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「悪魔のようなグリップ」を実現しながらもフレンドリー
昨年、これまでと設計思想が異なるニュータイヤとしてディアブロ・ロッソⅣ(クワトロ)が新発売。そして今年は、さらにドライグリップがすぐれるロッソⅣ・コルサがデビューした。
乗り心地はしっとりしていて、ロッソⅣよりソフト。車体を寝かせていくと、ロッソⅣ以上に安心できる接地感と粘りがある。ハイグリップ系だがソリッドすぎるフィーリングは皆無で、ブレーキングからの倒し込みはナチュラル。素直にリーンし、変に寝すぎることも起きようとする感じもない。
公道用最上位のスーパーコルサSPV3ほどの難しさはなく、フロントとリヤセンターのフルシリカコンパウンドなどで低温やウェットのことも考えられているが、一方でロッソⅣよりもハイグリップで乗り心地も良好。公道からサーキットまで、アクティブにバイクを操りたいライダー向きだ!
WSBKを体感できるタイヤプロファイル
コーナリングがさらにアグレッシブに
最も重視されたのは強烈なドライグリップ
前後ともにデュアルコンパウンド
フロントのハードセンターコンパウンド部は、ロッソⅣの33%に対して45%と面積拡大。リヤも全サイズ3分割構造で、フルカーボンのベースラバー(図の橙)で熱安定性と接地感を高める。
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