヤのスポーツ性をうまくバランスさせたカテゴリーにあたるのだ。

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2022年発売の「SPORTMAX Q-LITE」はラジアルのスポーティーさとバイアスの手頃さをバランスさせた、ダンロップが提案する新たなハイグリップバイアス。ツーリングや街乗りのままスポーツ走行やサーキットへ繰り出せる。

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トレッドパターンは排水性能を重視。さらに摩耗しやすいタイヤの接地面にかかる力を分散するパターンにより、偏摩耗を抑えロングライフも実現。タイヤの曲率も均一な「シングルRプロファイル」の採用から、旋回時のコントロール性も従来から向上させた。

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コンパウンドはフルカーボンで、オールラウンドなグリップ性能を発揮する。ウェット路面や温度変化に強いシリカは含まれていないが、カーボンのみで汎用性を実現する新開発のハイグリップコンパウンドを採用しているのだ。

ダンロップからは従来、スポーツバイアスタイヤとして「TT900GP」がラインナップされている。こちらも高いグリップ性能に定評があるモデルだが、Q-LITEはこの後継モデルにあたり、全面的な性能向上を果たしたという点は注目したいポイント。なんとサーキットでのベストラップは0.8%、5ラップ平均で1ラップあたり1.5%短縮されており、ライフ性能も60%の向上をみせたという。TT900GPのファンにとっては見逃せないモデルだといえる。

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スポーツバイアス「TT900GP」は1995年発売。レースでも活用されたハイグリップタイヤだが、後継たるQ-LITEは全面的な性能向上を果たした。

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全ての性能がTT900GPから向上しているが、特に注目したいのがライフ。タイヤの交換サイクルに直結する、コスト面での優秀さが光る。

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優れたグリップ性からラップタイムも短縮。ライフ性能は60%もの向上をみせた。

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特徴的なロンググレーブのパターンでグリップを確かにしつつ、角度を最適に設計することでロングライフを実現している。

※図版:DUNLOP

耐久レースで気になるライフに注目!ライダーインプレッション

そんな理想的なキャラクターを持つQ-LITEだが、実際の使用感はどうなのだろうか。そこでスズキGSX-R125にQ-LITEを装備し、耐久レースに挑戦しているライダーにインプレッションを確認してみた。サーキットコースではフルスピードを維持し、公道では考えられないハードブレーキングやトラクションにより、タイヤには非常に高い負荷がかかる。そのうえ、ライダーの交代や給油のためのピットインのほか、ほとんど走りっぱなしとなるのが耐久レース。タイヤの高い性能がなければ、熱による劣化ですぐにダメになってしまい、転倒により完走することも困難となるのだ。

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WebikeチームがGSX-R125で参戦する「ミニろく」。初心者も多数参加する、ミニバイクでの6時間耐久レースだ。今回は真夏の筑波2000コースという、ミニバイク、そしてタイヤにとっては最も厳しいといえるシチュエーションのインプレ。

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疲労やトラブルから転倒するライダーも。サーキットの路面は公道よりも荒くグリップするため、タイヤへの摩擦熱によるダメージも大きい。ツーリングタイヤではスリップの危険も高い。

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途中では豪雨も降り、期せずしてレインコンディションも発生! あらゆるシチュエーションに適合するハズのQ-LITEだが、ライダーの緊張感は大きい。

中級ライダーインプレ「ハーフウェットでも安心感が高い」

今回コメントを貰ったのは、「Webike」初心者レースチームの中でも、サーキット走行経験がある中級選手。GSX-R125のメンテナンスの指揮を務めるなど、マシンコンディションには細心の注意を払っている。そんな選手にとっては、もちろんタイヤの挙動はとても気になるところだ。

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マシンのメンテ指揮やタイヤ交換も手掛けるライダーにとって、Q-LITEはどう感じられるのだろうか。

今回のミニろくでは筑波サーキットでの耐久レースとなりました。
全長約2,000mの大きなサーキットのため、スピードレンジが上がります。
これまでのカートコース戦、ショートコース戦と比較するとタイヤへの負荷も大きくなります。

【グリップ・タイヤ剛性について】
グリップ力に関しては滑ったり、すっぽ抜けることはありませんでした。
8月末ということもあり、最高気温33度、路面温度50度とライダーにもタイヤにも厳しい条件でした。
そんな中でもQ-LITEはタレて大きく乗り味が変わることはありませんでした。(厳密にいえば摩耗していくので乗り味が変わらないということはありませんが)
これまでのコースと比較して、路面μ(ミュー)の高い筑波サーキットですが、グリップしすぎて減速してしまうこともなく、サラっと走り抜けることができました。

タイヤ剛性に関してはバイアスタイヤ、小排気量のバイクということもあり、不満に感じることがありませんでした。
タイヤを組んだ感触としては、やや硬めのラジアルタイヤかと錯覚するほどの感触。

総評すると、ラジアルタイヤに近いバイアスタイヤといった印象です。

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Q-LITEは組付け時にも、ラジアルに近い柔らかなフィーリングでストレスがなかった。

【ウェットグリップについて】
レース後半、私のスティント中にゲリラ豪雨に見舞われました。
他のハイグリップタイヤを履いているライダーはペースダウン。
私も様子を見ながら走行していましたが、比較的他のバイクより早いペースで走行できました。
Q-LITEは公道での走行を想定しており、高い排水性能を持つことから高いウェットグリップを感じることができました。

【耐久性について】
グリップ力も大きく変わらず、ライフも長いタイヤです。
サーキット向けのハイグリップタイヤ装着チームでは筑波戦1戦の6時間でタイヤ交換が必要となる摩耗具合でした。

