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手軽な原付からプレミアムな大型車まで、すべてのバイクユーザーにとって他人事ではない盗難問題。警察庁がまとめた犯罪統計によれば、令和4年1~12月に全国の警察が認知したバイクの盗難件数は8000台あまりで、平均して1日あたり22台が被害に遭遇していることになる。
昨今は乗り回して放置する単純な盗難に代わり、組織化が進み検挙率が18.4%と低下しているのも大きな問題だ。
新聞等のニュースで自動車盗難が話題に上ることがあるが、同じく警察庁まとめの自動車盗難件数に対する検挙率は45,6%と、パーセンテージだけで判断すればバイクの方が取り戻すのが難しいのが現実だ。

盗難対策グッズは複数のアイテムを併用するのが必須

大切な愛車を盗難被害から守るには、自宅でも出先でも複数のロックや盗難対策グッズを使用することが重要。自宅であれば車体カバーをかぶせて強固なロックを取り付け、大きなアラーム音を発するセキュリティを併用するのも有効。
一方、出先でもハンドルロックは当然ながらチェーンロックを併用して、防犯対策をしていることが他人の目に触れるようにすることが被害を未然に防ぐために役立つ。
複数のカギがあれば、それらを破壊するために時間を要することになり、できるだけ短時間で車両を持ち去りたい窃盗団にとって心理的な負荷になるのは間違いない。
ただ先述の通り組織化が進む中、強力な盗難対策グッズを短時間で破壊できる道具を用意されると、必ずしも万全とは言い切れない。

POLARISS.NETが実現する最新鋭盗難対策技術とは?

盗難対策用のロックを窃盗団の攻防戦はまさにいたちごっこの様相だが、そうした物理的グッズとは別の視点から開発されたのが、株式会社OWL-TY社製の「POLARISS.NET(ポラリス)」である。
日本の京セラが製造した端末を使用するPOLARISS.NETは

1.自車位置をGPSで観測する
2.GPSで観測した位置情報を大手キャリアの通信網を利用してユーザーに知らせる
3.位置情報をスマートフォンのLINEで確認できる

のが大きな特徴。

1,については、自車情報をGPSで観測する技術はカーナビやドライブレコーダーにも搭載されており、特に目新しいものではない。また子供や年輩者の見守りサービスでも利用されており、GPSトラッカーと呼ばれる製品の中には安価なものもある。
とはいえ位置情報の精度を上げるには複数の衛星測位システムを活用することが有効で、POLARISS.NETはGPS、みちびき、GLONASSという3種類の信号を同時受信して常に正確な位置情報を把握するとともに、走行するバイクの移動軌跡を逃さず捕捉できる。

2.については、POLARISS.NETは名刺程度のコンパクトな端末にSIMを搭載してNTTドコモの通信網を使って位置情報を送るため、携帯電話の電波が届くエリアであれば愛車がどこにあってもユーザー自身が居場所を把握できる。
GPSトラッカーでBluetoothを使用するものに関しては、トラッカーと携帯端末の距離が一定以上になると位置情報が掴めなくなる場合がある。また、セキュリティ企業が運用している見守りや位置情報追跡サービスについては、位置情報の知りたい場合は企業に依頼しなければならないものもある。
それらに対して、全国津々浦々どこでも安定のNTT通信網を使用し、いつでもユーザー自らが位置情報を知ることができるのがPOLARISS.NETの強みといえる。

3.については、スマートフォンユーザーに多くが利用しているLINE上で操作できるのが注目ポイントだ。こうしたシステムでは専用のアプリケーションによって操作するものも少なくないが、動作状況を確認するためにスマホの中から毎回アプリを探すのがストレスに感じることもある。POLARISS.NETは、バイクや自動車の位置管理に最適化された自社開発のソフトウェアを利用頻度の高いLINEの中に収めることで、誰もが瞬時に迷わず使える優れたユーザビリティを実現している。

 

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京セラが製造するPOLARISSの本体サイズは約83×49×13.8mmとコンパクトで、シート下やテールカウル内、サイドカバー内側などちょっとしたスペースに収納できる。内部に1500mAhのバッテリーを内蔵するため、電源をつながなくても単体で作動する。一般的な使用条件であれば、無充電で1ヶ月以上使用できる。本体価格1万5000円(税抜)、月額利用料1980円(税抜)で、POLARISS.NET(https://www.thingsline.co.jp)から購入できる。

 

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GPSで獲得した位置情報をユーザーのスマートフォンに送るための通信用SIMは日本向けに最適化したSORACOM社製グローバルSIMを採用。盗難車両は人気の少ない場所や、海外輸出のため港湾地区に隠されることもあるため、人口の少ない場所でも安定した通信品質が確保されているNTTドコモ4GLTEの通信網を使用する。

 

IoTテクノロジーでバイクとユーザーがつながるとどうなる?

