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バイクのカスタムはいろいろありますが、ちょっとした変化が大きなイメージの違いになるパーツの筆頭が「シート」!!。意外とバイクの外見のなかで、シートが占める面積って大きいものです。
しかしシートのカスタムは、ボルトオンで簡単に交換というものばかりではなく、専門のシートレザーショップもあるほど。気軽に手を出せないと思っている人も多いかもしれません。
ところが今回紹介する「MOTO HACK」では、DIYで「鋲打ちシート」を作った「ファーマー」さんのカスタムをご紹介。Webikeでも扱っているパーツを組み合わせ、W800の純正シートに旧車風のスタイルを実現しました!
鋲(びょう)打ちシートとは、1974年発売の「CB400FOUR」や「モンキー50」などに採用されていたスタイルで、シートレザーの固定やデコレーションのために金属リベットを打ち込んだシートのこと。タックロールシートなどのカスタムシートでもよく使われます。しかし現行車で純正採用しているモデルはなくとってもクラシカル。真っ黒なレザーの中でシルバーのリベットが光るのも、アクセントとしてカッコイイ! ただ、一般的にはリベットを打ち込むためには専用工具「リベッター」を使うなどいろいろ大変。だから現行モデルでは採用されていないのかも……。
ところがデイトナが販売するリベットセットは、下穴をあけてリベットを通し、反対側をワッシャで固定するだけで簡単に取り付け完了。特殊な工具は必要なしで旧車風なスタイルを実現できる優れもの(もちろん、シートを外す必要はあります)。ファーマーさんはこれに加えてシートベルトも装着。こちらもタンデム用として旧車では一般的だった装備ながら、現在はグラブバーなどが採用されていることが多く、ベルトは多くの車種で未装備。ネオレトロで鳴らす現行W800にもなし。でも、旧車スタイルにはやっぱりベルトがあると違いますよね!
そんなリベットとベルトは合計しても5000円以下のプライス。取り付けを自分でやるのには多少手間がかかりますが、手軽なワンポイントカスタムで本格クラシックスタイルを楽しめるのは最高です!
純正シートをカスタムしてみた。
2022年8月27日 ファーマーさんの整備日記より
作業工程1
W800ファイナルエディションの純正シートをカスタム。
タンデムベルトと鋲(びょう)を組んでみました。
本当はタックロールタイプだと、もっと良かったと思いますが、自己満足と言う事で・・・
エムテック中京製シートベルト。
取付け長430mm
デイトナ リベットセット。
主なカスタムは、今回のタンデムベルトと鋲。
既に、タンデムグリップ、ワイバンフルエキ、純正カフェスタイルカウル、ルーカス風テールランプ、アップハンドル、バックステップ、オイルクーラーが組み付け済。
方向性が見えませんね。
自分的にはツーリングスペシャルなんですが、一体どこに向かっているのでしょうか。
今回の「MotoHack」では「ファーマーさん」の「純正シートをカスタムしてみた。」を紹介しました。レポートをありがとうございます!
これからもこのコーナーでは、Webikeユーザーの皆さんの、ちょっと便利なアイデアやグッズをどんどん紹介していきます。次回もお楽しみに!
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