Q-LITEはというと、まだまだ走行できるほどの摩耗具合でした。
今回は新品タイヤを投入しましたが、次戦のカートコース戦では筑波6時間走行したタイヤで挑むことが出来そうです。

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走行前のフロントタイヤ。深く、角度のついたトレッドで排水性も良好だった。

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こちらが走行後のフロントタイヤ。タイヤカスがついているが、トレッドはまだまだ深く、表面も荒れは少ない。

【切り返し】
TT900GPと比較するとプロファイルがなだらかで、不安なくバンクさせていくことができます。
富士スピードウェイのカートコースなどの細かい切り返しの多いコースなどではプロファイルの尖ったタイヤの方が軽快に切り返すことができます。
初心者チームとしては軽快さより安心感を重視しているため、Q-LITEのようなタイヤがピッタリです。

筑波というGSX-R125にとっては大きなサーキットのため、減速しすぎずコーナリングスピード重視で走行しました。
ダンロップコーナーからアジアコーナーにかけて右、左と切り返しがあります。
速度域も高いこともあり、切り返しが「よっこいしょ」となるように感じることがありましたが、特段大きな問題ではありませんでした。

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走行前のリアタイヤ。尖り気味のプロファイルで軽快な切り替えしが可能だった。

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走行後のリアタイヤ。驚くほど荒れが少なく、劣化は見えない。実際に、次回のレースにもこのタイヤで参戦したほど!

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拡大すると表面の荒れは見えるが、サイドまで偏摩耗なく均一だ。間違いないライフ性能を見せつける結果となった。

初心者ライダーインプレ「クイックに、思った通りの操作感でバイクを操れる」

また、初心者ライダーからはコントローラビリティの高さに感動の声が上がった。寝かし込みのクイックさでイメージ通りのコーナリングを実現できたQ-LITEだが、その要因は最適なプロファイルと、安心できるグリップ感にあるといえる。

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サーキット走行経験ゼロからスタートした初心者ライダーも、何度かの参戦を経て深いバンクで攻められるようになった。

サーキット初心者・両手で数えるほどしか走行経験のない自分がQ-LITEを履いたバイクに乗ってみての感想ですが、クイックに軽快に曲がってくれて自分の思ったラインで走れることに驚きでした。
普段乗っているバイクのタイヤとの比較になりますが、中型バイクに大型バイククラスのタイヤを履いてるせいもあるのですが、なかなか自分の思った通り寝かしこめない・曲がってくれませんでした。

ところが、Q-LITEはそんなことなく、クイックに自分の思った通りの操作感でバイクを操ることが出来ました。また、今乗っているバイクがバイアスタイヤだということを忘れる位安心して寝かしこめて不安感は一切ありませんでした。
初めてサーキットを走る方や、練習走行で高級タイヤを消耗したくないとお考えの方にはもってこいのタイヤなのではないかと思います。

耐久レースやいっぱい練習したいライダーにはかなりおススメ! ライフの長さが魅力

最後に、中級ライダーからのインプレッションのまとめを伝えたい。

ライダーの技量にもよりますが、初心者から中級者までは楽しく走行できるタイヤとなっています。
スプリントレースや、ラップタイムの向上を目指すライダーではなく、耐久レースやいっぱい練習したいライダーにはかなりおススメです。
今回はGSX-R125での走行でしたが、ダンロップホームページ上では250ccの画像やラップタイムの比較が行われています。
メーカーが想定しているのは250ccクラスのバイクのためR125では性能を持て余しているのではないかと感じています。

公道においてもこのグリップとウェット性能があるのであれば、125cc~250ccでワインディングやスポーツライディングを満喫できるのではないかと感じました。

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Webikeチームはこの後Q-LITEでシーズンすべてを走り切り、無事参戦を終えることができた。過酷だが楽しい耐久レースは、スポーツ志向のライダーにはぜひ体験してほしいもの。

過酷な耐久レースでも、しっかりと性能を発揮したダンロップ「SPORTMAX Q-LITE」。サーキットほど過酷ではない公道なら、申し分のないライディングを楽しめるはずだ。適合車種は今回レースに参加したスズキ「GSX-R125」はもちろん、「GSX-250R」やヤマハ「YZF-R125/15」「YZF-R25/3」、ホンダ「CBR250RR」、カワサキ「Ninja250」など、中~小排気量のスポーツマシンに幅広い。スポーツマシンオーナーには、ぜひ一度試してもらいたいハイスペックなバイアスタイヤといえるだろう。これを機にサーキットデビューというのも悪くない。

※本記事は㈱ダンロップタイヤからSPORTMAX Q-LITEを無償提供いただき、制作しています。

SPORTMAX Q-LITE サイズラインナップ

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Front Rear
17インチ 100/80-17M/C 52H 17インチ 130/70-17M/C 62H
17インチ 110/70-17M/C 54H 17インチ 140/70-17M/C 66H
17インチ 70/90-17M/C 38S 17インチ 70/90-17M/C 38S
17インチ 80/90-17M/C 50S 17インチ 80/90-17M/C 50S
17インチ 90/80-17M/C 46S 17インチ 90/80-17M/C 46S


SPORTMAX Q-LITE プロモーションムービー
https://www.youtube.com/watch?v=HcM9BTEXBdE&t=113s

ダンロップ「SPORTMAX Q-LITE」を耐久レースで使い込み!レインも試したライダー達のインプレッション ギャラリーへ (20枚)

情報提供元 [ DUNLOP ]

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コメント一覧
  1. かんま より:

    熱が入ったあとの後日のインプレや繰返し使用で特性の変化などのインプレも期待してます。

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