POLARISS端末はシート下やテールカウル内部、サイドカバー内側やカウルの裏側など、窃盗団にできるだけ見つかりづらい場所に設置することが重要だ。電源は端末自体に内蔵されたバッテリーで稼働し、無充電で1か月以上使用できる。
そのためユーザー自身でも取り外しが面倒だと感じる場所に置く方が、窃盗団にとってもPOLARISS搭載車は面倒だというイメージを与えることができる。
ところで、POLARISS.NETを形容する「IoTテクノロジーを活用した盗難対策グッズ」というフレーズで、IoTって何?と疑問を抱く人もいるかもしれない。
IoTとはInternet of Thingsの略称で、インターネットを通じてさまざまなものと情報交換できる技術を指す。具体的にはAIを搭載したスマートスピーカーや外出先から操作できるエアコン、庫内の肉や野菜の量が画像で見られる冷蔵庫などはIoT家電に該当する。
POLARISS.NETもドコモの通信網を使用して自分のスマホに位置情報を送る無線通信機能が搭載されているため、IoT盗難対策グッズということができる。
破壊されてしまったら最後だった従来の盗難対策グッズに対して、盗難後も愛車の現在地や移動の軌跡を知ることができるのはIoTテクノロジーの恩恵と言えるだろう。
無論、そうした災難が自分の身に降りかかって欲しくないのは言うまでもないが。

 

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面倒な配線作業は不要で車両のバッテリー放電を気にすることなく、シート下部や車載工具トレイなどどこにでも収まるのがスタンドアローンタイプ(独立型)のメリット。ゴムグロメット固定のサイドカバーなど、簡単に外せる部分に設置するとPOLARISS端末自体が外されるリスクがあるので、見つかりづらい場所に隠しておく方が安全。

不正な動きがあったと同時に通知が届くため素早く初期対応ができる

バイクに搭載したPOLARISS端末と自分のスマホがつながることで、発生した異常を即座に把握できるのは先に説明したとおり。では具体的にスマホをどのように設定し、どう通知されるのか。
初期設定で不正移動距離を「ジオフェンスサイズ」、移動通知を行う回数をセットしておけば、自宅や出先で愛車がジオフェンス外に移動されたと同時にLINEに通知が届く。
チェーンロックやU字ロック、イモビライザーといった既存の盗難対策グッズは、何らかの手段で移動されてしまった場合、バイクを置いた場所まで行かないと被害に気づくことができない。盗難直後に気づけば対応できる可能性もあるが、時間が空けば検挙率20%以下という数字が物語るとおり発見の可能性は急激に低下する。
だがPOLARISS.NETがあれば、乗り逃げであってもトラックやトランスポーターに積まれたとしても、ジオフェンス外に移動すると同時に通知が来るので素早く対応できる。
同時に移動経路はGPSで捕捉されLINE上の地図に表示されるので運ばれた先も分かり、警察に通報する際にも有力な情報になる。
ただしPOLARISS本体が見つかって取り外されてしまうと追跡もできないので、簡単に見つからない、取り外しづらい場所に設置することがカギとなる。

 

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POLARISS.NETはスマートフォンのLINE上で操作できる手軽さが魅力。POLARISS.NET WEB上でジオフェンスサイズや通知回数などの監視条件を設定するだけで使用できる。ジオフェンスとは、バイクを停車した位置からアラームを発するまでの移動距離のこと。設定した以上の移動を検知するとスマホに通知される。

 

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監視開始と監視解除は任意で設定できる。監視を解除しても移動経路はGoogleMap上に記録されるので、ツーリングの記録を残すこともできる。またPOLARISS端末内部に温湿度計が搭載されているので、車両がガレージ保管ならガレージ内のコンディションも分かる。

 

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「気がついたら盗難されていた」という場合、愛車がどこに運び去られたかなどまったく見当がつかないことがほとんどだ。だがPOLARISS端末を搭載していれば、移動状況は地図上で詳細に分かる。分解目的でも海外輸出目的でも、乗り回し以外で窃盗する場合は決まったヤードまで運ぶことが多い。また盗み出した場所から遠くないところに一定時間放置して、持ち主がやって来ないことを確認した上でアジトに運ぶこともある。車体内部に隠したPOLARISS端末が見つかる前に移動経路や行き先を突き止められれば、警察に通報する際に有力な情報になる。

 

POLARISS本体は買い切りで月額利用料金が必要

POLARISS端末は本体内部に充電式バッテリーを搭載し、車体から給電することなく使えるスタンドアローンタイプなので、ツーリングや外出先に応じて複数をバイクを使い分けているライダーも一個のPOLARISS端末を使い回すことができる。
気になる価格だが、POLARISS端末はユーザーの買い取りで1万5000円(税別)。位置追跡サービスの中には端末代金をリースで支払う例もあるが、車体の盗難と同時に端末も盗まれた際に弁償しなくてはならないこともある。これはでユーザーにとって泣きっ面に蜂となるため、サービス利用と同時に端末代金の支払いが終了する買い取り制度を採用している。
また、車体カバーやチェーンロックなど既存の盗難対策グッズはすべて買い切りであるのに対して、NTTのネットワークを使って通信を行うPOLARISS.NETには端末代金とは別に一ヶ月あたり1980円(税別)の利用料金がかかる。
現在の機能は盗難対策に特化したものだが、今後アップデート予定であるユーザー間の相互監視機能をはじめとしたフルサービスを恒久的に利用できることを考えれば、高額車両やカスタム車両などこだわり度の高いバイクを所有しているライダーにとって、支払う価値のある費用と言えるだろう。

 

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いかにもバイクの部品らしくデザインされた、オプションのダミーケース。POLARISS端末を収納してビスやボルトで固定すれば、簡単には取り出せなくなる。窃盗団からすれば、バイクを動かす前にPOLARISS端末を取り外せばアシがつかないが、工具を使わないと外せないとなるとハードルが高くなる。このケースデザインはサンプルで、実際に販売されるケースはこれとは異なる色や形状になる予定だ。

 

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ダミーケースと合わせてオプションで用意されている電源コード。POLARISS端末内部のバッテリーも1ヶ月は充電不要だが、例えばフルカウルモデルのガソリンタンク裏側など、オーナー自身も簡単には取り外せないような場所に設置した際には常時給電の方が安心できる。バッテリー直結で配線しても、POLARISS本体内部にバッテリーモニターがあるので、充電状態が良好な間は車体側のバッテリーを消費しない。

 

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画像で分かりやすいようシート下に設置したが、ダミーケースに入れてボルト留めすれば、カモフラージュ効果は抜群。車体のどこかにPOLARISS端末が付いているかもしれない、というだけでも盗難抑止効果となるだろう。

 

既存の盗難防止グッズと併用することで盗難対策効果がさらにアップ

ハンドルロックやチェーンロックなどをアナログ仕様とすれば、POLARISS端末を活用した盗難対策は今日的なデジタル仕様である。とはいえPOLARISS.NETを誰の目に触れる位置に設置したのでは意味がないの同じように、アナログには視覚的、物理的抑止力というメリットがある。
冒頭で述べたように、年間で盗難される8000台のうち18.4%しか検挙されないのが現実ならば、ユーザーとしては複数の対策を講じて愛車を守るしかない。その点では、アナログかデジタルかの二者択一ではなく、両者を組み合わせた対策を行うのがベストだろう。
IoTを活用した盗難対策グッズはこれまでにない斬新な発想で、すぐさま理解できない人もいるかもしれない。だが最先端を走るPOLARISS.NETのポテンシャルの高さは、やがて多くのユーザーに認められるようになるはずだ。

 

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バイク用POLARISS.NETの総代理店となるビーズガレージ代表の湯浅泰司さん。20年あまりにわたって会員制レンタルガレージを運営する中で、外出先での盗難を恐れてガレージから走りに出かけなくなるユーザーの声を聴き、安心して愛車を遠隔監視できるPOLARISS.NETを取り扱うようになった。現在は車体の不正移動を検知、通報するシステムだが、今後エンジンコントロールユニットと連動したエンジン遠隔制御も含めた「POLARISS+(ポラリス・プリュス)」の発表も予定している。

 

購入は公式サイトから

POLARISS.NEThttps://www.thingsline.co.jp

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